昨今の流行言葉である。
ダイバーシティとは本来、多様性という意味を持つはずだが、政府が声高に喧伝する「女性活用」と混同されている場合が多々ある。女性活用も多様性の一部である。
まあ、それはそれとして今回は趣味の世界における多様性の話だ。
昨年の春にクロスバイクを買い、夏にロードバイクを買ってからはすっかりちゃりが楽しくなってしまった。
冬の間はスキー三昧だったが今年も春からは週末の度にちゃりを乗り回してきた。
かつてあれほど入れ込んで、全国各地のサーキットやモトクロス場を追いかけてレース写真を撮っていた情熱が今はほぼ全てがちゃりを乗り回すことに向かっている。(苦笑)
先日もてぎで開催されたMotoGPの日本グランプリ。
久しぶりに会うレース写真仲間がずいぶんいたが、中には
どうして自転車に乗るばっかりでレース写真を撮りに来ないの?
と半ば責める口調の友人もいた。
まあ、悪気があってのセリフではないことは分かっているのでそれをとがめる気は無いが、それこそ、趣味の多様性という認識を持って欲しいと思う。
例えば写真にしてもレースの他に風景やスナップ、ステージ、演劇、モデルとさまざまなものを撮る人もいる。
プロならば乞われれば撮らざるを得ないという場合もあるだろうが、アマチュアは自分自身が興味を持たなければ撮ることは無いわけだ。と言う事はいろんな事に興味を持つからこそ、被写体のバリエーションが増えるというわけだ。
被写体の多様性とでもいったところだろう。
ジャンルの違う趣味にいろいろ手を出すのも趣味の多様性と言うことになる。
オイラはもともといろんな事に興味を持ってきた。
一時期はウインドサーフィンに入れ込んだ時期もあるし、今も続けているスキーにしても行かなくなった時期もある。バイクだけはずっと続いているが、ツーリングに出かけたかと言われるとこの2年ほどはほとんど遠出していない。
ムラ、波も含めての多様性だと思っている。
写真は道具さえ揃ってしまえば撮ること自体はお金はかからない。だが、遠いところにあるサーキットまで遠征するとなると、交通費、宿泊費、食費、観戦チケット、さらにはプレスエリアで撮影出来る写真講座に入ればさらにお金がかかる。鈴鹿サーキットへ遠征すれば最低でも3、4万円。講座に入ればさらに数万円だ。
ラリー北海道に行くとなれば、それがさらに倍くらいの費用となる。
去年、今年のオイラは気持ちがちゃりに向かっていたため、ちゃりそのものや周辺グッズへの投資へお小遣いを振り分ける代わりに、撮影旅行は控えたと言う事だ。
ちゃり関連にけっこうなお金をかけてはいるが、それとてフルにレースを追いかけて春から秋まで使う費用に比べればそれほどのものではないのだ。
まあ、ちゃりへの投資はもう一段落した。工具もちゃりそのものももうひと通り揃った。撮影と同じく、近所を乗り回すだけならお金はほとんどかからない。
関東近県でのちゃりイベントに参加するくらいならへでもない。
そんな感じで、興味の対象というか、情熱の強弱に合わせて去年と今年はちゃりの方を向いてきた。
来春以降はどうなるかなぁ。。。
でも、まだちゃりにを乗り回したい気持ちは強いかなぁ。(´ー`)┌フッ