キヤノンの純正ソフトでDPPというのがある。画像を扱うソフトだ。
Digital
Photo
Professional
の略だったと思う。
このソフトで先日借りたEOS1DXマーク2のRAW画像を開こうとしたのだが開けないことに気づき焦った。
遠征先にはDPP3.0をインストールしたサブノートPCを持っていったので旧VerのDPP3.0では開けないのは予想がついたが、自宅のMacにインストールしてあるDPP4.0でも開けないので焦ったのだ。
いろいろ調べたり、友人たちのアドバイスで結局、DPP4.0では駄目で今年の春にリリースされた4.4以降でないとレタッチどころか、画像を開くことも出来ないことがわかった。
そして今リリースされている最新版は4.5。
おいらが持っているパソコンは3台。
窓ノートが2台で、OSは窓7・32ビットと窓7・64ビットだ。
画像のレタッチで使って居るパソコンがMacmini。OSは10.8 Mountain Lion だ。
21インチのモニターをつないで画像のセレクトやレタッチをしている。
ところがキヤノンのサイトを見ると最新のDPPは窓7用はリリースされているが、Mac用はOs10.9以降でないと動作しないとのことだ。orz
とりあえずは最新のDPPならば画像を開けるかをチェックする意味で窓ノートで試してみたのはすでに既報だ。
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12204212599.html
問題はMacをどうするかだ。
我が家のMacminiは購入時に内蔵の1TBのHDDを取り出し、256GBのSSDに換装してある。
システムはSSDで動かし、HDDは外付けケースに入れて常時接続のTimeMachine専用にしてきた。
TimeMachineというのはアップル純正のバックアップソフトで外部の記録媒体に定期的にバックアップをとってくれる。
OSのアップデートをしてイマイチだったり、インストールしたアプリのせいで動きが怪しいときなどは非常に重宝するのだ。
Macminiを買ってすぐにその設定にしたため、HDDは丸ごとタイムマシン用にしたのだがシステム用のSSDが256GBで、実質的に使って居るのが70GBくらい。だから、1TBのHDDを丸々バックアップ用に当てること自体、ものすごく無駄な使い方をしてきたわけだ。(苦笑)
上述のDPP対応をするためにOSのアップデートをするのだが、実はそれをしてしまうと我が家の10年選手のプリンタを動かせなくなるという問題がある。
プリンタドライバの公式サポートはOS10.4くらいまでで終わっており、試したところ10.8までは動いたのでOSアップデートをそこで止めていたのだ。
ちなみにEl Capitan 10.11では動かなかった。(^_^;
そんなことも有り、今までのバックアップデータをすべて捨てることになるが、タイムマシン用の1TBのHDDにパーティーションを切りなおし、タイムマシン用とOS10.8用にすることにした。
しかし、いろいろ考えた結果、結局3つのパーティーションに分けた。
タイムマシン用
OS10.8用
データ保存用
というわけだ。
こうすればプリンタを使うときはOS10.8を入れてあるHDD(のパーテーション)を起動ディスクにすれば古いシステムでMacを起動できる。そうすれば10年選手のプリンタを使うことが出来るのだ。(^^)v
MacのOSはSierraとか言うのが最新らしいが、我が家のMacminiはもともとがOS10.8MountainLionだから、
OS X v10.9 Mavericks
OS X v10.10 Yosemite
OS X v10.11 El Capitan
macOS Sierra v10.12
とすでに最新からは4世代も前となる。
最近のMacOSはメジャーアップデートとマイナーアップデートの区別がつきにくいので判断に迷うところだが、以前一度El Capitanにしたことが有り、プリンタ以外は動いたので今回はその路線かな。
最新のOSはMacだろうが、窓だろうがあまり信用できないしね。
外付けの1TBのHDDのタイムマシン設定を解除してからディスクファーストエイドで3つのパーテーションに分けた。
それぞれの名前は
OS10.8
TimeMachine
MacDATA
とした。
見れば用途がすぐにわかるようにしたのだ。容量は3等分なのでそれぞれ約330GB。
今後はシステムに直接関係するデータ以外はすべてMacDATAのパーテーションに保存すればシステムを復元したり、アップデートしても混乱が最小限に抑えられる。(^_^)v
次はCCCというソフトを利用してOS10.8にSSDに入っている現状のシステムをクローン作成。
作成後、起動ディスクとして認識していることを確認できたので、タイムマシンにも現状のシステムのバックアップをとったら、いよいよSSDに入っているメインシステムのアップデートだ。
だが、前述のように、最新のSierraが公開されたせいで、EL CAPITANのアップデータを直接ダウンロードは出来ないようだ。
いろいろ探してみたがすでにEL CAPITANがインストールされているものに対するアップデータはあるが、本体そのもののアップデータが見当たらなかったのでそこはすっぱりあきらめて最新のOSにすることにした。(^_^;
最新のOSのリスクは百も承知だがサブシステムがあるし、いざとなればタイムマシンに保存してあるので最新OSが不安定でも問題ない。
それにMacではもともと画像管理、レタッチしかしない。あとはiTunes専用だ。(苦笑)
いざ、アップデートと思い、SIRRAのダウンロードボタンをポチッとしたらアップルIDのパスワードをたずねてきた。
むむ~ん。
iTunesで楽曲を購入するときくらいしか、パスワードが必要にならないので、そらで覚えているわけもない。
保管してあるパスワードのメモを探して入力するも、エラーが出る。
3回間違えたらロックがかかってしまった。orz
以前も間違えてパスワードを再設定してあったことを思い出した。バキッ!!☆/(x_x)
とりあえず、じたばたしても仕方ないので腰を据えてメモを良く探したら、ようやく出てきた。
一定以上の時間をおけば再入力できるらしく、翌日、正しいパスワードを入力したところ、無事にダウンロードを開始した。(^_^)v
だが、2つのファイルをダウンロードしているので、???と思って居たら、どうやら、Yosemite10.10とSierra10.12の両方のインストーラーをダウンロードしているらしい。
なるほど、現在のMountainLion10.8から一足飛びには上げられないってことのようだ。
ならばむしろその方が好都合。(^_^)v
Yosemite10.10.5のインストールだけをしたところで作業を終えたのは言うまでも無い。
少なくともネットで調べる限り、Sierraにしてしまうとおいらが使っている古いフォトショップCS3は動かなくなるらしい。だから今後必要に迫られない限り、Sierraにはしない予定だ。
梅雨時に、El CapitanにしたときにはフォトショップCS3は動いたので、その意味では必要なソフトが動く範囲で最新Verにしておいた方が良いのかもしれない。
ただし、El Capitanでは外付けHDDへの書き込みが出来なくなってしまった。もっともOSX自体がNTFSフォーマットに対応していないため、「Texera NTFS for Mac」というソフトを入れて読み書きが出来るようにしてきた。
El Capitanにしたときにはそのソフトの存在をすっかり忘れていてかなり焦ったものだが、結局ソフトを最新Verにすれば問題なくなった。(苦笑)
おいらは以前から外付けHDDはNTFSフォーマットで使って居る。当時は窓機とのやりとりの可能性を捨てきれなかったためだ。
まあ、今となってはその必要も無いのだがフォーマットをし直すには別のHDDへのデータ移管が必須だが当面、外付けHDDを買い足す予定はないので今の環境のままだ。
そんな経緯を思い出し、
では、今入れたYosemiteならばNTFSのHDDへの書き込みが出来るのか?
を確認した。
すると・・・・・問題なし。。。(^^)v
だが、このソフトは購入したものなのでアップデートしておくに越したことは無い。
ちなみに撮影旅行に持ち歩くバスパワー駆動のポータブルHDDはexFATフォーマットで使って居る。
出歩くときは窓のノートPCを持ち歩くし、帰宅してからはそれをそのままMacに接続して使うからだ。
プリンタードライバーは公式には10.4当たりでサポートが終わっているのだが、10.8では動いたが10.11では駄目だった。
では、今入れたYosemite 10.10だとどうなのよ・・・・(^_^;
これも確認した。
結果は・・・・・
・・・・・・おお~っ!! これも動いた。(^^)v
そうなるとYosemiteのままがベストシステムと言うことになる。
念のためOS10.8をバックアップとしてとっておくのは当然だがSSDからYosemite 10.10.5で起動すればオイラの望むことはすべて出来る環境が整ったと言うことになる。
いやいや、良かった良かった。(^^)v