昔は鉄フレームが当たりまえだった。
そして鉄の中でも高強度を誇り、軽量化が図れるという意味で前三角がクロモリだというのが売り文句だった時代を知っている。
ここまでが手が届く精一杯だった。
クロモリのフルフレームはあこがれだった。
自転車雑誌には三ヶ島の軽合金ペダルや日東の軽合金リムに交換したなどという言葉が誇らしげに踊っていた時代だ。
そう、全てが鉄なのがスタンダードな時代だったのだ。そして一部の部品にはアルミが使われていたがアルミと言う言葉自体がまだ市民権を得て居らず、軽合金という表現になっていた。(爆)
そしてもう少し時代が流れて・・・・
オイラがロードレーサーとマウンテンバイクを買ったのはかなり昔の自転車ブームの頃。
あの頃はマウンテンバイクの人気がすごく高かった。
フレームの材質にはアルミが使われるようになり、最高級モデルにはカーボンパーツも一部使われ始めた時代だ。
マウンテンバイクなどでは大径薄肉でオーバーサイズフレームなんて言う規格もあった。
シフトがインデックス機構を持ち始めた時代だがまだまだ熟成されて居らず、インデックス機能をオフにしてギアチェンジする人も多かった。
ロードバイクはまだダウンチューブにシフトレバーがあった頃の話だ。
マウンテンバイク用に手元操作のシステムが発展、改良されていた時代でもある。
アップ、ダウンともに親指で押す、通称「プッシュ、プッシュ」 というシステムが最新だった。
今はロードレーサーはブレーキレバーにシフトレバーが一体化しているのが当たり前で有り、マウンテンバイクやクロスバイクではトリガーシフトが標準だ。
自転車ってシンプルさと軽さが絶対的に求められるのだが、その前提を踏み外さずにここまで高機能になっているのはすごいことだと思う。
メカニズムの進化ってすごいなぁと素直におもう今日この頃である。
ちなみにディレイラーのインデックス機構ってどうなっているのかなぁ
バラしてみたい・・・・(-。-) ボソッ