連休の前半はちょっとお出かけをしてきた。
滑り納めのためのちょっとした旅行だ。
いつものホームゲレンデで滑り納めをしても良かったのだが、もう気温が上がりすぎていて朝の1時間はまだ良いがそのあとはとてもではないが滑れるコンディションではなくなる。
コブ斜面ならば遊べるのだが、まだ肩にかなりの痛みがあるため、ストックを突くのはとてもではないが無理だ。こぶではある程度ストックに体重を預けないとうまくリズムがとれないのだ。
整地を滑る分にはストックは持たなくても滑れるし、持っていたとしても雪面に突かず、表面をひっかく程度のストックワークでリズムだけをとる滑りなら問題ない。
そこで少しでもコンディションの良いところで滑り納めをすることにした。
関東近県でもっともコンディションが良いと思われるのは志賀高原の横手山だ。なんと言っても山頂は2300mもある。
・・・とは言え、少し滑ることが出来れば十分なのであまり本気モードではなく、旅行がてら行く作戦を立てた。
こんな感じだ。
湯田中温泉に泊まって近所を散策し、翌日、横手山で滑り納め。
そのまま草津に下り、草津温泉でのんびり。
湯田中の近くに地獄谷野猿公苑というのがあるのは昔から知っていたがこの際だから行ってみることにした。
雪のある季節は猿が温泉に入ることで有名だがさすがに今時期は暖かいので湯には入らず、そこかしこでうつらうつらしているだけだった。(苦笑)
そして湯田中温泉で宿泊。
ここでゆっくり泊まるのは始めてだ。
風呂には滅多につからないし、つかったとしても長風呂が出来ないたちのオイラにしてはのんびりつかってみた。(^_^;
野猿公苑の温泉は硫黄のにおいがかなりしていたが湯田中の温泉はあまり自己主張のないタイプなのでオイラ的には入りやすかった。体中が硫黄くさくなるのはあまり得意ではないのだ。
湯田中温泉のお隣の渋温泉は一般にも解放しているらしいが、湯田中温泉は基本的に宿泊客だけらしい。そのせいかのんびり出来た。(^^)v
翌朝は志賀高原へずんずん上っていった。
志賀に行ったのは2011年の3月12日以来。←大震災の時。。。
6年ぶりだ。
横手山に至っては20年ぶりくらいかもしれない。
あ、オイラは永遠の25才なので5才の頃の話だな。(´ー`)┌フッ
山頂ヒュッテは昔のままのたたずまいだった。
そしてこのメニューも。。。
入り口には何ともレトロな自動販売機が未だに現役だった。(驚)
横手山側は急斜面だけはもう雪がなくて滑れなかったがそれ以外はOK。
渋峠側はまだまだ全く問題ない。
前日に少し雪が降ったらしく、バーンコンディションはこの時期としては申し分なかった。
結局、午後1時過ぎまで滑って滑り納めとした。(^^)v
その後は志賀草津道路を通って草津温泉へ。
中心部からは少し外れたところにある宿だが、湯畑までは歩いても10分はかからない。
まだ時間が早いのかびっくりするほどの観光客はいなかった。(それでも湯畑の周りだけはかなりの人が居たけど。)
宿に着いたのが午後3時過ぎ。晩ご飯まで時間はたっぷりある。(苦笑)
烏の行水を地で行くオイラだがこれまた珍しく温泉巡りをしてみた。
最初は千代の湯。
ごく小さな湯船があるだけ。温度は普通には入れるくらいでオイラにはちょうど良い。(^^)v
お次は地蔵の湯。
千代の湯よりは建物自体は大きいけど中の広さはたいしたことは無く、やはり小さめ。
どちらも草津を通るときの強烈な硫黄臭から想像したよりはずっとマイルドな感じ。身体がほんのりの匂う程度。このくらいならオイラも大丈夫だ。
3つめは白旗の湯。
ここは3つの中では一番広く、湯船が二つあった。
入って正面の方はかけ湯をしただけで熱くて無理。(爆)
もう一つの方をおそるおそる確認するとそっちは普通。まずはこっちで暖まる。
少し暖まったから熱い方も大丈夫かなとチャレンジしてみたものの、脚を入れて、いざしゃがもうとした時点でもう無理。熱いと言うよりは痛い。(爆)
あっという間にでたのは言うまでも無い。
草津にも源泉がいくつかあるのだろうが、ここはすぐ近くに白旗の源泉というのがあり、距離が近いが故にかなり熱いのだそうだ。
きっと熱さに負けて白旗をすぐに揚げてしまうからそういう名前なのだろうと思ったら、源氏の白旗に因んでいるらしい。
まあ、そんな感じでオイラには珍しく風呂三昧の旅行だった訳だ。
そして翌朝は鬼押し出しを通過。
ここを通るのもかなり久しぶりだ。
朝から混雑する軽井沢に驚きながらも高速に乗り、一路自宅へ。
途中、横川のサービスエリアにも久しぶりに立ち寄り、これまたいつ以来か記憶が無いほど久しぶりの峠の釜めし。
まあ、それほどスキーには入れ込まず、のんびりまったりと出来た滑り納め旅行だったかな。(^^)v