赴任先の九州で初めての冬を迎えた2012年の暮れにヨコハマタイヤのスタッドレスを購入した。
アイスガード・ファイブ(iG50)というタイヤだ。
今年で3シーズン目になる。
九州にいる間はあまり距離は走っていなかったこともあり、昨年の12月に夏タイヤと交換する際によ~く観察したが、サイピングのエッジなどはまだ残っており、十分行けそうな顔つきだった。
だが、関東に戻ってくると雪道走行の機会が圧倒的に増える。年末の初すべりからは毎週末ヤマに行っては雪道走行をしている。そうなると、先日書いたようにFF故の限界の低さとあわせて、このタイヤのパフォーマンスと寿命が気になってくる。
だが、ネットで評判を調べてみるとこのタイヤなかなか良い評価を受けているようだ。
世間的にはブリザック(BS)の方が性能が上というイメージはあるようだし、かくいうオイラも根拠レスではあるが、そのイメージは持っている。(^^;)
だが、サイトによっては性能はほぼ同じと断じているところもあり、値段の差は販促費の差だとも書かれていた。
なるほど、石原さとみが出ているBSのCMは頻繁に見るが、織田裕二のヨコハマのCMはごくたまにしか見ない気がする。
もうずいぶん昔の話になるが、(マイナーブランドだが)スタッドレスはオーツタイヤが一番だとまことしやかに言われていた時代もある。まだまだ日本中がバブルに浮かれていた時代の話だ。しかし、最近ではあまりオーツの名前を聞かない気がする。どこかに合併吸収されてしまったのではなかったかなぁ。
どちらにしても3シーズン目のアイスガード・ファイブはそれなりに良い仕事をしてくれている。
一つだけ気になるのは、轍が凍り付いているようなコンディションでは時たまタイヤがはじかれて挙動を乱すこと。すぐにグリップを回復するのだが、一瞬リアが横っ飛びするようなことがあるのだ。FFなのでさほど致命的な乱れにはならないのでおどろくにはあたらないのだ。
果たしてこれはタイヤのせいなのか、比較的軽量なコンパクトカーの宿命なのか、はたまた4駆で無い以上はその程度の挙動は当たり前に出るのかは判別不能ではある。
いずれにしても無茶さえしなければ十分な性能を発揮してくれており、満足だ。来年は4シーズン目となってしまうため、おそらくタイヤは買い換えることになると思うが、BSは高いこともあり、またヨコハマに落ち着きそうな気がする。(^_^)v