ちゃり2号のスポルティーフ化には十分満足だった物の、結局仕様は元に戻した話はすでに書いた。
そしてこころは次の盆栽プロジェクトへ向かっている。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
物欲ではない。
純粋な盆栽への欲望だ。
創作意欲と言ってもいい。(爆)
おいらの心はゲージツに萌えているのだ。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
さしたって何がしたいかを考える。。。。
ちゃり2号をもうちょっと軽いバイクにしたい。。。。
素の状態でさえ11kgを大きく超える重量は、通勤限定ならば大きな不満ではないが、やはり軽さは正義なのだ。(笑)
まあ重さゆえの安定感という、特に通勤では利点となる面があるのも事実ではあるが・・・
そこでもしもフレームを違うものに入れ替えたらどうなるかなどと妄想を始めている。(^_^;
いや、先日の盆栽プロジェクトでは、すでにちゃり2号のオリジナルパーツはフレームとフロントフォーク、シートポスト、サドルの4点だけなので、それすらも組み替えるということは、ちゃり2号をどうこうするという作業とは完全に異なってくるる。
むしろまったく別のちゃりを部品をかき集めてくみ上げるという方が正しい表現になる。(爆)
そうして組み上がったちゃりの用途は、
・通勤(にも使えたら良いな)
・雨の日のちゃりザップ(実際に雨の中でも走るかどうかはこの際、別問題)
・(ある程度軽く仕上がれば)ちゃりイベント参加用(特に雨の場合)
となる。
通勤の、特に雨中の制動力を考えるとディスクブレーキはマストとなる。
現在、ディスク仕様ロードバイクのエンドの規格はフロントがφ12のスルーアクスル、リアはφ12のスルーアクスル142mm幅でほぼ決まりつつあるようだ。
今後のことを考えるならこの規格に合わせた方がホイールの選択肢は増える。
だが、フロント9mmクイックシャフト、リアエンド幅135mmのクイックシャフト仕様なら今のちゃり2号に付いているホイールをいかせる。
仮にかっちょいいホイールを買ったとしても普段の通勤ではもったいないし、盗難の危険を考えると現在の鉄ゲタホイールで十分だ。
それにスルーアクスルを選択した時点でホイールの購入がマストとなってしまう点が悩ましい。
通勤用途を考えるとタイヤも最低でも28C、出来れば32Cまで入るクリアランスが欲しい。
そしてマッドガードも付けたいので取り付けダボがあると良いなぁ。
持っているパーツを有効に使えるという意味ではBB68のねじ切りタイプが良い。
さらにいうならばキックスタンドも付けられた方がいい。
こんな欲望を満たすフレームはというとやはりシクロクロスやグラベルロードと呼ばれる類いの物となる。
材質はアルミでフロントフォークのみカーボンというのが基本かなぁ。
だが、無塗装なので見栄えは悪いが中華カーボンならそこそこのアルミと同程度の値段で買える。
カーボンの方がいくらかは軽く仕立てられると思うが、キックスタンドはまずムリだ。
またマッドガード取り付けを考えるとフルフェンダー用のダボがあるものはかなり選択肢が限られる。カーボンでは難しいだろう。
そんなこんなで悶々としている。(苦笑)
ちなみにリムブレーキは構造的に雨天に弱いし、カーボンだと尚更効かないというのが世間の通説だ。
ちなみにカーボンホイールを履かせてある、リムブレーキのちゃり3号で雨の中を走る気は無いので今のところ雨天時の制動力は未評価だが。(苦笑)
それでもメーカーの思惑もあるのだろうが、今後はロードバイクもディスクが主流になるのは目に見えている。
そこで油圧ならホントにそんなに効くのかを検証してみた。さしあたってちゃり2号をバーハンドルに戻し、オリジナルの油圧ブレーキ仕様に復元した。
・・・・結果・・・・OK。
やはりメカ式では如何にうまく調整しても油圧式には及ばない。油圧式は対向ピストンタイプとなり、両側からパッドを挟み込むが、機械式では片側のピストンがでることでパッドをディスクに押しつけるだけだ。制動力とともにレバーをリリースしたときの引きずりの少なさも雲泥の差だ。
この件は既報である。
ま、そんなわけで次の盆栽には油圧ディスクが必要不可欠だ。(^_^)v
そしてせっかく新しいちゃりをくみ上げるなら、ちゃり3号とは違う特徴を持たせないとつまらないし、用途が被ってしまう。
ちゃり3号はそこそこ軽量に仕上がっており、セミディープリムのカーボンホイールで何となく見た目もかっこいい(と思って居る)。
軽快に走るための仕様としてまったく不満はない。
ディアゴスティーニ仕様の用途を考えると全体のイメージは
シクロクロス
グラベルロード
オールロード
に近いイメージと感じとなる。
・・・・とはいえ、本格的なオフロードを走るつもりは全く無い。荒れた路面や小砂利の浮いたフラットダートくらいまでがせいぜいだ。
シクロクロスなんてさらさらやる気は無いのでフロントシングルはあり得ない。だがどうせならフロントのチェーンリングも少し小さい物を組み込みたい。
貧脚のオイラとしてはちゃり3号にはすでに50/34のコンパクトクランクを投入してある。
これよりもさらにレシオを稼ぐとなると、リアディレイラーをSGSタイプにして11-34を11-40とかにしてしまうという選択肢がある。
ただしこれは重くなる。金属製のスプロケットの大型化は覿面に重量増となる。第一、かっこわるいし・・・・(爆)
だったらフロントを小さくすれば良いと言うわけだ。(^_^)v
しかし、いくら探してもフロントの良い物が見つからない。シマノからはシクロクロス用に46/36と言う物があるが、肝心のインナーが36Tではそもそも登坂時のレシオを稼ぐという目的に逆行している。
街乗りにも使いたいが、せっかくディスクブレーキ仕様にするならば安心して下れるメリットを生かして、車重を軽く仕上げて登りの多いコースや雨の日のライディングにも使ってみたい。そう、ロングライドイベントに適した仕様としてみるのはどうだろう。
イメージは「オールロードモデル」に限りなく近い「グラベルロードモデル」という感じか・・???
現在のちゃり3号は近隣のサイクリングロードを主体として平坦路中心のちゃりザップ用。
そして新しい盆栽はオールロードイメージのロングライド、グランドフォンド仕様ってのも良いかもしれない。
あ、登る性能は人間次第なのでちゃりだけではどうにもならないのは百も承知だ。(苦笑)
それでもマウンテンバイクのようにインナーローのレシオをかなり落とせば乗り方の選択肢は広がるはずだ。
だんだん構想が固まってきた。(^_^)v
そこで見つけたのがsuginoのクランクだ。
suginoといえばオイラがガキの頃から聞き覚えのあるクランクの専門メーカー。
丹下のフォーク、日東の軽合金(当時はアルミとは呼ばなかった・・・・(^_^;))ハンドルや三ヶ島の軽合金ペダルと並んで一流品と呼ばれていたはずだ。←これがわかるのは相当なオッサンだな・・・(-。-) ボソッ
しらべて見るとsuginoのクランクのロード向けモデルには48/32とか46/30なんていうのがある。クランク軸径もシマノと同じくφ24のシリーズがあるのでこれを選べば、BBはそのままでクランクを使い回すことも出来る。
問題はシマノクランクの1.8倍くらいのお値段・・・・・(苦笑)
だが、減速比を大きくとるためにリア・スプロケットの大型化はチェーンの負担は減るが間違いなく重くなる。反対にフロントスプロケットの小型化は軽くなる。アウターの歯数も小さくなればチェーンそのものも短く出来るかもしれない。
方向性は決まった。
・フレームにはフェンダーステー用のダボがあることが望ましい。
・フロント9x100mmのQR仕様
・リア9x135mmのQR仕様
・油圧ディスクブレーキ搭載
・suginoクランクで46/30
・その他のシフトメカは手持ちの5800系105を移植
こんな感じだ。
まずはおいらの要求を満たすようなフレームを地道に探していこう。。。
海外の通販サイトで、アルミ製のシクロクロスモデルで良いのがあったのだが、迷っている内に売り切れてしまった。(苦笑)
急ぐようなことではないのでぼちぼちと部品を集めていこう。。。(-。-) ボソッ