ちなみに昨日の出来事で書き忘れていたことがある。
コンタクトレンズだ。
オイラは永遠の25才。
とはいえ、肉体的には微妙なお年頃である。(苦笑)
それがてきめんにでるのが視力・・・・(^^;)
普段、2種類のコンタクトを使い分けている。それなりに遠くがちゃんと見える度数のものと、遠くはあまりよく見えないけど手元を見るのが楽な度数のもの。
昨日はバイクを預ける際にいろいろ手続きがあり、書類にサインするので度が弱い方を入れていた。自宅から羽田までの走行は若干見えにくいが特に問題ないレベル。
だが、北海道に上陸してからの走行では勝手がかなり変わる。いざ走り出したら遠くが全然見えねぇ・・・・orz
毎日の通勤では何とかなるけど知らない土地ではやはり無理と言うことだ。だいたいにおいて走行のアベレージ速度が高いし、知らない土地だから道路標識の文字がきちんと読めないとかなりつらい。
こりゃ、危険だなと判断し、セイコーマートの駐車場で度の強い方に入れ換えましたとさ。
そんな感じで夕べは22時くらいまで飲んだくれたがその後は朝6時までぐっすり。
ホテルで出してくれる簡単な朝ごはんをありがたくいただいてから8時前に出発。
まずはパンケニコロベツ林道。
道の上に水たまりがあるとたくさんの蝶が集まって水を飲んでいる。蝶を踏みつぶしてしまわないようにとっさにラインを変えるのが大変だ。(^^;)
楽しく快調に走っていくと入り口から15km位のポイントで赤いテープで通せんぼしてある。
この先で落石や法面の崩落などで通行できなくなっているのだろう。北海道の林道ではよくあることだ。
もともと生活のために必要なルートならいざ知らず林業のひとや道路造成のひと以外はまず入り込まない道は台風や大雨の影響で道が寸断したとしてもそのまま放置されるのが北の大地のデフォルトなのだ。(^^;)
赤いテープは簡単にくぐっていけるがそこは大人の判断。
第一オイラはいつも単独行動だ。万が一の場合には誰も助けてくれないし、携帯なんてつながるわけも無いのだ。おとなしく回れ右をして戻り、今度はペンケニコロベツ林道に入ってみた。
こちらは特に問題なし。奥十勝峠まで到着。
ペンケニからこの峠に着いた場合、T字路となり、左が先ほど通せんぼされていたパンケニコロベツ林道。下りの入り口に付近には通行止めの表示は無い。右へ行くとシートカチ林道で、ずっと奥にはトムラウシ温泉がある。
取りあえず、進路をシートカチへ。
しかし、分岐から10kmも走らないうちに崩落で通行不能。orz
道幅全部が土砂と木でふさがれているため、たとえトライアル車でも無理。(おいらの腕ではと言う但し書き付きだが。)
ここはおとなしく回れ右。(^^;)
再び奥十勝峠まできて考えた。取りあえず行けるところまでパンケニを下ってみよう・・・・
パンケニの峠近くは道が荒れ気味なのは今年も変わらず。慎重に下っていくと今度は落石が道をふさいでいる。
だが、端の方にバイクなら通れるスペースがある。(^^)v
慎重かつ大胆に通過。
ずんずん楽しく下って行くと、朝、回れ右をした赤い通行止めテープに峠側から再会。(爆)
しかし、オトナのオイラとしてはテープをくぐるなんてことは出来ない。
再び、いや、三度、奥十勝峠を目指して引き返したのは言うまでも無い。(´ー`)┌フッ
そして峠からはペンケニコロベツ林道で麓まで下った。
この時点でお昼少し前。
山奥なので自販機はおろか飲食店などあるわけも無く、オイラの選択肢も昼食なんて言葉はどこにも無く、次はどこを走るか・・・である。(爆)
結局、岩松湖から砂利ダートに入り、オソウシ温泉のところから分岐に入った。ここはオソウシから鹿追まで抜けられる快適なダートがあるのだ。
オソウシサラウンナイ林道という。
取りあえず、一気に走りきり、鹿追ランドのところで折り返し。(^^)v
オソウシへとって返すのだが途中に分岐が有り、案内板の文字が壊れていてどこへ抜けられるのかわからず、以前から興味があった。方角的には直接、瓜幕の方向に出られると予想していたのだが。
幸い、まだ時間とガソリンはあるので行ってみることにした。
走ってみるとこれがまた楽しい。
適度に荒れていて適度に整備されている。(いや、ほぼ道としては放置状態といった方が良いだろう。)
途中いくつも分岐があるが、戻るときのことを考えて帰るためのルートを頭にたたき込みつつ、人里へたどり着けそうな方向の道を選んでずんずん進んでいく。
20kmくらい走ったところで道が三叉路になり、左は瓜幕?の牧場内を抜ける道らしい。ゲートがあるのだが通常の鹿ゲートのようにちゃんと閉めておく前提で通っても良いよと言うのとは違い、南京錠で完全防御だ。
ならばとさらに進む方を選んで進んでいくとどうやらその牧場の北側をぐるっと回り道をするような感じだ。これならどこかにでられるだろうと思い、さらに進んだのだが数km走ったところで前方からライトバンが来た。
営林署の車だと思ったらどうも警察らしい。すれ違うところで互いに止まったので、
この先はどこに抜けられるんですか?
と聞いたところ、
かなり荒れているのでやめた方が良いです。実は道に迷ったひとを今つれてでるところなんです。
と返ってきた。
荒れているのは想定内だが、迷子???
見ると警察のライトバンの後ろで、セローに乗ったにーちゃんが恥ずかしそうに手を振っていた。(苦笑い)
本当に通行不能ならともかく、ここで引き返すのはなぁと思ったがそこは大人の対応。警察の顔も立ててあげないと行けない。
それじゃあ、戻った方が良いですね。
とさわやかに答えてセローの後ろにつき、来た道を戻った。
後ろから見ているとセローのおにーちゃんはオフロード走行のスキルはまだまだという感じだ。それでも一人で北海道の山深い道に入り込む根性は褒めてあげよう。(苦笑)
もっとも見る限り、工具を持っている風でもないし、なんと言っても下はジーンズだが上はなんと半袖だ。
オフロードを走るための装備がまるでなっちゃいないな。(´ー`)┌フッ
先ほどの三叉路に戻ったところで警察は牧場方向のゲートの鍵を開けてそちらの誘導しようとするが、オイラは道はわかるので丁重にお断りして単独でオソウシ温泉まで戻ったのは言うまでも無い。
結局邪魔が入ったためどこに抜けられるのか確認できなかったが仮に三叉路で引き返したとしても20km程度の距離を楽しめるルートだと言うことはわかった。(^^)v
例年の通り、道内最後のダート走行はこのあたりを走る予定だし、天気が怪しくなりそうだから峠方面は避けてこのルートを往復して遊ぶのも良いかもしれない。(^^)v
オソウシからはおとなしく舗装路に戻った。
朝から走り詰めなのでいい加減握力が馬鹿になっていたし、指先にも力が入らなくなってきた。(^^;)
リアブレーキは足で踏むだけだから良いけどフロントは人差し指と中指が命。
普段は気にならないけど疲れてくると、微妙にレバーが遠くて力が入りにくいポジションなことに気づいたので途中で少し調整。(^^)v
いくらかましになった。
その後は淡々と帯広の宿まで逃げ帰ったのは言うまでも無い。
ホテルに着いたところで少しチェーンの張りを調整。少し伸び気味だったのだ。いつかの林道ツーリングみたいにチェーンが外れてしまうとやばいので。(^^;)
部屋に戻って手のひらを見たら、まめ防止のリスクレーシングのプロテクタもつけているのにまめが出来ていた。
明日の朝のコンディション次第だが絆創膏を貼ってから出発かな。(´ー`)┌フッ
本日の走行距離:295km
うちダート走行:185km ←そりゃマメもできるわな・・・(-。-) ボソッ