手塚治虫の作品に
三ツ目がとおる
というのがある。
その昔、少年マガジンに不定期掲載および連載していたと記憶している。
オイラは手塚治虫の漫画が大好きである。
とは言ってもあまりに多い作品のうち、実際に読んだことがあるのはごく一部ではある。
昔は文庫版の作品集をいくつか持っていた。とてもでは無いが全作品を集めるだけの財力が無かったので興味を引かれたものだけをいくつか買った。同様に豪華本の作品全集も欲しかったがやはり全て買うには至らなかった。
文庫版はすでに処分して手元には一冊も残っていないが、豪華本は
どろろ
火の鳥
は残っている。特に火の鳥は今でもたまに捕りだしては読み返している。何十回も読んだはずだが、読む度に
手塚治虫ってすげーなぁ
と感心する。
すでに40~50年近く前の作品でさえ、よく錬られたストーリーやコマ割りのうまさ、作画の躍動感、そして時代の先の先まで見通した創造力、想像力には感嘆する。
そんな中で、先日衝動買いしたのは冒頭の三ツ目がとおるである。
古本を買う方が遙かに安いのは承知の上だが、やはり嵩張らないというメリットに引かれてKindleで大人買いをした。