7月に納車になったサトルも既に7000kmを超えた。(^_^;
ここまで走れば大体アタリも付いてくるので変な気を遣わずに普通に乗れる。
納車直後から最近までの平均燃費は18km/L+α。エコラン気味に走っても19.7km/L位が最高記録だ。
もうひと声延びて20km/Lの大台に乗るかと期待して居たがさすがに厳しそうだ。もっとも4駆であることを考えれば十分ではあるが。
サトルの前に乗っていたブリ男は2駆にもかかわらず、遠出では17~18くらいとやや劣っていたことを思えば致し方なしというところか。エンジンの圧縮比が上がりアトキンソンサイクルで熱効率が向上したことに加えて、CVTがDCTに変わったことによる伝達効率の向上分が4駆になった抵抗の増加分をわずかに上回ってくれたと言うことだろう。この辺りは期待通りである。
その意味では満足なのだが、ひとつだけ気に入らないのが足まわりの柔らかさ。
それもあくまでもブリ男と比較しての話で有り、けして乗り心地は悪くないのでこんなものだろうとは思っている。むしろ、2時間以上高速を連続運転したあとでも三半規管がおかしくならない点においてはサトルの方が優れていると言えるかも知れない。それとブリ男よりもさらに静かになった室内が疲れ知らずな点はすばらしい。今回の鈴鹿往復でも疲労感はミニマムだった。日曜の晩はなか卯でうどんを食べたあと、みえ川越インターから高速に入り、そのまま自宅までノンストップだったくらいである。(^_^)v
月末までにはタイヤをスタッドレスに交換するがきっと雪道でも期待通りの性能を発揮してくれることだろう。 (^^)v
そうそう、燃費のことをもう少し書き足そう。
オイラのサトルのグレードは「Z」の4駆だ。
「X」と比べて「Z」は装備も良い反面、値段も高いが、総合的に判断して決めた経緯がある。そして当然4駆は無雪期は抵抗以外の何物でも無いことも百も承知。それでも冬の雪道での安心感を買うために4駆を選択したのだ。
上述のように現在までの平均燃費は約18km/L。ホンダが提供しているインターナビの自分のサイトに給油記録をつけているので満タン法としては正確な数字である。誤差があるとしたら、クルマのオドメーターを基準に走行距離を算出しているため、距離に関しては少々怪しいかも知れない。だが、使ったガソリンの量は毎回の給油量を記録しているので疑う余地は無いのだ。
近場の通勤や買い物で使うこともあるが基本はサーキットまでの遠征である。ネットでの書き込みを見ると2WDなら燃費は27km/L位のことを書いている人が多いし、4駆であっても20km/L位は走っている人が多いようだ。だが、そうした人たちの走行環境がどういう状況なのかは全く判らないし、郊外と都心部では2~3割変わるのは当たり前だ。ましてやああいったレビューを書く人は(自分の買ったものへの思い入れがあるのは理解するが)大概の場合は、少し話を「盛って」しまう傾向がある。
どちらにしても話半分が妥当だろう。(´ー`)┌フッ
ちなみにオイラの感触では高速巡航でも時速100キロ未満で走るとぐっと燃費は良くなるようだ。まあ、これはどんなクルマでも傾向は同じなんだが、特に90キロくらいまでで我慢すればかなり良くなる。
だが、現実的にはメーター読みで100キロ+αで走ることがほとんどだ。先日の鈴鹿の往復では右側車線の流れに乗って走っていたら、行きは19km/L、帰りは18km/L位だった。大きな声では言えないがクルーズコントロールが働く上限車速を超えている時間が長かったのでオイラとしては多少飛ばしていたことになる。普段ならメーター読みで100キロ丁度くらいで大人しくクルーズするんだがさすがに鈴鹿までの遠征ではなるべく早く着きたいという思いもあるし、左車線は遅すぎるし、右車線では前後のクルマにあわせるしか無いという東名高速特有?の交通事情もある。
ま、いずれにしてもネットの書き込み情報よりは若干見劣りする燃費データだが、それでも2WDだったブリ男よりもわずかに燃費は良いので満足している。
繰り返すが、欲を言えば満タン方の計測で20km/Lの大台に乗るとすごく達成感があるのだが残念ながらそれは無理っぽい.(苦笑)
それでも40Lタンクとは言え少なくとも700kmまでは無給油走行可能だ。ガソリンの心配をしながら走るのはちび4駆の時で懲りたのでその点は安心なのだ。(^_^)v
それにオイラは、(タンクが空に近い方が軽いので燃費や運動性能には良いのはわかっているが、)内部で結露して水がたまる原因にもなるし、ガソリンの心配をしながら走るのは嫌いなので基本的に半分を下回ったらなるべく早めに満タンにするようにしている。
ちなみにオイラのサトルはハイブリッドモデルで有り、エコボタンというのが付いている。これをONにしているとエアコンの負荷を制御したりして多少は燃費に貢献するらしい。
納車直後にどちらもずいぶん試したが、その時はさほど違いを感じなかったことと渋滞の中での走行ではやはりエコモードの方が少し燃費が良さそうなので最近はずっとONにしたままだった。
しかし、高速をクルーズコントロール任せで走っていると顕著なのだが、のぼりで車速が落ち気味になるとアクセルを開け足して速度維持するのだが、その反応が明らかに鈍い。明らかに車速が落ちてからアクションが始まるのだ。
それと微妙な速度差で前車に追いつきつつある時に遅いトラック同士の抜き合いじゃあるまいし、モタモタしているとさらに速い後続車が後ろからつついてきて不快な思いをすることになる。そんなときにはクルーズコントロール状態からアクアセルを踏み足して加速して一気に抜き去ってからまたクルーズに戻るのだが、ここでの反応がかなり鈍い。こんなモンだと諦めて乗っていたがやはり気になる。
そこで先日の鈴鹿遠征の際にエコモードを切ってみたら、上記の不具合がかなり改善されることに気づいた。
納車直後はどちらかというと街乗りでの比較ばかりだったのであまり感じなかったが高速では顕著だ。そしてそのまま一般道を走ってみてもやはりエコモードはOFFの方がアクセルにリニアにパワーが出てくる。いざ加速したいときに一拍遅れるのは結構なストレスになるため、当分はOFFで様子を見ようと思う。
ま、そんなわけで新車特有の変なニオイもしなくなったし、地味な実用車そのものだが購入時の期待値はすべての点でクリアしているので今後も乗り倒してやろうと思う。
どんなものでも所詮は道具。
使ってこそナノだ。(^_^)v