その昔・・・・・大昔の話だ。
オイラが初めてロードレーサーとマウンテンバイクを買った頃の話。
ロードレーサーに採用されるブレーキシステムはサイドプルと呼ばれるキャリパー式のリムブレーキだった。
ママチャリなどではいわゆるハブブレーキが存在したがまるでプアだった。
それに比べるとかなりマシではあったように記憶している。
そしてマウンテンバイク(以下、MTB)はカンチブレーキ一択だった。
東京ラブストーリーではない・・・・バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
最近のクロスバイクなどではVブレーキというのがあるがあれの元祖みたいなものだ。メンテナンス性に優れドロ詰まりなどへのタフネスがあるところが評価されていたのだ。
あれからずいぶんと時を経て、昨年から久しぶりにちゃりを乗り回すようになった。
長い年月の間にちゃりは劇的な変化を遂げていた。
フレームはもはやクロモリなんて絶滅寸前。(爆)
エントリーモデルでアルミ、ミドルグレード以上はカーボンとなった。クロモリはむしろ一部のマニア向け高級商品にしか使われていないくらいだ。(苦笑)
ロードの場合、ダウンチューブについたシフトレバーを絶妙に操作してチェーンが音鳴りをしないポイントへ変速していたものだ。
オイラが持っていたのはそれにインデックス機構が付き、クリック感のあるところで止めれば大体はOKというもので、すごく便利だなと感動した記憶がある。
それが、いまやブレーキレバーと一体型だし、MTBでもプッシュプッシュだったものがトリガーシフトが主流になっていた。
ホイールだって今どき鉄ホイールなんてママチャリくらいだろう。これまたアルミが当たり前でちょっと予算を奮発すればカーボンだっていくらでも選択肢がある。
重量で言えば、ロードバイクで10kg台の重量はかなりの高グレードモデルだったが、いまや6kg台のものも普通に買える時代だ。
そんなカルチャーショックを受けつつもこの1年間でいろいろ乗り方を学びながら走り込んできた。
そして一番の違いと効果を感じ取ったのが
ディスクブレーキ
である。
たまたま最初に買ったクロスバイクが油圧ディスクブレーキ仕様だったのだが、これの効き味や制動力、タッチの良さに驚いた。
このクロスバイクをドロップハンドルに組み替えてみたときは手持ちのSTIレバーを生かすために、機械式のディスクブレーキ仕様で組んでみたがやはり機械式と油圧式では雲泥の差がある。
そしてリムブレーキとは比べる余地すら無い。
ロードバイクに限定する限り、まだまだリムブレーキが主流だ。
だが、ディスクの効き味と安心感を体験してしまうともうもとには戻れないほどである。
やや重くなる点を許容出来るかどうかにもよるだろうが性能差は絶対的だ。
オイラとしては自転車でレースをするつもりはないし、基本的にロングライド指向なのでディスクブレーキ派だな。
通勤用にしたなんちゃってグラベルロードだってわざわざ油圧式ディスク仕様にしたくらいだからね。(^_^)v