インドというと日本で言う初夏の頃にいつもニュースで見る、
最高気温が47度
とか
熱波で数百人が死んだ
なんていうイメージしかなかった。(^_^;
しかし、いざ、自分がインドに赴任することになり、いろいろ情報を集めるとデリー周辺の北インドは夏は確かに暑いけど冬は冬でけっこう寒いらしいことがわかった。
駐在経験者に話を聞くと最低気温がヒト桁になることはそう多くはないけど珍しくもないよ、とのことだった。
だから冬物の衣類は必要だが少しで十分だろうと判断した。そして本気仕様の防寒グッズは不要とも考えた。。。
実際、ビジネススーツはサマースーツしか持って来なかった。(苦笑)
8月1日付けでインドに赴任し、居住地区はデリー郊外のグルガオン(グルグラム)という街。
生きていく上でさほどの不便は感じない・・・・・と言うよりは、まったく不自由しない。あえて言うならば大気汚染が聞いていたとおり、かなりひどいことを除けば、である。
日本が本格的に秋を迎え冬の足音が近づいてきた11月頃はまだ朝の最低気温こそ15、6℃くらいまで下がるようになったが日中は20℃を超え、陽射しがある昼間は短パン、半袖シャツで出歩いていたくらいだ。
だが12月に入った頃から急激に寒くなり、日中の最高気温が20℃を下回る日が増え、朝の最低気温も10℃ちかくまで下がるようになった。
そして中旬を過ぎるとさらにもう一段寒くなり、朝はヒト桁まで気温が下がり、日中も20℃どころか曇っている日は13℃とか15℃程度までしか上がらなくなった。
例年よりも寒いという話も聞くが、その分があるにしてもオイラが想定していた以上の寒さである。
年の瀬を迎え、朝はいよいよヒト桁台の前半まで気温が下がるようになった。
アパートの室内が大理石貼りのせいで余計に寒く感じる。同僚の住む家には暖房器具がないところも多く、そうしたところに住んでいる連中はホットカーペットやこたつを日本から持ってきたり、インドでオイルヒーターを買って何とか過ごしているようだ。
オイラのアパートは幸いにしてエアコンなので一応、暖房機能もある。ただし、きめ細かい設定などは出来ず、ガーっと暖かい風が凄い勢いで出ていたかと思うとある時、突然ぴたりととまり、しばらくはうんともすんとも言わない。(爆)
部屋全体を万遍なく温めるなど到底不可能だ。
それでも無いよりはマシであり、多少は温かい。
仕事がある日は朝家を出て夜帰宅したら一杯飲んで寝てしまうパターンなのであまり気にならないが休日は家に居るとしんしんと足下から冷えてくる。
床が大理石なので素足などはもってのほかであり、オイラはクロックスもどきのサンダルを室内では履いている。
だが靴下をきちんと穿いていないとかなり冷える。
先日の夜、一杯飲んでいるときに身体はお酒の影響もあり寒くはないのだが足首周りがどうにも寒かった。
あ、ちなみにオイラは今の所は殆どエアコンの暖房は使って居ない。
足首を温めるのにいい手はないかなと考えていたら、日本からシュラフを一式持ってきていることを思い出した。使う目的で持ってきたわけではないが日本に置いてはいけないし、処分する気も無かったため持ってきたのだ。
そうだ、その中にテントシューズがあったはずだ。v(∩_∩)
テントシューズというのは冬山登山の際、テントの中では登山靴を脱ぐがそのままでは足が凍えてしまうため、それを防ぐために履く、足用のシュラフだと思ってくれれば間違い無い。
早速探してみたところ、有った。v(∩_∩)
写真がブレブレなのは寒さで震えているから・・・とでもしておいてもらおう。(´ー`)┌フッ
室内で足下が寒い日はこれを使おう。
さすがにテントシューズの上からサンダルは履けないのでそのまま歩くのだがまあ、もともとテントシューズとはいえ多少は足うらが補強されているので大理石のうえを歩く程度ならすり切れることもないだろうし、インドですり切れるほど使い込んでやればこいつも本望のはずだ。(爆)
しかし、寒さとは裏腹に今が一番食材が豊富な時期でもあるらしい。先日書いたようにイチゴが売っていたし、トウモロコシはまさに今が食べ頃と言わんばかりに実が詰まっている。
もっとも、寒いのは北インドだけで南部は適度な気温でまさに収穫の時期なのかも知れない。
比較的行く頻度の高い(と言っても呑み会や出張者のアテンドが無い限りは一人では殆ど行かないが。)日本食屋が2軒有るのだが、そのうちの一軒で麺類のメニューが充実していることを知り、試しにつけ麺を食べてみた。
醤油系の付け汁。初めから割りスープが一緒に出てきたのはちょっと驚いたが、味は良い。v(∩_∩)
言うならば、大勝軒路線の味である。ホントは魚介系の濃厚どろどろ路線が好きなのだがこれはこれで悪くない。
これなら年末年始の間に何度か行っても良いかもね。おそらく日本食屋さんならばお正月っぽいメニューもきっと出してくれるはずだ。v(∩_∩)