スピンオフと続編についての考察 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

昨今はスピンオフが大流行である。
ヒットした映画やドラマに出てくる他のキャストに焦点を当てたストーリーだ。
X-MENシリーズならば
ウルヴァリンシリーズなどがそれに当たる。

ちなみにオイラはスキーシーズンが始まる頃にはかならず


私をスキーに連れてって (1987)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/%E7%A7%81%E3%82%92%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%81%AB%E9%80%A3%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%A3%E3%81%A6/150299/

という映画を観る。

昭和のバブルスキーヤーとしてはこれを観ないとシーズンが始まらないのだ。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 

そんなわけで1年ぶりにみた。

主人公の矢野君(三上博史)がスキー場で知り合った優ちゃん(原田知世)となんだかんだでいい仲になるという、典型的な
「ボーイズ・ミート・ガールズ」ストーリーだ。


その序盤だが、矢野の仲間達が矢野に紹介しようとした
「聖心のユミちゃん」という登場人物が要る。
聖心女子にかようかわいらしい女性である。

昭和のにおいがぷんぷんする、ハマトラとかニュートラなんて呼ばれたような感じのファッションで登場だ。
(オイラはファッションには疎いので違うかもしれないが、昭和満載なのは間違いない)

矢野と引き合わせるために指定されたバーに現れたのだが、その日の昼間に矢野が優ちゃんと劇的な再会?を果たしたため、泉達はユミちゃんを矢野ではなく、たまたまその場に居合わせたオタクっぽいハセガワくんに引き合わせてしまうのだ。

最近は映画やドラマを見ていて、
スピンオフ作品の脚本を自分が書き上げる気分で想像を膨らませて遊ぶ?事があるのだが、このシーンをみていて、スピンオフの構想、いや、妄想が暴走を始めた。

疑問点
・ユミちゃんは泉とはどういう知り合いなのか?
・どういうバックボーンを保つ子なのか?
・たまたま居合わせたハセガワ君はどういう人なのか?


本編ではストーリーにはまったく関係ないため、当然のごとく、こんな事にはまったく触れることなく展開していく。(笑)

こういうところから人物設定のイメージを膨らませていくのだ。(^^)v

だが、ちょっとまて・・・・・。

矢野君は確かに本編の主役だし、
スキーはべらぼうにうまい(という設定)だ。しかし、どう見ても仕事が出来る有能な男には見えない。
大手物産会社には勤めているから、それなりに収入はあるのかもしれないが、所詮はバブル期の話だ。
あの頃は入社面接でちゃんと挨拶が出来て、筆記試験でちゃんと名前が書ければ、どんなアホでも一流企業に入れた時代でもある。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 

聖心のユミちゃんは、矢野なんかとは知り合わなくてかえって良かったのではないのか?
ハセガワ君は一見オタクっぽいが文学青年風でもあるし、時代が時代だけに数年後にはIT系で起業して大成功するかもしれない。


そもそもユミちゃんはかわいらしい外見だが、実はしたたかでその容姿を武器に玉の輿を狙っているオンナだったりはしないのか・・・

 

実はハセガワ君は資産家の跡取り息子で有り、彼の親は矢野君の勤め先の筆頭株主だったりするわけだ。
ある時、ハセガワ君が矢野君の上司として会社にやってくる。


妄想は爆走していく。。。。(^_^;

先日、わたスキの30周年?と言う事で続編が・・・・みたいな信憑性の薄い記事を見かけた。

ここでまた妄想が駆け巡る。


30年後の三上博史と原田知世を軸にして続編を書くとしたらどんなストーリーなのか?

沖田浩之はリアルに死んでしまっているため、劇中でもすでに故人して描くしかない。
肝心の矢野君は今や定年間近の窓際族。万年係長というのが関の山だろう。あの無能ぶりでは、島耕作のような出世はどう逆立ちしてもムリだ。

 

原田知世はどうするか?
いまでもCMなどで見かけると清楚できれいなままだが、ここはいっそのこと
特殊メイクでデブデブな感じにして、日がな一日家でゴロゴロしてポテチでも食いながら韓流ドラマでも見ているという設定だな。
そして矢野君とはまだ夫婦ではあるが、ケンカばかり。頻繁にホストクラブに通ってはわかい男に貢いでいる。。。。

軸となるストーリーはどうするか???

仮にも私をスキーに連れてっての続編という位置づけにするなら、
陳腐で強引な筋書きが必須だ。そして当然スキーを絡めた展開だ。

かつてのバブル期の盛り上がりやどこへやら、スキー場は経営が苦しく、集客に苦労しているところばかり。
ウインターレジャーの中心はスキーからスノーボードに移っている。しかし、マーケット全体が縮小傾向のため、来場者数は減少の一途をたどるばかり。
スキー場同士でのお客の争奪戦が始まっている。


舞台設定はそんな感じだろう。

そんな中、医者である泉くんは相変わらずそこそこお金は稼いでいるし、遊びまくっているので海外スキーをたのしんじゃったりしている。

うん。いいぞいいぞ。(^_^)v

だが、その泉が消息を絶った。カナダのヘリスキーで雪崩に巻き込まれて行方不明のまま。

相変わらずうだつの上がらない矢野君だが30年来の友人が行方不明と聞いて、立ち上がる。
うだうだの窓際だった会社に辞表を突きつけ、泉がまだ生きていることを信じて、カナダに向かうのだ。

うん。良い感じ。。。。

そうだ。ユミちゃんのスピンオフの構想も練らないと・・・・

そうだ。
今やハセガワ夫人に収まったユミちゃんはなかなか商才に長けており、ファッションブランドを立ち上げて大成功。
そしてハセガワ君も親のあとをついで手広く事業を展開している。実は泉が消息を絶ったスキーエリアもハセガワ財団が買収したばかり。
一大レジャーランドに改造しようと
大規模な森林伐採をしたため、雪崩の危険が高まっていたところでの泉の遭難という展開だ。

泉の探索を続けるうちに、矢野君はその事実に気づいたのだ。
幸い、泉は事故の直後に無人の山小屋に逃げ込んで生き延びていた。だが怪我をしているため、助けを呼ぶことも出来ずにいた。
必死の捜索の末、泉を救い出した矢野君。


全ての発端はハセガワ君にあると言うことでハセガワを糾弾する矢野君。

やがて二人の対決はヘリスキーでの山頂からのレースという形でクライマックスを超える。

老いたりとは言え、スキーがめっちゃうまい矢野君と御曹司として実はあらゆるスポーツに精通しているハセガワ君・・・

果たして勝利の女神はどちらにほほえむのか・・・・・・

う~ん。我ながら完璧な展開だ。

ホイチョイプロさん、オイラの脚本買ってよ・・・・・バキッ!!☆/(x_x)


スキーシーズンならでも頭の体操である。
(´ー`)┌フッ