タイムを出すためには技術とメンタルの両方のレベルアップが必要である。
スキーのアルペン競技の話だ。
バイクやクルマでのサーキットレースのように周回を重ねる中で路面やライバルのペース、タイヤのグリップなどの様子を見ていて状況に応じてペースを上げるとか言う駆け引きや戦略が入る余地はまったくない。
一発勝負だからだ。
もちろん、コースを攻略する上で攻めるところと守って手堅く行くところは存在する。
週末に2試合あった。日曜日の試合が今季の初レースだったのは既報だ。
そして月曜日に別のスキー場での試合にも出てきた。この日も天気に恵まれた。そしてバーンは硬いけどテロテロではなかった。(^_^)v
2本勝負。
1本目はまだバーンが固かったのとスルーゲートのあとの対応がへたくそでラインが落ちまくった。orz
結果論だがエッジはちゃんと噛んだのでもっと早いタイミングで動ければすぐに1秒くらいは削れたはずだ。←負け惜しみ
クラブの仲間がビデオを撮ってくれたのだがそれを見る限り、滑り自体もかなり警戒して守りに入ってしまったようだ。
リスクをどこまで取りにいけるかどうかはやはり技術の裏付けと攻める気持ちをどれだけもてるかなのだろうなぁ。
そして2本目。
だいぶ気温も上がり、インスペクションでの感じでは中間までは普通に固いバーンで滑りやすそうだ。中間から最後の緩斜面だけはかなり固いバーンだったのでしっかり外足に加重していかないとずれてラインが落ちてしまいそうだった。
んでもってスタート。2本目は結構気持ちよく滑ったのだがタイムはダメダメだった。
滑った感じとしては特別大きな失敗はしていないし、ラインもそれほどひどくは落とされなかったと思って居た。だが、タイムは遅いのだ。orz
2本目もビデオを撮ってもらったので確認すると雪煙のあがり方が多い。せっかくの谷周りで落としていくのでは無く、止めてずらしてコントロールしてしまっているようだ。
そりゃ、気持ちいいわけだ。
バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
滑りに余裕がありすぎるし、相変わらず悪いくせで上体が棒立ちだ。もっと上体を前傾させてトップに加重し、谷に体を投げ出す感覚で谷周りからカービングさせていかないとスキーは走らない。
自分の滑りを見るとがっかりするがそれが目的でビデオカメラを買ったのだ。
もっと積極的に動いてみよう。
そして胸の前傾角を深くすることを何よりも優先してみる。
膝が・・・とか、内足が・・・とか、腰の内旋だとか・・・なんて気をつけなきゃイケないポイントは一杯あるのだが本番の中では頭は真っ白だ。(爆)
だから次の試合からはせめて胸の前傾角をキープすることだけを注意してみようと思う。
ちなみに深い前傾を保つには体幹部(腹筋、背筋)をきちんと鍛えないと駄目な感じだ。
まじで筋トレするか・・・(-。-) ボソッ