寵児 | 木馬の四方山ばなし

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その昔は一代をなした人の半生を振り返るときに必ずと言っていいほど使われた形容詞が
時代の寵児
である。
何とも古めかしい言葉だ。今となっては見聞きすることはないし、恐らく若い人は寵児などと言われても???だろう。

今風に言い直すならば、
革命児とかイノベーターと言ったところなのだろう。

オイラとしては古めかしい言葉にこだわりも愛着もないが、現代風の表現にも少々抵抗がある。
革命児ならまだしも、イノベーターという表現にはかなり身構えてしまう。
いや、
斜に構えると言ったほうが正確かもしれない。
 

オイラはイノベーターとかキュレーター、ファシリテーターなんて言葉を好んで使う連中をあまり信用しないことにしている。

我が胸に手を当て、こころ穏やかにして、静かに自分自身に問いかけるとその理由が見えてくる。


要するにひがみなのだ。(苦笑)

他人よりも秀でた能力を有するという自覚も自信も無いオイラとしては、かの言葉で賞賛される相手が妬ましいが故に、胡散臭い存在として位置づけるのだと思う。

でもね、やっぱり嫌いなモンは嫌いなんだよね。(爆)


それにそんな風に称される人たちも胡散臭く思うけど、それ以上にそういう外来語を好んで使う連中はもっと信用できない。
オレってばこんな言葉とか知っているし、普通に使っちゃうんだぜぇ~ってにおいがぷんぷん漂ってくる。
かなりの悪臭だ。

その意味ではオイラは日本人的なメンタリティを持っているのだろう。
今の時代、ナニを以て典型的な日本人のメンタリティと呼ぶのかという疑問すらわいてくるので、か
つての日本人の・・・・と言い直した方が正しいかもしれない。(苦笑)

すなわち、謙虚、礼節を美徳と考えるこころだ。

オレがオレがと自己主張ばかり強い人がオイラの身の回りにも掃いて捨てるほどいるが、オイラはそれをよしとは思わない。
恐らくそう言う人に言わせると、自分に自信が無いだけだろうと揶揄されてしまうのだろうが・・・・(´ー`)┌フッ