シーラントと蓄圧タンク式ポンプ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

ロードバイクにチューブレスタイヤを使い始めた関係で、昨年ノーブランドのCO2ボンベをまとめ買いした。

いや、出先でパンクした場合は素直にチューブを入れるので携帯用のミニポンプでもビードはあげられるだが、そこは
労力をお金で買う大人の対応だ。(爆)
ちっこい携帯用ポンプで7barとか8barまで圧力を上げるのは無駄に体力を消耗するだけだ。
だからちゃり3号にはボトルケージのところにボンベホルダーを取り付けて2本ほど常備している。

では、自宅でタイヤの脱着をする場合はどうか・・・・

昨年は使用開始早々にパンクに見舞われたりともろもろあって何度かタイヤを脱着した。
するとなじみの出たチューブレスタイヤはリムへの脱着は楽なのだが、組み込んだだけの状態ではシール性が落ちていて普通のフロアポンプではビードをあげられず、そのたびにボンベの世話になっていた。
新品タイヤだとビードがリムの底に落ちていてもヘリにかかった部分が頑張ってくれるのでフロアポンプで少しずつエアを充填してもなんとか圧をあげることが出来るのでビードを出すことが出来る。しかし、
なじみの着いた(言い方を変えるとへたったとも言える)タイヤでは初期のがんばりがないので、いくらポンプを操作してもスカスカ漏れてしまうのだ。
ボンベは出先での労力低減のために持ち歩いているので自宅でのメンテで消費するのはもったいない。
だが一気にエアを入れない限り、なかなかビードが上がらないのがチューブレスだ。

ジャイアントから
蓄圧ボンベのようなものが販売されているのは知っていたが、ジャイアントショップでないと手に入りにくそうなのでとりあえず静観していた。

そして春を迎え、またちゃりに乗りたくてうずうずしている中、あらためてしらべて見るとジャイアント以外にもいくつかチューブレスのビードあげ対応の製品があることに気づいた。
単なる蓄圧タンクとフロアポンプの機能を兼ねているものに大別できるようだ。
http://blog.worldcycle.co.jp/20170217/24928/#GIYO_GF-94T

機能を見比べた結果、シマノのタンクタイプが良いかなと思ったのだが、在庫のある店が見つからず、迷った末にGIYOのフロアポンプ機能も併せ持つタイプを買ってみた。
これならばクルマでちゃりを積んでイベントなどに行った際でも使いやすそうだ。
値段的にもいちばんお手頃なのも決め手になった。

それが届いた。



さしあたってタイヤの付け外しの予定はないのだが、試しに使ってみた。
タイヤの空気を抜いて残圧ゼロにしてからエアを注入してみた。
使い方は至って簡単。口金のところに切り替えレバーが有り、

for tank
と書いてある方にしておけば、内部タンクにエアを溜めてくれる。


この状態でポンピングして昇圧させる。圧力ゲージの表示を信じるならば10bar程度まではあっという間に上がるがマックスである
24barまであげるのはかなり厳しい。
フロアポンプのハンドルに体重を乗せるようにして押しても、オイラの体重を以てしても24barまで昇圧させるのはかなりしんどい。

女性や子供では恐らくムリだろう。
その状態で残圧ゼロのタイヤに口金を接続し、切り替えレバーを操作すると一瞬でエアがタイヤに注入された。
だが、蓄圧タンクの容量が小さいようで700x25Cタイヤでさえ、4bar程度までしか圧力が上がらなかった。
今回は残圧はゼロだがいちおうビードは出ている状態からの注入でさえこれなので、ビードが落ちている状態からではちゃんとビードが出るかどうかちょっと怪しくもある。新品タイヤなら大丈夫だろうが、前述のように新品タイヤなら普通のフロアポンプでも苦も無くビードをあげられるのであまり御利益はない。(苦笑)
それに新品タイヤであってもエアボリュームの大きいマウンテンバイク用の太いチューブレスだったらビードをあげるところまで行けないのではないだろうが??


ポンプから話がそれるが、ちゃり2号に付けているチューブレスのエア保持性に関していうと実用上はOKだが、正直に言うならばまだ不満が残るレベルなので1度タイヤを外し、ビード部分にシーラントを塗布してからくみ上げることにした。
シーラントを充填するのは嫌だがシール性向上の為に、リムとビードをきれいにした上で少量のシーラントを塗布してからくみ上げれば微少な隙間は塞いでくれるのはないかという期待だ。
特にエア保持性に不満の残るフロントタイヤでやってみた。

エアを抜いていったんタイヤを外す。案の定、タイヤレバーで簡単に外れる。リムとタイヤのビード部分をそれぞれアルコールで洗浄し、お皿に出したシーラントを薄く塗っていく。100円ショップで買った化粧用のパフが役に立つ。(^_^)v

ひと通り塗りおえたらシーラントが乾く前に手早くタイヤを装着していく。やはりタイヤになじみが出ているのであっけなく装着完了。
タイヤを揉んでビード部分を少しでもリムに乗せてから・・・・とは思うもののなかなか思い通りには行かない。
とりあえず、力業でビードが上がるかどうかを試してみた。

エアはマックスの24barまで充填し、レバーを操作して一気に注入・・・・!!!

・・・・・だがビードが出て居ない部分から思いっきりエアが漏れてまったくビードが上がる気配無し。orz

気を取り直して、もう一度出来るだけタイヤのビード部分をリムに近づくようにする。
再び、蓄圧ポンプでエアをためる。体重を目一杯かけてポンプ内蔵の圧力計が26barを指すところまで充填した。

そして波動砲よろしく一気に注入・・・・!!!!

ぷしゅぅう・・・・

駄目じゃん。orz

このポンプは蓄圧ポンプの容量が小さすぎる。新品のタイヤならなんとかなるかもしれないが、なじみの出たタイヤではムリ。
そもそも新品タイヤではいつも普通のフロアポンプでもビードをあげられる。
こりゃ、完全に期待外れだわ。
ヽ(´ー`)ノ ハア


タイヤの方は仕方ないので買い置きのCO2ボンベを使ってエアを充填した。ボンベを使えばあっという間にビードは出る。
ただし、CO2は分子が小さいため普通にエアを充填するより空気が抜けやすいので、ビードが出た状態でいったんエアを抜いてから普通のフロアポンプで再度エアを入れ直したのは言うまでも無い。
ビード部分の密着性を考えて、10barまであげたところで放置。

 

4日経過時点ではこんな感じ。

フロント10⇒5bar(シーラント塗布)

リア8⇒6bar(新品で組み込んだまま。シーラントなし)

 

相変わらずフロントはシール性がイマイチだけどまあ、乗るたびにエアを入れるんだから問題ないということにしよう。

今までのアルテグラホイールでも似たようなもんだったしね。(´ー`)┌フッ

 

来週末もスキーなのでちゃり3号に乗れるのは連休に入ってからだなぁ。

久しぶりなのできっとバテちゃうんだろうなぁ。(爆)

 

でもすごい楽しみだ。(^^)v