希薄な季節感と最凶、最悪の日々??? | 木馬の四方山ばなし

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8月1日付けでインドに駐在員として赴任した。

赴任時はいわゆる雨季であり、時折スコールのような雨が降り、気温は40度オーバーとなるミッドサマーほど高くはないが30度台の後半。そして当然ながら湿度は90%前後はあった。

そう、日本の夏の一番暑い時期とほぼ同じだ。

赴任が8月1日だったので日本もインドも同じような暑さだと思ったものだ。

 

しかし、その暑さが9月いっぱいは続くのが違うところ。(苦笑)

だが10月に入った頃からは朝晩の気温は30度を切り、25度を下回り、という感じで日中の最高気温こそ、30度オーバーだが少しだけ季節の変化?も感じる。

そして10月中旬を過ぎると目に見えて湿度が下がり、11月も半ばになった今では、湿度は上がっても60%程度だ。これがいわゆる乾季という物なのだろう。。。

日陰に居る限りは気温が30度近くても涼しく感じるのだ。

ここ数日は最高気温も30度を下回るようになってきた。v(∩_∩)

 

そしてわずかではあるが季節の移ろいをスーパーに売っている食材にも感じる事が出来る。

 

8月、9月は

ドラゴンフルーツはあったが、葉物野菜はかなり少なかった。

 

今は

日本と同じようなレタス、白菜がある。茄子も日本で見慣れたサイズが出てきた。

ゴーヤもここ最近かな。トウモロコシは10月に入った頃から出回り始めて最近は身がしっかり詰まった物が多くなり、かなり美味しい。v(∩_∩)

葉物野菜が出回るのは「秋」ならではのようだ。(苦笑)

 

ただし、良いことばかりではない。デワリと呼ばれるインドのお正月?が過ぎると急激に大気汚染がひどくなる。。。

 

すでに汚染がひどくなってから2週間ほど経つが多少は波がある中で最初の第一波はすごかった。

ネットで見て居るとデリー近郊は軒並みPM2.5とPM10の指数が999、すなわち測定不能領域に足を突っ込んでいた。(爆)

その時は合計5台の空気清浄機をフル稼働していてもリビングで400オーバー、きちんと閉め切れる寝室でさえ200程度だった。(^_^;

空気清浄機の警告シグナルもつきっぱなしである。(爆)

 

夜になっても真っ白。。。(^_^;

 

このときはテレビでニュースを見ていても、この話題で持ちきりだった。

室内でさえ安全ではないというテロップが常に画面の下に流れ、インド人の学校は数日に渡って休校になっていた。

なぜか日本人学校は休みにならなかったが学校には空気清浄機があるから、と言う理由だったらしい。。。(^_^;

その後、多少の波はあるが平均するとレベルが悪い日が続いている。

オイラは初めて大気汚染の季節を経験するので何もかもが驚きなのだが、すでに何年かインドに居る駐在員たちは口をそろえて、

 

ここまでひどいのは初めてだっ!!

 

という。

それって結構、話を盛っているんじゃねーの???と思って居たが、ニュースでもここまでひどいのは30数年ぶりだとか言っている。(^_^;

 

そして15日の金曜日は今までで最強、最恐、最凶、最悪だったかも知れない。(苦笑)

 

朝起きたら寝室は200オーバーで屋外の測定値こそ、800台だがとにかく視界が白い。(爆)

これは決して霧ではない。陽が高く昇ってもそのままなのだ。(^_^;

それにしても疑問なのがこの大気汚染の原因だ。

野焼きが一番の原因だという。

そして寒くなると貧困層がタイヤを燃やしたりという感じでありとあらゆる物を燃やして暖を取るので汚染がひどくなると聞く。もちろん工場などが垂れ流す排煙もあるだろう。

さらにはデリー近郊は建築物の汚染物質?粉塵?がひどいからだという人も居る。

確かに建築物に関しては、建造中なのか、解体中なのか判断できないくらいの埃っぽさではある。(爆)

 

だが、それにしても野焼きならば一時的、あるいは周期的な物だろうし、物を燃やして暖をとるにはまだそれほど寒くはない。工場は一年中稼働している。

建築物にしたって町中どころか郊外にでて一面何もない野っ原でさえ、真っ白に覆うほどの汚染物質はいったいどこから来るのだろう???

 

北京だか上海だかのスポーツ大会の際に一時的に工場などをすべて操業停止にしたらかなり空が青くなったという話は聞いたことがあるが、それとてインドにはそのまま当てはまらない気がする。

 

謎である。。。。

 

 

 

だが実はそれ以上の謎がある。

 

上述のようにテレビニュースでは何十年の中で最悪の大気汚染レベルだとしきりに言うのだが、オイラ的には何十年も前からインドで汚染物質の測定をしていたとはとうてい思えないのだ。(爆)

日本でさえ、その昔の光化学スモッグにしても四日市ぜんそくにしても科学的な分析に基づく数値判断はあまり見たことがないし、あったとしても当時の技術レベルなので稚拙な物だけだ。

それを考えるとインドのニュースで言っているのはどう考えても信じがたい。(爆)

 

絶対にこいつら、話を盛っているだけだな。。。。(´ー`)┌フッ

 

2週間ほど前からそんな感じで急激に大気の状態が悪くなったのだが、なぜか昨日の土曜日の午後からはだいぶマシになってきた。

そして今日、日曜日に至っては、居住地区の屋外でも200を切り、空気清浄機をフル稼働している室内ではヒト桁~20前後くらいまで改善された。v(∩_∩)

 

理由は不明だが大歓迎である。

当然のことながらきれいな空気の中で生きていきたいと思うのが当然の生理的欲求なのだ。(´ー`)┌フッ

 

窓から見える風景もくっきりすっきりだ。v(∩_∩)

 

昼過ぎに徒歩で買い物に出てみたが実にさわやかな青空が広がっていた。

もちろん、屋外のPM2.5、PM10の指数は相対的に低いとは言え、健康を考えたら要注意ゾーンのレベルではあるが、真っ白い日々を数日過ごした身にとっては実に爽快な気分になるのだ。バキッ!!☆/(x_x)

 

昨日の時点の汚染予報?で日曜日は改善傾向なのはわかっていた。

だから久しぶりに屋外ですこしチャリを乗り回したいと思って居たのだが、自分で感じている以上に疲れがたまっていたようで、今朝は8時起床。夕べ少したくさん飲んだのもあり、すぐに活動する気になれず、軽い朝食のあとはダラダラと午前中を過ごしてしまったのだ。

それでも、駐在生活はどうしても運動不足になるため、お昼から室内で軽くちゃりザップ。

今日はロンドンの平地メインで軽く流した。(´ー`)┌フッ

 

そして夕方からMotoGP最終戦を見ながらかなり早めの晩酌だ。

スペインとの時差は4時間半。だからインドの午後3時半からMoto3が始まる。

早いと言えば早いが、どうせ飲んだくれたら夜も早く寝るのでちょうど良いのだ。

 

昨日、今日で肉じゃがのような物、鶏挽肉と玉ねぎの炒め物、などを作った。1週間くらいで食べきれる分は冷蔵室へ、それ以外は冷凍室へ投入だ。

冷蔵庫が背丈よりもでかく、冷凍庫も広々なので作り置きが効くメニューならばまとめて作った方が手間いらずなのだ。v(∩_∩)

 

今週も大気汚染のレベルが良いと良いなぁ。そして週末にあわせて改善してくれると週末に出歩く気になるんだけどなぁ。。。(爆)