今週は初のインド国内出張を経験した。
広大なインドだけあって取引先もあちこちにある。今回お邪魔したのはコルカタだ。昔はカルカッタと呼んでいた。
何でも英国統治時代の首都であり、英国指導の下に作られた街だそうだ。
インドの事業所での出張手続きが良くわからずおろおろしたが何とか準備完了。
木曜日の夕方の便でデリーからコルカタへ飛んだ。
チェックインとかはどうするのかと思いきや、航空会社からショートメッセージが届き、事前にオンラインで手続きをしてしまえばチケットを発券できる事がわかった。スマホで受け取って見せるだけで大丈夫とも書いてあったが、仲間の日本人駐在員がプリントアウトしておいた方が無難だというので大人しくしたがっておいた。(笑) やはりIT先進国だけあってその点は日本よりも普及している。 早めに空港に行っておいた方が良いと聞いたので3時半には空港に着いた。フライト時間は5時半なのでかなり余裕が有る。
だがインドは飛行機だけでなく鉄道、ショッピングモール、ホテルの位置口でさえセキュリティチェックが厳しい。当然ながら空港のチェックが一番厳しい。
手荷物は電子機器などはあらかじめトレイに出して、X線に通すのは日本と同じだが、ひとりひとりゲートを通過したあと、でっかいはえたたきみたいな探知機で全身をくまなくチェックされるのだ。(苦笑)
金属探知機の感度が高そうだなと思って居たら、案の定、脚に入っているチタンプレートが初めて反応した。(^_^; 手術だと言ってズボンの裾をたくし上げて傷跡を見せたらOKだったが。
今まではチタンなら大丈夫だと言われ日本の国内線では引っかかったことはなかったし、今回渡印する際の成田の出国でも引っかからなかった。(苦笑)
デリー空港の中は実に綺麗である。街中には汚い場所がそこら中にあるが、その光景からは想像できない位だ。
もっとも貧困層は飛行機には無縁だろうから当然と言えば当然である。
取りあえず空港内のモニターで搭乗ゲートの番号を確認し、早めに行ってパソコンを開き、仕事のメールを処理していた。
周りを見渡すといろんな人が居る。だが一番多いのは無遠慮に大声で電話をする人たちだ。 インド人はどうやら電話好きのようだ。中国人がまさにそういうイメージだが、負けず劣らずインド人も。。。(爆)
5時半フライトなので5時にボーディング開始のはずが15分過ぎてからようやくボーディングのアナウンス???
いや、様子がおかしい 立って待っていた人たちが一斉に座った・・・・ ディレイのようだ。。(^_^; そう思った矢先にショートメールで
17:50departure とか送信して来やがった。 遅延の理由は重大なインパクトの為とあるので何事かとギョッとしたが、説明を信用する限りではエアトラフィックと言うのでシリアスな事態ではない・・と信じたい。(^_^; だが、その時間すら余り信用していなかった。(爆)
案の定、実際の開始は17:38で着席が50分。そして離陸準備が整ってからも更に待たされて結局離陸したのはちょうど1時間遅れの6時半だった。(爆)
しかし、飛行機の中でも人間観察をしているとおもしろい。
すでに気づいていたがインド人って本当に自撮りが好きだよな。そしてなによりもインド人はうるさい。大声で話をするやつが多い。その点は中国人と同じか。。。
そしてようやく飛んだは良いが、機内が寒すぎだ。一応仕事なのでサマージャケットを着ていたがそれでも寒く感じるし、薄手のスラックスの膝やふくらはぎがつるんじゃないかと言うくらい冷えた。
上空に上がり、水平飛行に移ると機内食を配り始めた。
しかし、配りはじめてから30分以上たっても終わらない。(^_^; いや、1時間経ってもベジを頼んだ人は機内食を貰えてなかった。
オイラはノンベジをくれと言ったらその場ですぐくれたけど。
ちなみに通称「ベジ」と呼ばれるベジタリアンはかなり多い。解説本によるとカーストが高い人ほど厳格なベジタリアンが多いそうだ。
有料の機内食でまさに日清カップヌードル(チキン味)を頼んでいる人が結構居たけどね。あれはチキン風味であってチキンではないので良いのかな??(苦笑)
オイラがもらったのはノンベジフード。デニッシュのようなものの中にスパイシーなチキンソーセージが入っていた。
味は悪くないがスパイスがきついので少々胸焼けがする。(爆)
オイラは軽度の逆流性食道炎なので味の濃いものを食べたあとは必ず胸焼けがするのだ。
本来は19時半に到着する予定が結局20時半到着。
空港を出て先行していたローカルスタッフと取引先の方が待っている出口で合流できたのは21時だった。orz
そこから取引先の社用車?でホテルまで送ってもらった。
窓から眺めるコルカタの風景はかなりデリーとは違う。。 建物が英国風で小洒落ているのだ。
ただし古い町だけあってどこか寂れた感はつきまとう。。
そしてデリーではほとんど見かけないリキシャーがかなり居る。
ここで言うリキシャーとはまさに日本の人力車の事だ。
もとはといえば日本から人力車が伝わり、それがチャリで引っ張る形へ進化し、更に小型のオートバイと一体化したのがオートリキシャーだ。
ホテルまでの道すがら町並みなどを眺めているといろいろ違いがあっておもしろい。
1、クルマが綺麗である。
デリーやグルガオンでは我先に突っ込むのがもっとすごくてどのクルマも大抵はボディがボコボコだがコルカタのクルマはほとんど綺麗なままだ。せめぎ合いの中での引き際の潔さが良いようだ。(爆)
2、全体的な印象は昔の東京の下町みたいだ。
3、路線バスは運転席の後ろにスペアタイヤを乗せている。(ほとんど摩滅しているけど)
4、街が古いのと同様に道が古くて悪い。舗装してあってもかなり凸凹だ。
5、路面電車が走っている。
街並みの感じとあわせるとメルボルンを古くして汚くした感じと言ったら怒られてしまうかもしれないが、まさにそんな感じ。(爆)
6、イエローキャブがやたらと居る。
デリーよりは湿度が高く、雨も多いらしいのでその分、タクシーが多いのかもしれない。
7、でかい川があり、海も近い。
故に魚が美味しいし、他の料理も美味しいという話だ。実際に食べたものはすべて美味しかった。ただし、水気があるので仕方ないが蚊が多いようだ。(^_^;
ホテルに着くと結構な高級ホテルだった。v(∩_∩)
だが税込みで5000Rs程度。日本の感覚からするとだいぶ安い感じだ。
翌朝は8時半出発で取引先へ。
コルカタの市内の渋滞は半端ない。10kmも無い距離のはずが1時間かかった。(^_^;
でもその間、窓から街を眺めていると飽きない。。

今度は観光で来たいものである。
片道2時間なので土日で十分回れるはずだ。v(∩_∩)
結局9時半くらいに取引先へ到着し、いろいろと打ち合わせ。
おおむねうまく話がまとまったのは良いが、空港までの道も大渋滞だというので17時フライトの便だが2時には取引先をあとにした。少々慌ただしい。(^_^;
空港まで25km程度。。。
だが、確かに渋滞が半端ない。(^_^;
結局空港に着いたのは3時半を回っていた。。。
この渋滞は東京並みである。(爆)
幸い、帰りの便はほぼ定刻通りに飛び、定刻に着陸した。
自分のアパートに戻ったは午後9時。。だが翌日は休みと言うこともあり、12時過ぎまでまったりと晩酌をしたのは当然だ。
日本サイドはまたガタガタ言うかもしれないが、一応話はまとまったはずだ。
取引先のセールスマネージャーが3、4年後に日本に帰るならその時はうちに来てくれとスカウトしてくれた。まあ、リップサービスだとは思うが。。。(爆)
インド国内の飛行機移動の感じも大体わかった。。。残るは長距離電車だけだな。(´ー`)┌フッ