イギリスのEU離脱のプロセスが混迷を極めている。
いや、何も決まってないのに離脱する、ハードブレグジットへ突入する可能性が極めて高いと言わざるを得ないだろう。
オイラは経済評論家でもなければ、政治家でもないし、民間シンクタンクの人間でもないから、ニュースで見聞きすることが知り得る全ての情報だし、その他もろもろの知見が豊富にあるわけではない。
だが、イギリスの議会は自分の国の未来をどうしたいのかというビジョンも無しにただ目先のことに反対ばかりしているように見える。
EUからは離脱するけどEUにいたときと同じ特権、利便性は確保したいというのが主張のようだがそんな虫のいい話はあり得ないだろう。
国家規模の話だとオイラのような庶民には何となくピンと来ないが、わかりやすく言うとこうなる。
クラブから離脱して、会員ではなくなってもクラブメンバーとしてのメリットは享受したいというのと同じだ。
あり得ない。。
そうとしか言いようがない。そしてこのまま何も決まらないまま強行離脱に踏み切れば、不利益を被るのはイギリスそのものである。あらゆるものに関税がかかり、通関手続きも必要となる。
ある記事を見るとイギリスの食物自給率は60%程度だそうだ。残りの40%のうちの大半をEUからの輸入に頼っているそうだ。まず自分たちが食べるもので困ることを想像できないのだろうか??
議会は提案無き反対ばかりをしているようだが、そのくせメイ首相は信任するというきわめて矛盾した状況に陥っている。
対案なき批判は何も生み出さない。
これは日本の国会にも当てはまるな。
野党がキャンキャン吠えるだけでは自民党の・・・・いや、安倍首相の暴走を誰もとめらないのと同じだ。
そうしているとどんどん政治不信になり、近視的なあめ玉政策をぶら下げる政治家の甘言にころっとだまされてしまう、馬鹿な民衆に成り下がるわけだ。
ヽ(´ー`)ノ ハア