我が家の近所には僅かばかりではあるが雑木林が点在するおかげで住宅地と言っていいロケーションの割りにはセミの声が賑やかだ。
今は終わりの見えてきた夏を名残惜しむように、ミンミンゼミ、アブラゼミ、つくつくほうしが競うように鳴いている。数はかなり少ないがもの悲しい音色を奏でるヒグラシもいるようだ。
だが毎年不思議に思うのがセミの死に場所。
アブラゼミは家の網戸やマンションの壁にへばりついて鳴き、そのまま力尽きて廊下や階段にひっくり返っていることはしょっちゅうである。
だが、ミンミンゼミやつくつくほうしのそうした姿は見たことは無い。
雑木林の中に行けばそうした種類のセミが力尽きていることもあるが基本的に目につくのはアブラゼミばかり。それも住宅周辺で見る頻度が高い。
種類によっては末路の迎え方に違いがあるのだろうか?
日がな一日、雑木林の中でセミを観察できるなら是非解明してみたい謎である。
(´ー`)┌フッ
ちなみに家の周りには畑はあるが農薬などの影響なのか、チョウチョはほとんど見かけないし、水辺も無いためトンボは全く見かけない。
東京の下町で生まれ育ったおいらだが、当時は大きな空き地がいくつもあり、水たまりにゲンゴロウやアメンボ、糸トンボ、麦わらにシオカラトンボ、モンシロチョウにアゲハチョウ。普通に見かけたものだがなぁ。