どうにも最近は自己責任という言葉の意味をはき違えている人が多いようだ。
ルール違反なのは承知だが自分の欲求としてそれを犯したいときだけ
自己責任
という言葉を使う。
そのくせ、その行為によって万が一、自分が不利益を被るとすぐに管理監督者を責める。
いわく・・・
監督責任をとれっ!!
ってなもんだ。
たとえば、スキー場。
オフピステを滑りたい気持ちはわかる。
だから、合法的に滑れる場所で必要な手続きをした上で、天候や装備などへの配慮も欠かさないのであればバックカントリーに入るのはOKだとおもう。
だが、そうした準備を怠っているくせに、単に深雪を滑りたいからとコース外へ出て行くのは論外だ。
そしてそう言う奴らほど遭難する確率が高い。
極論するならば、そう言う連中は最後まで自己責任を全うして黙って静かに死んで行ってくれるなら、自己責任をおおむね完結していると言えよう。
もっとも死んだとしても結局はおおぜいの人を繰り出して捜索が行われるので、完結はしていないのだが。
そして本人は良いだろうが家族は巨額の捜索費用を支払った上、悲しみまでも背負い込むことになる。
ひどい連中になると、コース外は滑走禁止だという看板が無かったとか言って、スキー場の管理責任を持ち出すので本当に始末が悪い。
自分の権利の主張ばかり達者で義務の遂行責任にまで思いが至らないバカタレが多いと言うことだな。
なんだかなー。。。