今年もツインリンクもてぎでMotoGPの日本グランプリが開催された。
昨年、2年のブランクを経てまた現場復帰?したオイラだが、今年も金曜日に休みをもらいがっつり楽しんできた。(^_^)v
金曜日は少々気温が高すぎたが、文字通りの青空。秋晴れで湿度もほどほど低く、いい光だった。
土曜日は朝のうちは日が射していたがお昼頃には薄雲が広がってしまい、何となく中途半端な光だった。
そして土曜の夜中から降り始めた雨は日曜日まで残り、午前中はそこそこの降雨量だった。雨よりもむしろガスが出たせいで朝のフリー走行が遅れに遅れ、結局2時間遅れで走行開始。
もともと朝のフリー走行の時間は長くはないが、Moto3とMoto2クラスはわずか10分間ずつの走行だ。前日までのドライコンディションとがらりと変わり、ヘビーウエットのコンディションでレースのためのセッティングを10分間で決めなければならないのはかなり厳しかったようだ。
その意味ではもてぎの走行経験が多い日本人ライダーにはやや有利かとも思えたが、結局レースが始まってしまえばレギュラーシーズンで安定して結果を残しているライダーが上位に来る辺りはさすがである。
それにしても今さらながらに、国際衛生衛星生中継の放映料がレースという興業を支えていることを再認識した。
どういうことかというとつまりこうだ。
オリジナルのタイムスケジュールはこうだった。
8:40~9:00 Moto3 W-UP
9:10~9:30 Moto2 W-UP
9:40~10:00 MotoGP W-UP
11:00~ Moto3 決勝(20周)
12:20~ Moto2 決勝(23周)
14:00~ MotoGP 決勝(24周)
MotoGPの決勝レース前にはブルーインパルスのデモフライトも予定されていた。
※あいにくの雨のためにブルーインパルスは当然飛来せず。(苦笑)
そして上述のように大幅なタイムスケジュールの遅れが生じて、結局2時間遅れでフリー走行を実施し、
Moto3クラスの決勝レースは12:05スタート
Moto2クラスの決勝レースは13:00スタート
となった。
おどろくのはその周回数。
Moto3クラスはたったの13周、Moto2クラスも15周の決勝レースとなったのだ。
超スプリントレースも良いところだ。WTCCも真っ青。(苦笑)
ウエット路面ともなればラップライムが遅くなるので決勝周回数を減算するのは最近の全日本でもやっていることではあるが、ここまで大端に短くするとは驚きだった。
だが、それもこれもすべては14:00からMotoGPクラスの決勝レースをスタートさせるためだったのだろう。
衛星生中継の都合があり、メインレースの時間まですっ飛ばすと大変なことになるのだろう。今やレース興業も観客動員での収入よりもテレビ放映権での収入が大きいのはどのジャンルでも同じなのだろう。だからかなり強引ではあるが、MotoGPクラスだけは時間も予定通り、決勝レースの周回数も予定通りとなったのだ。
ちなみにF1だってそうだ。昨年の事故を受けて今年の鈴鹿F1の決勝レースは少し時間が早くなったが、昨年まではかたくなに午後3時スタートだった。これとてもメインの視聴者である欧州との時差を考慮したものだったとオイラは思って居る。秋の日本で決勝レースが2時間近くかかるF1のスタートが午後3時だなんて、安全な視界の確保を考えたら明らかにおかしな設定である。
まあ、話はそれたが雨のせいで翻弄された決勝日ではあった。
オイラの写真撮影はというと、金曜日のFP1は定点観測。
全車撮りとよく言うが、練習をかねて全クラスの選手を同じような構図でひたすら撮り続けた。
FP2はS字周辺を移動しながらいつもの感じで撮影。最後のMoto2クラスの走行は最後まで撮らなかったけど。(苦笑)
土曜日のFP3はまたまた定点観測。がらがらの全日本と違ってそれなりにお客も増えるし、最近は最前列に椅子を持ってきて動かない人が多いから移動しながら撮影するものけっこう大変なのだ。それといつもなら距離が遠く、背景が殺風景だから少ししか撮らないV字コーナーのアウト側フェンスにもモチュール看板がつけられて居たのでこれを絡めれば引き気味の構図でもそこそこ絵にならないかなと考えて粘ってみた。
そして土曜の午後の予選はやはりS字周辺をウロウロして過ごした。日曜日は雨になるのはわかっていたのでドライ路面のうちにヘアピンで撮ろうかとも思ったのだが、あそこに行ってしまうと移動のロスタイムが馬鹿にならないため見送った。
決勝レースの朝フリー走行。
いつもならヘアピンに行くのだがヘビーウエットではマシンもバンクしないので絵にならないと判断し、水しぶきも一緒に撮すイメージで結局S字立ち上がりに行った。
走行時間が遅れに遅れたがいざ始まる頃にはそこら中に椅子が置かれてしまったので移動は諦めてそこで撮影。さらに上述のようにフリー走行終了から決勝レースまで、そして決勝レースのインターバルタイムが通常よりも極端に短くなったため、これまた移動は断念。
たまたまとなりに白石玲奈選手とそのオヤジさんが居たので一緒に?レース観戦した。(笑)
今回は3日間でかなりの枚数を撮影したので画像をチェックし終えるのはかなり先になりそうだ。ま、焦らずにボチボチと楽しみながらやるとしよう。(´ー`)┌フッ