レースを撮影する際には、いわゆる普通のレイン・ポンチョを持ち歩くことが多い。
広げると四角いだけの布をすっぽりかぶるタイプのあれだ。かぶっている姿はてるてる坊主みたいになる、あれだ。(苦笑)
思えば2006年にモータースポーツ写真を撮り始めた時に購入したものをずっと使って居た。モスグリーンで裏地は合成ゴムが貼ってあるタイプ。
このタイプはすっぽりかぶれば機材ごと雨から守ってくれるし、中でがさごそポケットの中のものを出し入れしたりもできて便利なのだ。表地のナイロンには年に一度くらいは撥水スプレーをかけたりしてきたのだが、さすがに内側の合成ゴムの劣化がひどくなり、べろべろとはがれて来はじめた。
6月のSUGOの雨の際にこりゃもう駄目だと見切りとつけて新しいものを買った。
こういうトラディショナルというかコンベンショナルなタイプのポンチョというのは最近はあまり無くて、袖付きのロングコートタイプのポンチョばかりだったりする。
オイラもビブをつけるときは袖付きのコートタイプを使うが、通常はコンベタイプの方が便利だと思って居る。
ネットでしらべても片手で数えられる程度しか良さそうなものが見つからなかったのだが、その中でモンベルが出して居るものが良さそうなので買ってみた。山用品のブランドとして昔から絶対的な信頼を置いているモンベル。今現在使って居るモンベル製品も数多い。コートタイプのポンチョもそうだ。2つ持っている。(笑)
モンベルの製品は本格的な登山用品として開発されているため、基本性能がきちんとしているだけでなく、軽くてコンパクトなのだ。ナイロン系の衣類に関してはほとんどはリップストップナイロンというかぎ裂きや破れに強いが薄くて軽い生地を採用している。
ウインドブレーカーも持っているが、これなどは丸めればジーンズのポケットに入ってしまうほどコンパクトだ。
前述の袖付きコートタイプのポンチョもまさにそうだったが、今回買ってみたコンベタイプのポンチョもまさにそうだった。コートタイプよりは少し厚めの生地なのか若干ゴワゴワ感があるが新品同士で比べても防水性というか撥水性は良いみたいだ。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1128279
買ってからまだ使う機会が無かったのだが週末のもてぎで日曜日に雨に降られた際に初めて使うことになった。(苦笑)
もちろん、使い勝手は期待通りだし、新品と言うことも有り、撥水性能も十分。そすて雨が上がったら広げてパンパンと水滴を飛ばして折りたたむとおどろく小さくなる。
カメラマンベストの背中のポケットに簡単に収まる。(^_^)v
丸めるときに空気の抜けが悪くてふくれる辺りが防水性、撥水性の良さを物語っている。
うん。合格。
今後数年はこれを愛用しよう。(^_^)v
おまけ
夏場の気温が高いときは腕は雨に打たれるままにするが、寒い季節は普通のセパレートタイプの雨具を着た上にポンチョをかぶることにしている。1日中本降りが予想されるときは下に着るのもちゃんとしたカッパだがそれほどでもない時は一応カッパとして売っているものだが薄手のゴアテックスのジャケットをインナーとして着ることが多い。
ちなみに下半身はバイクで使い古して膝辺りに少し穴が開いていたりするセパレートカッパのズボンを履く。もちろんゴアテックスだ。
雨具をレイヤードする場合にはインナーのカッパは必ずゴアテックスを着ることにしている。蒸れるからだ。アウターに着るものはあまり気にしていないけどね。