ブルーサンダー号・完成っ!! | 木馬の四方山ばなし

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ブルーサンダー号とは、2010年秋に購入した2011モデル・ヤマハのWR250Rのことだ。

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購入以来、究極の林道ツアラーとして数々の工夫を凝らしてきて、
オイラ好み
にして来た。(´ー`)┌フッ

まあ、それはさておき、こいつで林道を走る際に重たい工具類をなるべく低い位置に搭載したくて苦労している話は少し前に書いた。

http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12030150120.html
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12030150280.html

上記の対応で解決したつもりになっていたが、実戦での確認がまだだった。そこでその効果を確認するために
先週末軽く林道を走ってきた。
比較的近くにある林道だ。
この日は朝、うだうだしていて出発が遅くなったため、林道到着が9時近くになってしまった。この時間になるとやはりアプローチの段階で既に大勢のハイカーがいたため断念。ぐるっと回り込んだ反対側に行くとほとんどハイカーが来ないダートがあるのでそちらを走ってみることにした。
朝のうちは雲が残っており林道周辺は少し涼しさを感じるくらいだったが走っているうちに気温も上がってきて、熱害の確認をするには十分な暑さになった。
約9kmと短めルートのため、舗装路に出たところでUターンして往復してみた。

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林道では舗装路に比べて平均車速が上がらない割にアクセルをあけるため熱が籠もりやすい。だから基本的にはダート走行での確認が必要なのだ。

林道の途中でサイドバッグ周りの熱さをチェックして見た。

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特に心配しているマフラー側のバッグの周辺を触ってみるが、拍子抜けするほど熱くなっていない。バッグとサイドカバーのあいだに手を突っ込んでみたが、素手のままでも大丈夫な程度の温度だった。(^_^)v

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ノーマルのヒートガードを残した上に、大型のサイドカバーで覆ったのが効いているようだ。それに大型サイドカバーの内側には断熱シートを貼ったのでなおさらだ。バッグが熱で溶ける心配は全くなさそうだ。
だが、そうなるとマフラーそのものが温度が上がりすぎることは無いかと不安になったが見た感じでは何も起きていないし、走っていてパワー感にも変化は無いので問題ないだろう。
新しいサイドバッグも取り付けが簡単な割には荒れた林道を走ってもずれたり暴れたりすることも無いようだ。

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帰宅後、バッグをチェックしてみたが特に焦げたようなところは無く、ごくわずかにサイドカバーと擦れたあとがあるのみ。問題なさそうだ。
今回はあえて熱害を確認するためにマフラー側には工具バッグをビニール袋に包んで入れてみたのだが、そのビニールでさえ溶ける兆候は皆無だった。これなら完璧だ。(^^)v

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ちなみにこの日はお昼前に帰宅したのだが、11時くらいになるとかなり気温も上がり、舗装路とは言え街中での信号待ちではかなりマフラー周りの熱が上がったはずなのでこれ以上の検証は不要だろう。

強いて不安点をいうならばこのサイドバッグにはレインカバーは付属していないし、取り付けようにもかなりの工夫が必要となりそうだ。(いい加減な付け方だと林道走行中にとれたのにも気づかないのがオチだもんね。)
そこでオイラはバッグはぬれ放題、汚れ放題で放置することにして、インナーバッグやプラスティックバッグで中身を雨や汚れから保護するつもりだ。
そう割り切ってしまえば全く問題ない。完璧だ。(^_^)v

最強の林道ツアラー化計画も完成である。

だが、そうなると溶けかけてしまったヒートガード。
みっともないのが気になる。

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そこで結構なお値段なので躊躇していた純正のヒートガードを買ってきた。

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溶けたのは大きいサイドバッグを使ったが故に断熱材の貼ってない下の方が柔らかくなり、バッグの重みでマフラーに押しつけられたからだ。
そこで新しいヒートガードには下の方にも断熱材を貼り足しておいた。これなら少々荷物がおっぺしたとしてもそう簡単には解けないだろう。
(´ー`)┌フッ


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完成だ。(^^)v

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思えば、このブルーサンダー号には購入当初から様々なところに手を入れてきた。
世間で言うところの盆栽化とは少し違うと思う。いわゆるドレスアップパーツの類いは無いに等しく、転倒時のバイクの保護やライディングをしやすくするための機能パーツがほとんどだからだ。
今回、単独林道行の際の工具類の搭載方法がオフロードバイク用のサイドバッグによって解決した。
これで長距離も含めた林道ツアラーとして完成したと言っていいだろう。

ブルーサンダー号の完成を記念して、備忘録を兼ねた改造箇所、交換パーツを書き出してみよう。

純正オプション
・メーターバイザー
・輸出モデル用ハイシート
・フロントキャリパーガード
・低膨張フロントブレーキホース
・ETC:アンテナはメーターの前、本体は純正ステーで取り付け

ハンドル周り
・ハンドル:ZETAのファットテーパー
・フロントブレーキレバー:ZETAピボットレバー(ショート)
・クラッチ:マグラ油圧キット
・クラッチレバー:マグラ用ZETAピボットレバー(ショート)
・ブッシュガード:ZETA樹脂タイプ
・ナビ用ステー(自作品)
・DRC製ハイスロットルカラー
・プログリップ製GEL入りグリップ
・ZETAのアルミ製バーエンド
・グリップ用ドーナッツ:ZETA


車体周り
・フロントスプロケットカバー:ZETA製軽量タイプ
・フロントスプロケット:サンスター製14T
・リアスプロケット:サンスター製49T(鉄製)
・ステップ:DRCのワイドタイプ
・スキッドガード:YSPオリジナル
・リアキャリア:ラリー690
・燃料タンク:IMS樹脂製ビッグタンク
・サイドカバー:ZERO-G製大型ゼッケンプレートタイプ
・ビードストッパー前後装着
・グリーンサムのラジカルミラー
・スピードヒーラー(デジタルスピードメーターの補正)


その他
・アクスルの肉抜き穴にはコーキング剤充填
・チェンジペダルにはクランクケース保護のためのスライダー装着
・チェーンカバー取り外し
・標準工具取り外し
・ステンレスブレーキホースとミニスクリーンの干渉部にはスパイラルを巻いて保護

現在はさらにノーマルタイプのタイヤチューブなので気休めにパンク予防剤を注入済み。(まあ、お守り程度にしかならないと思うけどね。)

あとは改造というわけでは無いけど、ある程度距離を走ったのでスパークプラグを交換した際にNGKのイリジウムプラグをつけてある。プラグ交換した後は始動性がよくなった気がする。

まあ、ざっと言葉で書いただけだが、自分で言うのもなんだがけっこう金と手間がかかっている。(苦笑)

強いていえば、途中で断念したまま放置してある、ETC本体の設置場所移管だけが残っている。現在は純正ステーを使ってリアサブフレームに付いているが、これを左前のシュラウド内に納められるとすっきりするんだがなぁ。
まあ、これは気が向いたらもう一度トライするとしよう。

いずれにしても機能面ではもういじるところは無い。

消耗度合いに応じてパーツ交換していくくらいだ。もうしばらくはこのバイクで遊ぶことにしよう。(^_^)v

さし当たってはタイヤ・・・・・

去年の夏に北の大地を激走してきたままナノで、フロントは4~5部山だがリアは3部山程度しか無い。
ご近所の林道でちょろちょろ遊ぶ分にはこれでも十分だが、夏休みの前にはまたタイヤを交換しよう。(^^)v

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