二刀流・・・(笑) | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

おいらの写真撮影は基本的にモータースポーツに限定している。
別に決めているわけでは無いのだが、もともと好きだし、最近はある程度撮り方も少しわかってきたのでもう一歩進もうと努力している。(^^)v

超望遠レンズを使うのがデフォルトなので一脚のお世話になる。
プロの中には長玉を手持ちで使う人もいれば、腰に一脚受けを付けて腰だめで撮る人もいる。

だが、おいらは一脚を伸ばして地面に固定して撮るスタイルだ。
軽いレンズなら手持ちもするがスローシャッターでの流し撮りでは一脚を使った方が打率は上がる。

腰だめは試してみたこともあるがどうも向いていないらしく、一度だけで止めた。(苦笑)


その一脚だが、地面についたところを支点にしてレンズを振るのでなめらかに動いて欲しい。
だがその軸が動いては話にならない。

そこで蹄タイプの石突きを使うことになる。

古くはモノスタットの一脚から始まり、試行錯誤ののち

木馬スペシャル

にたどり着いた。
今まで何度も書いてきているので今更語らないが、元々はマンフロット用のオプションの蹄型石突きの軸部にモノスタットの石突きの「足」をかぶせて見たところから改造を重ね、テフロンのカラーや一部、アルミの削り出し部品を製作したものだ。

機能的には満足できるものになっている。

マンフロットのアルミ4段の一脚と組み合わせて使って居て機能・性能としては全く不満は無かった。
強いて言えば、4段なので仕舞尺がながく、特に飛行機での遠征では一脚を鞄に収めるのに苦労していた。(^_^;

 

ある時、友人からの情報でベルボンからカーボン6段のものが出ることを知り、その軽さもいいが何よりも仕舞尺の短さが気に入ってメインをベルボンに切り替えた。
ただし、純正の足はカスで全く使い物にならないため、先端にテープを巻いて太らせることで前述の木馬スペシャルを付けて使って居た。

これ、カーボンだから軽いのはいいが6段と言うことも有り、6段目を伸ばすとかなりたわむのが最大の欠点だ。
5段目まででもやはりカーボンはアルミよりも剛性が無いので気になる人は多いようだ。
おいらも全く気にならないと言ったら嘘だがまあ許容範囲と考えて使って居る。

 

だが、先日写真仲間と石突きの話になった際に、ジッツォのオプションの蹄型石突きがいいよという話になった。

 

これは軸の先端が硬質ゴム(プラスティック?)にはめてあるだけなので、基本構造はマンフロットのオプションやベルボンのデフォルトのものと大差ない。
ただし、決定的な違いは
先端の球の直径が圧倒的に小さいのだ。

従ってゴム?の滑り抵抗が小さくて済む。

 

駄目な石突きは動きがなめらかでなく抵抗がある。これだとスムーズなレンズの振り抜きが出来なくなる。

 

まあ、そんなわけでジッツォの石突きを先月買ってみた。
先端のねじ径がベルボンのものと同じ3/8インチねじなのでそのまま付けられる。
だがデフォルトでは動きがやはり渋く少し気になる。
そこで球の部分にすこしグリスを塗ってみたところ、OK。

試しにそのままの状態でもてぎ2&4で2日間使ってみたが全く問題ない。(^_^)v

ただし、友人たちも心配していたように先端の蹄の脱落と紛失が残る懸案事項となる。
所詮はただはめてあるだけだ。少々手で引っ張ったくらいでは大丈夫な感じだが何かにぶつけたり、引っかけたりしたら一発だろう。撮影の現場で先端の蹄が無くなって直径10mm程度の球だけになってしまったら撮りにくいのは容易に想像がつく。
そこで脱落防止だ。
当初はタッピングビスを使ってプレートのようなものが付けられないかと考えたが、それよりも直接ワイヤーでつないだ方が手っ取り早いという結論に達した。
期せずして友人もほぼ同じ手法で対応したらしい。(苦笑)

 

ホームセンターで表面にコーティングがしてあるステンレスワイヤーと留め具を買ってきて作って見た。
かかった費用は200数十円。

ワイヤーはメーター単位だったので10cmくらいしか使ってないけど。(爆)

ま、そんな感じで作ってみた。

ドリルで穴を開けた部分には泥水の浸入を防ぐ意味でコーキング剤を少し詰めて置いた。
まあ、裏側のふたが外れるのでグリスUPするときに併せて裏から掃除をしてやればいいんだけどね。

そんなわけで、ベルボンにはジッツォの石突きを付けて使うことにした。
木馬スペシャルは元々のマンフロットのアルミ一脚に付け戻したのは言うまでも無い。

両方に同じ自由雲台を付けてあるのでいつでもすぐに使える状態で車に積んである。

気分で使い分けてみようと思う。(^_^)v
 

 

さしあたって今週末は茂木でWTCCの撮影だ。(^^)v