フォークのコラムに下玉受けを圧入するのに結構苦労した話は既報である。(苦笑)
それにしてもきちんとコラムのサイズを確認せずに治具を買ってしまった自分が悪いのだが、残念ながら単体フレームを販売しているサイトではコラムサイズを明記しているところはなかったからなぁ。
フレーム現品が届いてから自分で確認すれば良かったんだが、そこは完全に抜け落ちていたわけだ。_| ̄|○
パークツール辺りだともともと1-1/8インチ用と1.5インチ用が用意されている。偉く高いけどね。
しかし、オイラの測定では下玉受けの圧入される部分の軸径はφ40ジャスト。
1.5インチといわれると、25.4x1.5=38.1 となり、ホントに1.5インチ用と言われているものならば使えるのかどうかも不明だ。(苦笑)
まあ、いつの日がまたフォーク交換をするときには事前によ~く調べるとしよう。(´ー`)┌フッ
間抜けな失敗とそのリカバリーでけっこうな労力を費やしてしまったが、何はともあれフォークをフレームに仮止め出来たのでポジションあわせをしてから長すぎるコラムをカットする作業にうつる。
このフォークはカーボンだがコラムはアルミパイプなのでパイプカッターが使える。(^^)v
カーボンコラムにパイプカッターを使うとほつれてしまうため金のこでカットする必要があるノだが、アルミならパイプカッターを使えばものの5分もかからない。
クランクセンターからサドルまでの距離はだいたい決まっているのでざっくりとサドル高さを合わせれば、必然的にハンドル高さも決まる。
とりあえず手持ちのステムでサドル~ハンドルの距離もイケそうなのでそのステムを前提にして高さを決め、コラムをカットした。
ヘッドパイプのトップボルトを締めればフォークもがたつかなくなるのでだんだんそれっぽくなる。(^^)v
お次はブレーキ周りだ。
今回の盆栽フレームはシクロクロスモデルだけ有ってワイヤー類は全て外装だ。
まずはキャリパーを取り付け、ハンドルにSTIレバーを付ける。
そしてブレーキホースの配索と長さを決めたら、余分なホースをカットして、ホースを本締め。前後それぞれ同じ作業をするがここまではどうと言うことも無い。
お次はブレーキフルードの充填だ。
油圧ブレーキなのできちんとセットアップすれば普段はほとんどメンテナンスフリーだ。だがエア抜きだけはきちんとしないとならない。
先日組み上げた盆栽パンダ号(仮)の時は意外にあっけなくエア抜き出来たので甘く見ていたが、ここにも罠が・・・・(^_^;
リアはそれでもすんなりエア抜き出来た。
しかし、フロントは2時間かかってもまだレバーに手応えすら来ない。。。orz
本来フロントはラインが縦になっているのでエア抜きしやすいはずなんだがなぁ。
とりあえず土曜日の夕方やっていたのだが疲れたので作業中断。(苦笑)
とりあえず、日曜日に再開することにして放置プレイ。(苦笑)
明けて日曜日。
土曜日はサボったが、この日はちゃりザップ。
盆栽パンダ号(仮)にのっていつものコースをぐるっと走ってきた。
相変わらず馬鹿みたいな暑さだ。午前10時過ぎには日陰でさえ34℃ある。走行中に陽が当たっているときにはサイクルコンピュータの温度計は42℃くらいまで上がる。
かなり意識的に水分補給をし、塩分タブレットをボリボリかじるのだが帰り道はもうバテバテだった。(苦笑)
この日は最大心拍数を更新したとサイコンが教えてくれた。182まで心拍数が上がったらしい。
通常、人間の最大心拍数は、「220ー年齢」が目安というので28才相当ということになる。
おかしいな、オイラ、永遠の25才なんだが・・・・バキッ!!☆/(x_x)
まあ、それはさておき、帰宅後シャワーを浴びてすっきりしてから、盆栽作業の続きだ。
何はともあれブレーキ周りだけはなんとしても終わらせないと。。。
中途半端な状態で翌週末まで持ち越すのだけは避けたい。(^_^;
正攻法で再びフロントブレーキのエア抜きに挑むがやはりいっこうに事態は改善しない。orz
そこで外配管であることのメリットを生かして、キャリパーをマスターシリンダーよりも高く持ち上げてエア抜きすることにした。
キャリパーを高く上げればエアは高い位置に集めやすくなる。もっとも配管途中のエアはそんなにすんなり上がっては来ないのだが、良い方向なのは間違いない。
汎用のS字型フックを使ってキャリパーを衣装ケースの引き出しに引っかけて高く保持したまま通常のエア抜きをしたところけっこうエアを抜くことが出来た。。。。(^_^)v
しかし、まだ不十分だ。レバーがまだまだふにゃふにゃなのだ。orz
そこで荒技に走ることにした。高く上げたキャリパーのブリードから注射器で逆にブレーキフルードを押し込むことにした。
マスターシリンダー側には作業用のリザーブカップが付けてあるので押し込んでいくとリザーブカップ内の油面が上がってくる。
ある程度まで押し込んだら、今度は注射器で牽引してやるとかなりのエアを吸い出すことに成功した。(^_^)v
この押し引きを3回ほど繰り返したらようやくほぼエアが抜けた状態になった。(^^)v
しかしそのせいでキャリパーやハンドル周りはもちろん、床までブレーキフルード=ミネラルオイルでてかてかになってしまったけどね。(苦笑)
アルコールウエスを使ってあちこち掃除したのは言うまでも無い。さらにキャリパーとレバー周りだけはウエスにラッカー薄め液を含ませて油分をしっかり落とすのも忘れてはいけない。
そんなわけでどうにかこうにかブレーキ周りの整備が山場を超えた。
仕上げにパッドを入れて、ブレーキをかけてセンター出しをした状態でキャリパーの本締めをして完了だ。(^_^)v
来週末は前後のディレイラーとチェーンを付けたらシフトワイヤーの配索と調整だ。
シフトワイヤーも全て外側配索なので整備性は良い。あとはやるだけだ。(^_^)v
TO BE CONTINUED.