国会は安保法案で大揺れだが、国民のあいだでも大きな波紋を呼んでいる。
安保賛成ときっぱりと言いきるひとも中には居るが、国民の大半は
緩やかな反対
というのが現状だろう。
緩やかな・・・と書いたのは、胸を張って語れるほどの知識が無いからだ。
オイラは安保法案には反対の立場だ。
もっと正確に言うならば、今の憲法のまま解釈だけを変えて法案を通すことに反対だ。
もはやカビが生えていそうな法律、条例がある中、憲法だって必要なら改憲したっていいと思う。だが、その肝心要の部分の議論をその難易度にネを上げて、数の論理で押し通そうとしている安倍政権のやり方には強く反発を覚える。
自民党にあそこまで権限を集中させてしまったという結果責任は有権者にあるとは思うが、個別の法案に同意しての投票では無かったはず。
今になって安保反対、なんて60年代みたいなことをいっている自民党へ投票した人は己を振り返ることも忘れないで欲しい。
だが、安保賛成と唱える人たちはどの程度の知識と信念を持ってそう叫ぶのかが正直よくわからない。安保反対の人のことを日本人じゃ無いとか、在日(韓国人)と呼んで非難する人もいるし、朝日新聞を朝鮮新聞とののしる言葉も相変わらず散見される。
オイラは自分の知識不足や勉強不足は謙虚に認めるが、それにしても断定的な意見を言う人たちももう少しニュートラルな目線で語れないのかなぁとも思う。
長年のつきあいがあった方の中には、知らないうちにSNSのオイラとのつながりを立ちきった人もいる。この辺りの意見の食い違いが面白くなかっただろう。今までの交流はなんだったんだろうねと正直思う。意見の食い違いがあるなら、それについて話をすれば良いのだろうし、もう一歩進んで相手の考え方をきちんと理解した上で自分の信念を貫けばいいと思うのだが。気に入らない意見や人物を排除するだけでは独裁者の思想と何も変わらないと思うのだが。。。
・・・・というわけで、オイラは
緩やかな安保反対論者
であることを宣言しておきたいと思う。