2015ラリー北海道・雑感 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

少々古新聞になりつつあるが、今年も予定通り、ラリー北海道、通称「らりほ」へ行ってきた。
今回で3回目と言うことでラリー好き、ラリー通な友人も増えてきたので色々教えてもらってだいぶ知恵も付いてきた(つもり)。
少なくともラリーというものがどういう段取りで進行していくものなのかくらいは理解できているはずだ。(爆)

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まずは金曜日の朝のフライトで帯広へ行き、宿に荷物を預けたあとはお昼ご飯にお約束の豚丼
今まではあまり有名店にこだわらずに行き当たりばったりで食べていたが今回は駅周辺で評判の良いお店を3軒ほどピックアップしておき、どれかに行こうと思っていた。
駅の正面にある「ばんちょう」はいつも店の外まで並んでいるのを知っていたがいくら評判のお店でも並んでまで食事するのは耐えられないため、駅ナカの「ぶたはげ」に行ってみた。平日の11時過ぎという時間のため、すんなりカウンターへ着席。4枚のせのスタンダード。920円也。

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黒胡椒がピリッときいており、おいしい。
以前食べた長崎屋の中にある店は脂身ばかりだったがここのはおいしい。(^_^)v
牛丼弁当じゃないけど、お持ち帰りも出来るので混雑や行列が大嫌いなオイラとしては今後はここに決まりかなぁ。

お昼過ぎにはラリープラス主催の撮影講座の集合だ。いつものように小林直樹カメラマンとラリープラス、そしてキヤノンスタッフのサポートを受けて、今回はヘッドクォーターとプレスミーティングも見学。その後、北愛国のラリーパークへ移動し、ラリーショーとSS1の撮影となる。
だが、怪しかった雲行きがついに泣き出し、北愛国へ移動する少し前から雨が降り出してやがて本降りに・・・・(苦笑)

そんなわけで札内SS1は大雨の中の撮影。雨はザンザン降るし、完全に暗くなってからの走行なので向かってくるときはヘッドライトの明かりしか見えないし、コースを照らす明かりは皆無なのでISO感度を目一杯上げても撮影は難しい。(苦笑)

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初日はそんな感じで終了し、ホテルに帰るとエアコンをガンガンかけて濡れたものを乾かした。足下はゴアテックスブーティ内臓のトレッキングシューズだが今回は間違いなく雨になりそうだったことも有り、最近買ったモンベルのゴアソックスも投入したところ、ばっちり。(^_^)v
全く靴下は濡れていなかった。優れものだ。

土曜日はラリー講座的にはメインイベントだ。朝の集合は早いが、陸別サーキットのSS2のスタート時間に間に合うように移動開始。

http://www.rallyjapan.jp/rh/jp/wp-content/uploads/2015/08/15rh_RouteMap_Ver.2.42.pdf

今年はウォータースプラッシュポイントへのメディア立ち入りがOKになったとのことで、全日本クラスの時には撮影講座参加者もぞろぞろ入らせてもらった。まあ、みなが同じような絵になってしまうと言ってしまうとそれまでだがラリーならではというイメージカットが撮れるのは間違いない。(もっともオイラはほとんど失敗したが。)

それにしてもこの日は本当に降られた。
移動用のバスが唯一の避難場所になっていたとは言え、撮影のあいだはそれぞれ2時間くらいは雨に打たれたままだったからなぁ。ヽ(´ー`)ノ ハア

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でも、ほとんど泥をかぶる場所は無かったおかげでドロドロだったカッパがかなりきれいになった(^_^)v 
午後はパウセ・カムイでSS10の撮影。
通常の観戦ポイントではなくステージ途中の広くて安全を確保しやすいエリアを選定してくれていた。なんちゃってプレスビブをつけているとは言え、アマチュアのイベント参加者に万が一のことがあると大変なので色々気を遣ってくれているのだ。

雨に打たれての撮影は大変だったが、雨でそこら中に水たまりが有りしかもマシンが滑りやすい状況のため、楽しめた。(^^)v

撮影終了後、夕方遅くに帯広駅まで戻り、いったんレンタカーを借りてホテルに駐めてから、再び集合し、撮影した画像をプリントして講評してもらう。夕食用のお弁当が実に豪華だったし、参加賞としてラリーカーのカットがプリントされているマグカップももらった。(^_^)v

dinner

なんでも4種類あったそうだが、適当に選んだものをあけたらチャンピオンマシンのVWポロ(オジェ/イングラシア)のものだった。ラッキー。

そして解散が午後10時ちかく。
ホテルに戻ると、さすがに一日中雨に打たれて疲れがどっと出てきた。しかもついサーキット撮影のイメージでスローシャッターにしすぎで雨の中のカットは全滅に近いので心も折れ気味だ。orz
おととしと去年は日曜日の観戦はせずに帰宅したのだが、今年はせっかくだからと日曜日の観戦計画も練ってあった。
但し、ラリーは朝が早い。
朝イチのギャラリーポイントでの観戦をしようと思ったらそれこそ4時起きだ。(苦笑)
本別SS14→音更SS16→北愛国ラリーパークという作戦を立ててあった。
だが、疲れては居たのだが楽しかったため神経が高ぶっていたらしく、なかなか寝付けず、つい缶チューハイを飲んでいたら結局寝付けたのが1時になってしまった。(^^;) 

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これでは早朝の起床など到底無理。(^_^;
もともとは本別のSS14に間に合うように4時半には起床するつもりだったがこの時点で断念。確信犯的に寝坊することに決定した。(爆)

しかし7時過ぎには目覚めたのでいそいそと準備し、午前10時半くらいからの音更SS16に早めに行けそうなのでまずはそこで撮影することにした。
林の中のポイントなので写真を撮れる場所は限られるという話も聞いていたので、寝坊転じて福とすべく早めに移動し、9時半には場所の確保に成功した。(^_^)v
既にお天気は良くなっていたが木に雨粒が残っていて風が吹くと葉っぱから水滴が雨のように落ちてくる。

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SS14が完全に終わる前に移動を開始して、本別のSS18へと移動して、APRCクラスの走行を撮ってきた。音更に比べると本別は駐車場から観戦ポイントがすぐ近くだし、どこに居ても見えるので観戦&撮影はしやすい。

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土曜の撮影が全滅に近かったので日曜日はかなり手堅く撮影した。(苦笑)

それにしてもラリーの撮影は難しい。
一発勝負だからだ。その意味ではラリーだけを撮っていて撮影技術を磨くのは難しいとも言えそうだ。その点サーキットレースは撮影チャンスが圧倒的に多いので練習には良いので両方をバランスさせながらスキルアップしていくしかなさそうだ。
それにラリーの写真はその場の空気を取り込んだカットの方が絵になる。
要するにオイラが苦手な風景写真の要素も要求されるのだ。一発勝負に加えてそういうところも難しい。orz

本別SS18の終了後、北愛国のラリーパークへ移動した。既に全日本クラスの最終SSは終わっており、優勝した奴田原選手がうれしそうにしていた。

休憩エリアでうだうだしているとラリー講座で知り合った人たちが何となく集まり、しばし談笑しつつ別れを惜しむ。

最後にAPRCクラスの最終レグがあって撮ろうかとも思ったが空港に早めに来てくれとレンタカー屋に念押しされてしまったため、断念して5時過ぎには離脱。
空港へ向かう途中で遅い遅い昼ご飯。
ラーメン山岡家で極豚濃厚豚骨 

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特別褒め称えるほどではないが普通においしかった。(^_^)v

6時ジャストに空港近くのレンタカー屋に到着。
シルバーウィークまっただ中と言うことで返却に時間がかかるからと脅かされたからかなり早めに来たのだが、拍子抜けするくらいあっさり手続き完了。(苦笑)
まあ、飛行機の時間が迫ってやきもきするよりは良いのだが。

ちなみに今回借りた車はマツダのデミオ。ガソリン車だった。
インプレッションとしては、悪くはないがひと言で言えば値段なりのクルマ。エンジンのフィールも少々がさつだが一番気になったのは足まわり。北海道の道って意外にうねっているのだがそのうねりを拾っておつりが来るし、路面補修をしてあるところではごつごつとハーシュが来る。
全体に良くできたクルマではあるが、いろんなクオリティは値段なりというところだ。

空港ではJスポーツのラリー番組のスタッフとMCを努める栗田嬢が居た。昨年のラリホではオイラは栗田嬢にインタビューを受けてテレビ放映されたものだが、彼女がそんなことを覚えているわけもなく、今年の栗田嬢はオイラのことを
何、このおっさん・・・・
という感じで一瞥をくれただけだった。orz
多分に被害妄想的ではあるが・・・・(爆)

時間に余裕があったので搭乗までは待合コーナーでウトウトしながら過ごす。幸い飛行機は定刻通りに出発した。帰りはクラスJをとってあったし窓際なので寝ているか窓の外を眺めているかのどちらかだった。

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最終便だったので時間的には遅くなったが羽田の混雑は大したことは無く、愛車のサトルに荷物を積み込み、帰宅の途についた。

うん、値段が違うから当たり前だがデミオよりもサトルの方があらゆるところが上質である。(^_^)v

それにしても楽しかったなぁ。
今年は特に最終日に自分なりに考えて少し観戦&撮影出来たのが良かった。
来年も是非行こうと思う。(^_^)v