今日は午前中は今季初めてとなる所属する競技スキークラブの練習会だった。
主力メンバーの多くが参加する県大会とかぶっていたため参加者は10名と若干寂しいがいい練習ができた。
なんと言っても今日のバーンはオイラにとって因縁のある場所。
約2年と1ヶ月前の12月28日にこのバーンでシーズン初の練習会で大腿骨をぼっきりと折った。(^^;)
そして約4年と1ヶ月前の12月30日にこのバーンでシーズン初の練習会で右のすねの骨をプラトー骨折してしまった。(^^;)
昨シーズンは骨折修復時に入れた補強棒を抜く抜釘手術を受けてから1ヶ月程度だったため練習には参加せず、一人でフリーをしていた。(苦笑)
そして今シーズン。かつて無いほどの暖冬の影響で初ポール練習が例年よりも1ヶ月遅れで今日開幕したのだ。
そんな流れなので気にするなとかびびるなという方が無理というもの。特に雪面コンディションも過去2回の骨折時以上にやばい状況だ。(^^;)
まあ、結果から言うと本人的にはかなりびびっていたのだが周りで見ていた仲間からは結構いい動きをしていたよと言われた。(^^)v
今シーズンはなかなかポール練習ができない中、課題を持ってずっとフリーで滑り込んできた成果が少しは出たのかもしれない。
お昼で練習は終了。ま、規制されたコースを滑るとかなり疲れるし、今日はデラがけの負荷も高かったので半日練習がちょうどいい。
仲間とお昼ご飯の後は夕べ届いたデモ板の試乗だ。
とにかく軽くてペにゃペにゃなのは持っただけでわかるが、実際に滑ってみると競技用のスキーに体がなじみすぎているせいか、とてつもなく恐ろしい板であることがわかった。
1、ブーツの前後長くらいの足下のエッジしか効かない。→プレートなんて入ってないから当たり前ではあるが。
2、雪面のぼこぼこがすべて足首に来る。→これまたペランペランでプレートなし、スキー自体の厚みも薄いので仕方ない。
3、ずらし回そうと思っても意外に引っかかってスムーズなずらし回しができない。→これは後述のようにベースエッジ角度に問題がありそうだ。
4、傾けて撓ませた状態でターンしている最中でもトップやテールが不規則な引っかかり方をして雪面から不必要に鑑賞されて全く安定しない。→これの原因も3と同じかなぁ
5、コブ斜面だけは軽いので結構軽快に滑れる。
6、前後のバランス保持範囲が極端に狭く、前後のビンディングの中でしっかりと加重をかけていないと前のめりに転びそうになる。
・・・・とまあ、ざっとこんな感じの辛口のインプレッションとなる。
だいたいは予想の範疇だが前後のバランス幅の狭さは想定外だった。まあ、ある意味ポジションのチェックだと思えば悪くは無い。
ただし当たり前だが少し荒れ気味の斜面をスラ板の感覚で速度を出すととてつもなく怖い。(^^;)
どこに飛んでいくかわからないし、ターン弧も全く安定しない。
取りあえずはおそるおそる乗った感じだが、さし当たってエッジの調整はマストな様だ。
常宿でワックスを掛ける前に目検討でベースエッジ角度が1度になるように少し削ってみた。
たぶんだいぶましになるとは思う。それでどこまで改善できるか次第ではあるが、今日のインプレとしては普段使っているスラローム用の板の方がはるかに乗っていて安心だし、切れるから楽しい。今日のでも板が優れているのはコブ斜面だけだった。
まあ、来週もう一度履いてみてどの程度改善されているかだな。