レース撮影の時に使う一脚の話。
オイラは今、マンフロット680Bというアルミ4段、そしてベルボンE76Sというカーボン6段を使って居る。
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12197737542.html
それぞれに長所が有り、使い分けている。
しかし、週末の鈴鹿でカメラ仲間が使っていたBENROというメーカーの一脚を見せてもらった。
http://www.widetrade.jp/item/benro/monopod/monopod_carvon_f.html
このカーボンの5段を写真仲間が持っていたのだが、パイプ径がベルボンよりも太く圧倒的な剛性感がある。それでいて5段なのでベルボンよりは少し長いものの仕舞尺としても許容範囲だ。
当然カーボンだから軽い。
それぞれのスペックは下記の通りだ。
マンフロット680B
一脚の伸高:154cm
一脚の最低高:51cm
脚径:35.4mm
段数:4
自重:0.8kg
最大耐荷重:10kg
素材:アルミニウム
ベルボンジオ・ポッドE76S
一脚の伸高:154cm
一脚の最低高:42.5cm
脚径:32mm
段数:6段
自重:0.658kg
最大耐荷重:5kg
素材:カーボン
BENRO C49F
一脚の伸高:169.5cm
一脚の最低高:470cm
脚径:φ36mm
段数:5段
自重:0.58kg
最大耐荷重:25kg
素材:カーボン
オイラが使う上でのチェックポイントを比較すると下記となる。(左側の方が優れている)
重さ:BENRO>ベルボン>>マンフロット
剛性:BENRO=マンフロット>ベルボン
仕舞尺の長さ:ベルボン>BENRO>マンフロット
全伸び長さ:BENRO>マンフロット>ベルボン
スライド性:マンフロット=BENRO>>ベルボン
となる。
おまけにBENROの石突き用のねじ径はベルボンと同じなので、いまベルボンにつけているジッツォのものがそのまま移植できる。
む~ん。
少々お高いがベルボンよりも仕舞尺が4.5cmほど長いこと以外はすべての項目でほぼベストと言える。
確かに友人がこれで決まりだと言っていたのもわかる。
軽くてほどほどの仕舞尺にもかかわらず、剛性があって全伸び長さも十分というのは魅力だ。
特に全伸び長さ。
ベルボンでも不満はないのだが脚立のようなものに立って使う場合、石突きを足下ではなく地面につくこともあるのだが、ベルボンだと一番細い軸をめいっぱい伸ばすことになり、ただでさえ弱い剛性がさらに気になるようになるのだ。
その点、マンフロットはOKだが、重いのと仕舞尺が少し長いので持ち歩きが邪魔だった。
検討の結果、早速ポチッとしたのは言うまでも無い。
物欲を小出しにしている感じだな。(´ー`)┌フッ
・・・・というわけで届いた。(^_^)v
上記は今持っている一脚だ。購入した順番に並べてある。
・ベルボン・ネオポッド8(写真無し)
これが一番はじめに買ったものだがモノスタットを買ったあとにオークションで売ってしまった。
・モノスタット
銀一で扱っているモノスタット。
モノスタットだからなのか、銀一だからなのかはわからないがすごく高かった記憶がある。それにもう銀一では扱ってないのではなかったかなぁ。
長玉をのせてモータースポーツ撮影に使うにはナット式のロックが甘くて雨の日などは重さに負けて縮む点が×だ。蹄タイプの石突きも動きがイマイチ渋くて不満が残った。
・マンフロット680B
前述のようにレバーロック式のアルミ一脚は保持性能と長さ調整のしやすさは抜群。石突きはマンフロットのオプションの蹄タイプは全く使い物にならないため、モノスタットのものとマンフロットの部品を使って一部自作部品も含めて「木馬スペシャル」を製作してつけてある。抜群。(^_^)v
・ベルボン・E76S
これも前述のように剛性ではマンフロットに一歩譲るものの、携帯性と重さは抜群。石突きは純正は使い物にならないのでジッツォのものに付け替えて使ってきた。
・SIRUI
腰に一脚受けをつけて撮影することを想定して購入したものの、どうにも慣れることが出来ずお蔵入りしている。所詮は中華なので各部精度が甘い点もイマイチ。(苦笑)
・BENRO C49F
今回購入したもの。
実戦使用は今週末となるが単体でいじった限りはベストと言えそうだ。雲台と石突きはベルボンから移植して使う予定。
とりあえず、今週末の鈴鹿と来週末のもてぎへはこの2本をクルマに積んでおけばOK。
今度こそ、最後の恋になるはずだ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!