イエスorノー、ときどき エクスキューズ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

検討すべき事案があるとする。
各方面のエキスパートである担当者が集まり、プロジェクトチームを組んで検討を進める。
これが基本的な仕事の進め方だ。
しかし、肝心のその検討結果について煮え切らない報告をするのが多すぎて困る。

残念ながらオイラは決裁者ではないがそれを主導する立場であるため、報告の前に状況を聞いてアドバイスをする。
愚痴ついでに付け加えるならば、日々の状況を聞かせておいてさえくれれば何も改まってアドバイスなんてしなくても、毎日の作業の中で方向修正できるのだが、最近の担当者は状況を尋ねても上手く説明できないし、ひどいのになるとまだ結果が出てませんと言って何も教えてくれない。だから、あらためて話を聞くときには顎を外しそうなことになっていることが多いのだ。

そして、顕著な傾向としては聞かれたことに対して、あるいは目標としていたことに対する結論をはっきり言わないことがあげられる。
つまり、イエスかノーで言い切ることができないのだ。

もちろん担当者であるが故に裏の裏まで実情がわかっているため、単純なY/Nの回答がしづらいのはわかる。だが、それをするのはリサーチの目的だし、それを明言しないとプロジェクトの結論はいつまで経っても出ないのである。

たとえば、天気を予想するというプロジェクトだったとしよう。
そして報告を受けるときに結論として、明日は晴れそうですか?と聞いたとする。すると答えはたいていの場合、次のような感じだ。

えっと先週はずっと曇りが続いていましたが、この二日ほどは晴れました。
でも南の海上に低気圧が発生する可能性もあるため、現時点ではどちらの可能性もあり、予測できません。


ヽ(´ー`)ノ ハア という感じだ。

オイラが思うに答えが外れた場合の責任逃れをするためにくどくど持って回った言い方をして結論を出すことから逃げ回っているのだ。
ひどいのになると、
調査の結果、こういう材料がありましたが、どうなりますか???
と逆に訪ねられてしまう。
バカやローっ!
聞いているのはこっちだし、答えを出すのがおまえの仕事だろうっ!!
別に間違えたからといって責められることはないと言い聞かせていてもほとんどの場合はこんな感じだ。

オイラは部下に、「まずイエスかノーで答えろ。その上でそう判断した理由なり、不確定要素なりを説明しろ」というのだがそれができるやつは滅多にいないなぁ。ヽ(´ー`)ノ ハア

自分で判断しようとしないのかする能力が無いのか、あるいはその両方か・・・・これでは仕事が進むわけも無い。

明日の天気
晴れ、時々曇り、ところににわか雨があるかも知れません。
(´ー`)┌フッ