スキーの時の防寒体制の与太話を書いた。
https://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12345051381.html
その中で靴下に貼るタイプのカイロをインナーグローブに使うとけっこう調子が良いという話を書いたのだが、使っていて気づいたことがある。
たとえば朝イチでインナーグローブにカイロを貼って使い始めたとき。
昼ご飯の休憩でレストランに入り、脱いだグローブを放置しておくと、数分後にはカイロがパンパンにふくれてかなりの発熱をしているのだ。
この手の使い捨てカイロは、中に入っている成分が空気に触れることで発熱する。酸化反応の際に発熱するのだ。
確か、酸化鉄の類いを使っていたと思う。
酸化反応と言うことは酸素がない状態では化学反応が進まないため発熱しない。使用前に袋に入っているときに発熱しないのは酸素がないからだ。
昔からスキー仲間と話していて半ば常識になっているのが、スキーブーツの中は空気(酸素)が十分に入らないから暖かくならない、と言う事だ。
おいら自身は試したことはないが、複数の友人が足の指先の冷えを防ごうとトライしたがだめだったという話を聞いていた。
だが、まん丸にふくれあがる靴下用カイロをみていて思った。
どうやらこのカイロは靴下用と言う事で、より少ない酸素でも反応しやすいような成分配合になっているのではないだろうか・・・・???
だから、酸素が潤沢にある環境では反応が速く進みすぎてかなり発熱するし、恐らく化学反応の時にガスを放出するため、ふくれるのだろう。
それならば、ブーツの中で使っても多少は暖かいかもしれない。
そう考えて、先週の日曜日にやってみた。
この日は比較的暖かく、朝の気温が-4℃くらい。午前中の練習だったが、そのバーンも恐らくその程度の気温だろう。
ブーツを履く直前にカイロをつま先の上に貼り付けた。
カイロがめくれてしまわないように気をつけながらブーツを履く。カイロはかなりの薄手タイプだがそれでも第1バックルは1回転分だけ緩めた方がいいかなという感じだ。
結論から言うとちゃんと発熱していた。(^_^)v
割と暖かい日だったため、滑っている最中はそれほど実感はなかったが昼過ぎに滑り終わってブーツを抜いた時にさわってみたら、しっかり発熱していた。
うん。これなら使える。(^_^)v
手の甲に貼り付けるときはあまり反応が進みすぎると、ややもすると暑すぎるくらいだ。あまり空気を入れないようにしておく必要がある。
どちらにしても、身体は着るものでできるだけ保温するのは当然だが、手と足の指先が温められるとかなり違う。
身体にカイロを貼るよりも効果的かもしれない。
そうそう、身体に貼るときも今までは背中の真ん中、肩甲骨の間くらいに貼って、さらに追加するときは腰に貼っていた。
だが、暖めるのも冷やすのも太い血管のある場所が効果的なはずだ。
今度は上半身については脇の下というか、あばらの真横辺りに貼ってみようかと思う。案外効きそうな気がする。
そんな流れで今日はかなり冷えそうなので試してみるチャンスだった。
あ、今日は休みをもらってクラブの仲間とこそ連をしたのだ。(^_^)v
朝、スキー場に着いたときは-12℃。(^^;)
一日中、強風と雪だったので日中もほとんど気温は上がらず、ずっと-10℃だった。
今日はフル防寒体制としてみた。
足と手の甲には上述の靴下に貼るタイプのカイロ。
体には上述の考えに基づき、両脇のした(脇腹)に貼ってみた。両手両足両脇腹で全部で6枚。(爆)
着るものもありったけだ。
上半身。
mizunoの薄手のブレスサーモ、アンダーアーマーの裏地のあるインナーシャツ、薄手のフリース、自転車用のウインドブレーカー、レーシングワンピ、ユニクロのウルトラライドダウンジャケット、スキー用のミドルジャケット。
全部で7枚。(爆)
さすがにこれだけ着ると強風吹きすさぶマイナス10℃の環境下でも体はほとんど寒さを感じなかった。動きやすさを考えてコーディネートしたので練習には何ら支障はない。(^^)v
下半身はすでに投入済みの仕様と同じだが、下着代わりのスパッツ、mizunoのブレスサーモの厚手のタイツ、パールイズミのタイツ、レーシングワンピ、そしてスキー用の短パンだ。
下半身も特に問題なし。
そして肝心のカイロたちの活躍だが、これまた抜群。(^^)v
今日の気温の中でも足裏は冷えるが、ガマンできる範疇で収まった。もちろん、手も問題なし。
友人たちにもあげたのだが使った人は絶賛していた。
帰宅したら追加で買い足しておこう。。。(´ー`)┌フッ