魔?改造・・・・ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

通勤用の盆栽キング号だが、以前からひとつ気に入らなかったことがある。

ロングタイプのリアフェンダーをつけて居たのだが、そのステーをキャリアと共締めにするのにステーが周辺と干渉するためにフェンダーの位置の自由度が少なく、タイヤとのクリアランスを十分にとれていなかったのだ。

今履かせているグラベルキングのスリックタイプ、32Cならば問題は無いのだが、なんちゃってシクロ遊びをするためのブロックタイヤを履かせるとおなじ32Cでもブロック高さの分だけクリアランスの余裕がなくなり、わずかにフェンダーにこすっていたのだ。

 

それにシクロ遊びをするならキャリアは外してから走りたいが、リアフェンダーはシートステーの股とチェーンステーの股でもねじ止めされているので外すのが面倒だ。

 

そこでフェンダーを2分割でつけることを思いついた。v(∩_∩)

 

前半分は今の物をそのまま使い、シートステーを通り越したあたりでカットする。

2点でねじ止めされているので固定は十分。ぐらつくこともないはずだ。

前側はタイヤとのクリアランスも十分あるのでシクロクロス用のタイヤサイズ(30~32C)のブロックタイヤなら干渉の心配は無い。

 

後ろ半分はMTB用に売っているシートステーに固定するタイプをつければ良い。

 

そう考えて良さそうな物を見つけて買ってみた。

盆栽キング号は左のシートステーの後ろ側をリアブレーキの油圧ホースが通っている。そして右の前側にはシフトケーブルがある。

盆栽キング号はシクロクロス用のフレームなのでリア用のシフトケーブルとブレーキホースはトップチューブの上を通り、シートクランプを回り込んでから左右それぞれでシートステーに沿ってリアアクスル周辺に配索するのだ。

ちなみにフロントシフトケーブルも同様にトップチューブ上を通り、シートチューブに沿って降りていく感じだ。

 

ブレーキホースに関してはフェンダーベース部品の干渉部分をU字型に加工して溝を作り、ホースを押しつぶさないようにした。

シフトケーブル側はシートステーとケーブルの間にベース部品のバンドを通せば大丈夫。もともと汚れやさび防止の目的でケーブルにはライナーチューブをかぶせてあるのでケーブルがバンドに擦れることもない。v(∩_∩)

 

そんなわけでつけてみた。

つけるに当たっては最初にリアキャリアの高さをマックスまで高くしてタイヤの・・・というかフェンダーとのスペースに余裕を持たせた。

フェンダーベースは取り付け位置がデフォルトではウマくあわなかったため、左右を入れ替えることで固定位置をずらしたところばっちり。

これで必要なときにリアキャリアをすぐに外せる。フェンダーから生えていたカッチョ悪いステーもなくなったのでフェンダーはそのままで走ってもいい。ブロックタイヤを履かせてもクリアランスは十分あるはずだ。

 

安物の樹脂のフェンダー故にねじれ癖がついていて何となくフェンダーがトルネって居るのはご愛敬だ。(爆)

さらに必要ならリアフェンダーの後ろ半分を簡単に外すこともできる。

フェンダーの前半分は外観上は目立たないし、デリケートなフロントディレイラー周りへの泥水を防いでくれるのでこちらは外す必要は無い。



最終的に各部のチェックをして、フェンダーをタイヤセンターに一致させようとセッティングしていて気づいた。。。。

 

んんんん???

タイヤが右に寄ってる????

 

いや、フレームセンターとは一致している。

良く見たらリアキャリアが左にオフセットして居るのだ。

落ち着いて見ればわかるのだが、リアアクスルの左右両端の位置が車体センター=タイヤセンターに対してシンメトリーではないのだ。

このチャリはディスクブレーキだから余計に左が張り出しているのだろう。。。

気にしないことにしよう。(´ー`)┌フッ

 

フェンダーステーがなくなったお陰でリアディレイラーガードをつけられるようになった。

これは今月末に船便でインドへ旅立つチャリだ。輸送中に一番心配なのはリアのディレイラー周りをぶつけられてゆがんでしまうことだが、ガードをつけた上できちんと梱包してもらえばまあ心配は無いだろう。。

 

これで準備万端。v(∩_∩)