超古新聞だが楽しかった思い出として記録する意味も有り、今年のラリホを振り返りたい。(´ー`)┌フッ
まあ、賢明な読者はもう気づいているとは思うが、行った直後からボツボツ書いてはいたもののレース撮影のスケジュールが立て込んで仕上げる時間がなかったのだが、せっかく長々と書いたのだからネタとして使わないのは悔しいというのがすべての理由だ。
だから文章が過去形になっていない点は気にしないでくれ給え。(´ー`)┌フッ
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今年もラリー北海道を撮りに行ってきた。
去年はシルバーウィークともろに被り、世間は4連休だか、5連休だったので飛行機も宿もレンタカーも押さえるのが大変だった。
今年は木曜日が祝日だったので飛び石の3連休という暦。
羽田までは撮影機材などもあるため、愛車の「サトル」で行った。空港の駐車場がどの程度の程度混雑しているのか読み切れず、かなり余裕を持って出発した。かつては毎日通っていた首都高速も久しぶりの走行だとどきどきである。(苦笑)
ANAの朝一便は7時15分の出発だ。
結局5時ジャストには駐車場に入っていた。(^_^;
時間が早かったおかげもあるとは思うが、思ったよりも空いていたので良かった。少々早すぎの感がなくもないが、路頭に迷うよりはましというものだ。
万が一、空港の駐車場に入れないときには周辺にある民間駐車場を探す以外に選択肢がなくなるからだ。
まあ、そんな感じで無事に金曜日の朝一便にのり、夕方のラリーショーとSS1@satunaiから撮影の予定だ。(^_^)v
羽田を出るときは結構な雨だったが帯広も雨。
当初の予報では午後2時過ぎにはやむという話だったのだがいっこうにやむ気配はなく、結局、夜8時過ぎにホテルに戻るときも降り続いていた。
今年もラリープラス誌主催の撮影講座に参加する。集合時間はお昼。
その前に昼食をとるのだが、豚はげは夏のツーリングの時に食べたし、どうするか・・・・
空港からのバスで10時前には帯広駅に到着する。
いったんホテルに行って撮影機材以外の荷物を預かってもらい、雨の降る町中へ出かけていった。
しかし、撮影機材に加えて雨具類を抱えて歩き回るのはあまり快適ではないため、駅近くの長崎屋に雨宿りで逃げ込み、ハゲ天が開く11時まで待ちきれず、フードコートにあるカレー屋で少し早めの昼ご飯とした。
インディアンカレーと言って帯広市民のソウルフードと言われているチェーン店だ。
インディアンカツカレーをオーダーし、しばしカウンターで待つ。
カウンター内を見ていると、大きな手鍋にルーをすり切れいっぱいまで入れたものをいくつか用意している。
ルーの種類もいくつかあるようだ。注文を受けると一皿分だけルーを小さい手鍋にすくい取って暖めている。
ほかのお客さんを見ていると
ルーだけを買って帰る人が居るっ!!
ルーだけ売ってる!?
こういう文化は初体験だが、昔は鍋を持って豆腐屋で豆腐を買ってきたり、おでんを屋台に買いに行くという風景もあったので似たようなものかもしれない。
その場で食べていくお客も含めて、まだ11時前だけど結構売れてる。
やがて、インディアンカツカレーが着丼。
カツが一口サイズに切ってあり、食べやすい。こういうのは初めてだ。ルーの味はこってり濃厚で牛肉が溶け込んでいるらしくおいしい。(^_^)v
ちょっと煮詰まった感じのドロドロ加減がきつめのカレーで、庶民的な味だけど好きだな。
普通に旨かったので次は辛さを増したものを食べてみよう。
福神漬けは普通だが、キュウリのキューちゃんや甘く漬けた紅ショウガが置いてあるのが新鮮だった。
その後の話を先にすると、おいらは胃腸があまり強くないので味の濃いものを食べると必ずと言っていいほど胸焼けする。午後遅い時間からずっと胸焼けに悩まされたのは言うまでも無い。
もちろん、そのあたりはわきまえていて太田胃散を持ち歩いているのですかさず飲んだけどね。(´ー`)┌フッ
ラリーショーは雨になってしまい、北の大地の低い夕日できらきらするマシンなどを撮ることは出来なかった。なんかお客さんが例年よりも少ない感じ。雨のせいか・・・???
SS1は堤下のショートコースだが観客が見られるのはほぼ直線部分だけだし、明かりがほとんどない状況なので写真撮影は難しい。
雨は最後まで降り続いていたがそれなりに楽しんで1日目終了。(^_^)v
ちなみにこの撮影講座はキヤノンが協賛となっていて撮影機材を貸し出してくれる。
いつもならボディは自分のものを使い、レンズは借りたものを使う。シャッターストロークと軽さをいじってある自分のカメラとの2台持ちだと違和感がありすぎて撮りにくいからだ。
だが、ことし貸し出し用に用意されていた機材はなんとEOS1DXマーク2とEF100-400f4.5-5.6の組み合わせ。
100-400のレンズは今まで何度となく借りて使うチャンスはあったので使い勝手はわかっている。だが、1DXマーク2は初めてだ。
以前何度か借りて使ったことのある1DXは素晴らしいけども高い値段を出してまで買うほどではないかなぁと思って居た。だが、マーク2はかなり進化しているという評判なのでこれは使ってみるしかないと言うことで遠慮なく使わせてもらうことにした。
撮影前に、戸惑わないための最低限のセッティング。
親指AFの設定にしたうえで、AFボタンとAEロックボタンを入れ替えて、自分の1Dマーク3、4と同じ操作で取れるようにしたのは言うまでも無い。
ただし、設定項目がかなり増えているので短時間ではとてもセッティングしきれないのは仕方ない。(´ー`)┌フッ
そんな状況での撮影だったが初日の雨のSS1では暗がりの中での撮影だがISO感度をばんばん上げても不安がないところが素晴らしい。
2日目の朝は早い。
撮影講座の日だからだ。
朝早くに集合して撮影ポイントまでバスで連れて行ってくれる。
午前中は陸別サーキット内のSS。
お約束のウォータースプラッシュやグラベル走行の写真を撮る。
去年は一日中、土砂降りだったが今年は良いお天気。少々暑すぎなくらい。
陸別での撮影は今回で4回目なので撮影エリアごとにだいたいどんな絵が撮れるかはわかってきたのであえていろいろ場所を変えながらバリエーションを増やしながら撮ってみた。
ここの敷地内はかなり上り下りがあるので大汗をかきながらの移動となる。
そして午後は林道セクションでの撮影となる。
今回は初体験のパウセカムイ。
夏のツーリングの時にだいたいのSSは走ってみたがパウセカムイだけは行きそびれていた。(苦笑)
詳細は面倒なのではしょるが楽しく撮影をしたのはもちろんだ。
その後、集合場所に戻り、講師の小林カメラマンから様々なアドバイスをもらいつつ、夜遅くまでラリー漬けとなる。
今回は解散となったのは午後10時。朝早かったのでさすがに疲れた。
早くも太ももと腕が軽く筋肉痛になっているし、握力がなくなってシオシオだ。
ホテルに帰り、晩酌をして居るとつい日付が変わってしまう。
撮影講座は土曜日の夜で終了なので日曜日をどう過ごすかは各自自由だ。
このイベントに初参加したときは九州から来たので日曜の朝イチで羽田に飛び、その後九州まで移動した。
2年目は関東からの参加だったが、やはり日曜日はラリーを観ずに(撮らずに)帰った。
3年目となった去年は1日だけレンタカーを借りて林道SSのギャラリースポットを回り、それなりにラリーの観戦の仕方が少しだけわかった。
そして今年。
今年も3日目はレンタカーで移動して撮影する予定だ。ただし、ラリーの朝は早い。朝イチのSSはオトフケなのでホテルからは30分程度で行けるが、競技スタートはなんと6時半頃だ。
次の本別でのSSでさえ、7時半過ぎ。
昨年もそうだったが確信犯的に寝坊して、7時過ぎに起きたものの部屋でうだうだして結局出発は8時を過ぎてしまった。(^_^;
最初は本別のラリーパークに行こうかと思ったものの、間に合いそうもないので結局昨年と同じルートをたどることにした。
すなわち、この日2本目のオトフケSSが10時半頃のスタートなのでそちらに行き、全日本のトップ選手を観たらすぐに本別に移動し、アジパシクラスの走りを撮る。
その後は北愛国のラリーパークに移動し、何となくラリーの雰囲気を楽しみ、時間になったら空港に移動して帰るというパターンだ。
まずはオトフケ。
来てから思い出したがここはいすでも持ってこない限り、ずっと立ちっぱなしとなるため疲れる。
せめてレジャーシート位は持っていた方がいい。来年こそ忘れず。(^_^;
去年は雨上がりだったのでカッパのズボンだけは持っていたため、カッパ履いて座り込んだっけ。
競技開始まで1時間くらい経ちっぱなしで疲れた。orz
あえて昨年と違う場所で撮影してみた。林の中の観戦エリアなので写真を撮れる場所はかなり少ない。
アジパシクラスの時は例によってマシンばかりを撮っていたがふと気づいて、全日本では周りの観客も入れて撮ってみたりもした。
ラリーっぽい写真は風景を入れたり、そこがどこだか分かるようにする。
マシンのupばかりでは能がない。
・・・・・らしい・・・・(^_^;
ああ、おいらもようやくラリーでの絵作りがわかってきちゃったらしい・・・・(´ー`)┌フッ
全日本トップの4選手だけ撮ったらすぐに移動開始。
昨年は初めてなので地図などを入念に用意したがことしはだいたいの場所は覚えているのですぐに本別のギャラリースポットへ移動。
途中、すこし道を間違えて5分程度ロスしたが特に問題なく到着。
駐車場から観戦ポイントへ移動している途中でゼロゼロカーが通過していった。
2本目の本別SSはアジパシクラスしか走らないため、観客が少ない。全日本はsatunaiでの最終SSは始まる直前なので、普段からラリーを見慣れている人は全日本の応援をするために移動してしまうのだろう。
本別での昨年はギャラリーエリアに侵入してくるところを撮ったが、この日はあえて昨年と反対側の立ち上がり側のエリアに行ってみた。
コースまでの距離があるのでドアップで撮るには超望遠が必要となるのだがあえて、空やスタッフのテントなどを背景に入れてみたりした。。。。
ああ。。。やっぱり、おいら、ラリーの撮り方がわかっちゃったみたい・・・・バキッ!!☆/(x_x)
アジパシクラスは十数台で終わるので30分足らずで終了。
その後は北愛国へ移動。
北愛国ラリーパークに着くと全日本クラスの表彰式が始まっていた。
飛行機の時間があるのでアジパシクラスの最終SSを撮っているほどの余裕はないが暮れゆく夕日に照らされて、ラリーの雰囲気を楽しんだ。
土産というわけではないのだが、かつて開催されたラリージャパンのロゴが入ったパーカーがディスカウント価格で売っていたので思わずゲット。(^_^)v
そして頃合いを見てラリー仲間たちに別れを告げ、空港へ。
楽しい3日間が終わってしまう。
しかし、飛行機での移動は本当に便利だ。羽田ー帯広は実フライト時間は1.5時間程度。朝一の便なら10時には帯広市内にいられるし、帰りも最終分なら空港に6時ないし7時に戻れば十分間に合う。その分、帰宅は日付をまたぎそうになるがそれでも車で鈴鹿に行くのと違い、飛んでいる間は寝ていられるのでかなり楽ちんだ。
去年は土曜日は一日中、本降りの雨の中での撮影となり、スローシャッターにこだわりすぎて玉砕した。(^_^;
今年は多少は手堅い方向にシフトし、なおかつ前述のように背景にかなり気を遣ってみたつもりだ。
それでもまだまだどんな絵作りをすれば良いのかはわからないのだが。