親指AFとカメラホールドとカメラ任せの露出決定機能 | 木馬の四方山ばなし

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オイラは昔から親指AFをずっと使ってきた。
最初に使い始めたのがキヤノン1Dマーク2Nだったのでその当時の常套手段だった
AEロックボタンにAF機能を割り当てて使ってきた。

その後、メインカメラが変わってきて、マーク4になったときによりファインダーに近い場所にデフォルトのAFボタンが付いたが、指が覚えているという理由で従来と同じくAEロックボタンにAFを割り当ててきた。



一脚を使って撮影する際には何も問題は無い。
ただし、手持ちで撮影する際には
AEロックボタンを親指で押す形ではカメラのホールドがあまくなると言う欠点があるため、そのための保険としてハンドストラップを常用してきた。
だが、それでもやはりホールドはややあまくなるし、縦位置で握ったときはハンドストラップの助けが全く無くなるため、手持ち撮影ではかなり不安である。ホールドがあまいという次元では無く、雨の中の撮影では手を滑らせてカメラを落としそうになるのだ。

昨秋にEOS1DXマーク2を購入し、使うカメラが
1DX-2と1Dマーク4の2台体制に変わった事も有り、本来のAFボタンで親指AFを使ってみる事にした。
このボタンの方がファインダーよりに配置されている関係で親指で押しながらもグリップをホールドしやすいからだ。

そして今回の鈴鹿8耐で試してみたところ、初めこそ、指が覚えているボタンの位置が違うため間違えてしまうことも多かったが慣れてしまえば、ホールドという意味ではだいぶ良さそうだ。(^^)v
ただし、1DX-2は横も縦もボタンの配置がほとんど同じ為、違和感ゼロだが、1Dマーク4は縦位置のボタン配置場微妙に違うため、指がボタンを探す頻度が増えた。(苦笑)
まあ、これもすぐになれるだろう。

今回のレース撮影でもそうだが、オイラ、意外と縦位置撮影って好きなんだよね。
今後はこのボタン配置で行こうと思う。

ちなみに1DX-2のAEロックボタンは無効化してあるので間違えて押しても何も起きないが、1Dマーク4の方はAEロック機能が生きているので間違えて押すと、いちいちそれを解除しないとイケないのがちょっと面倒だったな。
もともとAEロック機能は使わないのでマーク4の方もしらべて見て、無効化できるならやっておこう。。。。と思ったがどうやら機能を停めることは出来ないようだ。間違えないように指が覚えるまではしばらく我慢だな。(´ー`)┌フッ

ちなみに以前も書いたが、今まではモータースポーツ撮影の時はほとんどの場合は、
シャッター速度優先モードで撮影してきた。
露出は基本的にカメラ任せで多少の補正を入れるくらい。
その時々の光の強さに応じて
NDフィルターも使いながら、ISO感度を調整することで絞り値をほどほどのところにあわせるようにしてきた。
絞りだけで光量を制限しようとすると、撮像素子のゴミの映り込みがかなり気になったり、スローシャッターを切りたいのにシャッター速度を落としきれなかったりするからだ。

1DX-2はマニュアルモードにした上でISO感度をオートに設定すると、好きなシャッター速度と絞り値を選ぶとそれに適したISO感度に自動調整してくれるのでかなり楽だ。
もちろん、NDフィルターは必要に応じて使っているが。

1Dマーク4までは8耐マシンやスーパーGTのようにヘッドライトのあるマシンの場合、点灯時に正面から取ろうとするとライトに引っ張られてかなり露出がずれてしまうため、シャッター速度優先モードはやめてマニュアルで撮影してきた。
今回、1DX-2を使った際にもマニュアルで設定しないと駄目かなと思っていたが、
AFポイントをシングルで選択して、露出はAFポイントであわせる設定にしておいたところ、まったくヘッドライトの影響は受けなかった。(^^)v
8耐マシンなのでヘッドライトがあまり大きくないとか、昔と違ってLEDライトが普及し、あまり光が拡散しないという理由もあるかもしれない。

いずれにしても撮影が楽なことに違いは無い。
光が安定しているときはマニュアルでもいいのだが、雲がかかったり晴れ間が出たりと言うときは絞り値やISO感度の設定をいじるのがかなり面倒だったのだ。

もっとも、夕べ帰宅後は荷物を下ろすだけで精一杯で画像の吸い上げすらしていないから、ちゃんと見たらやっぱり・・・という可能性も無いわけじゃ無いけどね。(苦笑)