この週末は2本だけ観た。
プライベートライアン (1998)
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3/84307/
少し古い映画だがまだ観ていなかったのだ。
冒頭のノルマンディー上陸作戦の描写はかなりえぐいと言えるかもしれないが、あの描写があってこそ、その後の展開の重さが伝わってくるので正しい演出と言えるだろう。
ただし、クライマックスの戦闘シーンではカメラを固定せず、手持ちで撮影したシーンが多用される。
おそらく臨場感の演出のつもりだろうが、ぶれ方がひどい上に(せいぜい数秒で終わればいいものを)長々と見せるので観ていて酔ってくる。
これは完全に過剰演出だな。カメラワークは失敗と言っていいだろう。
通常のカメラを固定したシーンの合間に3秒ないしはせいぜい5秒くらいの長さでちりばめれば意図したとおりに演出になったと思うが、これは駄目だ。
全体として言い映画だと思うが最後のカメラワークがかなり足を引っ張った感じがする。残念。
シンデレラ (2015)
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%A9/350870/
昔からの話の通り。ただし、CGのおかげで描写が豊かになっている。
ストーリー的に安心してみていられるのは水戸黄門や大岡越前を見ているとと大差ない。(爆)
ま、いい映画だね。