確定申告 | 木馬の四方山ばなし

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オイラはサラリーマンである。いわゆる給与所得者という奴だ。
そして副収入もない。


従って確定申告はしたことは無い。

あ、いや、ずいぶん昔に高額医療費控除の手続きとして申告したことがあった気がするがすでに記憶からは消えかけている。
数年前に大腿骨をぼっきり折ったときはそんな控除があることはすっかり忘れていた。自己負担額がそれなりだったので医療費控除の対象になったはずだが、今となってはもういいかなという感じだ。(苦笑)

そんなオイラだが今年は確定申告の手続きをした。
昨春に
ふるさと納税をしたのでそのための確定申告だ。

ふるさと納税には
ワンストップ制度というのが有り、納税先が5ヶ所までならば寄付金を受け取った自治体が代行して免税?控除?の手続きをしてくれるというものだ。
昨年の3月くらいに友人のすすめで初めてふるさと納税というものをしてみた。
いろいろ見ているとあれもこれもとお礼の品に目移りし、結局、
肉、日本酒、ワイン、ハム、ソーセージ、うなぎなどをもらった。(^^)v
そしてそれぞれにワンストップ制度の手続きをしたのだが、ふと気づくと寄付した自治体の数が5では無く6になっていたことに気づいたのだ。(爆)

そうなると最後のひとつを捨てて、ワンストップ手続きをしなければ自分ではなにもせずに済む。
だが、そうなると身銭を切ることになる。。。。
それも悔しい。。。


そこであらかじめ手続きの仕方を調べて確定申告で寄付金控除の手続きをすることにしたのだ。
ネットで調べればどこから申請書類を手に入れるかから始まり、書き方まで懇切丁寧に説明してある。


・・・・とはいえ、そこはお役所。やはりわかりにくい。(苦笑)


目を皿のようにして端から端まで見てたぶん大丈夫だろうというところまできた。
提出先の税務署はそれほど遠くはないが、平日に時間を作っていくのはロスが多い。日曜日に窓口がやってくれる日もあるようだが間違いなく混雑するだろうし、それ以前に週末はスキーで忙しい。(爆)

まあ、そんなこんなで郵送することにした。まだ手続き期間はだいぶあるので万が一不備があって差し戻しを食らってもやり直す時間はあるはずだ。
今朝、郵便局の夜間早朝窓口に立ち寄って郵送手続きをしてきた。

ちなみにふるさと納税制度が今ひとつわからないままにやってみたのでいくらくらい還元されるのかがわからず、それもしらべて見た。

すると納税額(正確には寄付金額)から2千円を差し引き、残りの金額が所得税と住民税に充当される形となるらしい。

オイラの理解では
一件の寄付に付き、2千円は差し引かれるようだ。これは手数料みたいなものなのか?
と言う事は、一件当たりの寄付額を多くした方がお得と言うことになるのかな???

オイラの場合は、寄付先は6ヶ所。寄付件数は合計7件。寄付金額の総額は10万円。
って事は、7x2000円=14000円は戻っては来ない。
各自治体からもらったお礼の品がこの金額に見合うかどうかだが、間違いなく見合っているだろう。肉もうなぎも、ハムもワインもけっこうもらったし、日本酒に至っては吟醸酒を中心に8本ももらったのだ。(^^)v

十分だろう。。。

ちなみにこの制度を使うと節税になるという人がいるが、あまり正確な表現ではないだろう。
たとえば、住民税に関して言うならば本来納めるはずの自治体にでは無く、別の自治体に寄付という形でお金を払ったことになるのだから。
本人負担の2000円/件を別にすれば、
損をするのはもともと税金を受け取るはずだった自治体で有り、得をするのは寄付金を受け取った自治体なのだ。
だから、納税者の側からすれば、上で書いたように2000円x寄付件数に見合ったお礼の品をもらえたかどうかと言うのが損得勘定となる。


戻ってくるお金に関して言えば、すでに天引きで支払い済みの税金の一部が戻ってくると言うわけでは無く、支払った寄付金の分だけ(正確には-2000円だが)、すでに支払った税金に充当されるから、二重に支払われていた分を払い戻してくれると言うことだ。

本来、ふるさと納税制度ってのは・・・・・と堅苦しいことを言う人もいるが、まあ良いじゃん。

大義名分はともかく納税者はおいしいものなどを割安で手に入れることができるし、地方自治体は寄付金という形で行政予算が増えるし、お礼の品が地元の名産品であれば地元の経済もまわるということになる。
渋面なのは本来受け取れるはずの税金が受け取れない自治体だけだ。

だから、東京都のように本来は税金でうはうはのところは文句を言うわけだ。(爆)

さて・・・手続きは無事に終わるかなー、果たしてどうなるか・・・