めっきり涼しくなってきた。
そして最近、寝ている時に目やにがでることが多い。
べたべたする目やにではない。むしろ目やにと言うよりも砂などの異物が出てくる感じだ。
気候との関連は不明だが、恐らく日中に目に入った極細かい異物を身体が排出しようとしているのだろう。
目に疾患を抱えているときはたいていべたべたした目やにがでる。
例えば擦り傷が出来た場合などは、身体が保護のために粘っこい体液が分泌して傷口を保護し、修復しようとするのと同じだ。
だが、乾いていて、小さな砂粒のような目やにはやはり極小さな異物を身体が排出仕様とした結果だと思う。
ずいぶん昔のことだが、沖縄の海でウインドサーフィンをしたときのこと。沈して立ち泳ぎをしながらウォータースタートの用意をしているときに海底にいるウニを足の指先で蹴っ飛ばしてしまった。
指先にざっくりとウニのとげが刺さったのだ。(苦笑)
単純に引っ張り出そうとしても深く刺さった部分はそのまま残ってしまったため、メンタムと針を使って皮膚を切り開くようにして取ろうとしたが先端部分はけっこう深く刺さっていたため、取り切れなかった。
まあ、多少ズキズキはするが実害はないのでそのまま放置していたのだが、数ヶ月後に体圧に押し出されるようにとげが出てきたのには驚いた。
そんな感じで、人間の身体ってちゃんと自己防衛、自己修復する能力があるみたいだ。