今シーズンは年末に初すべりをして、それ以降は毎週末滑りに行っている。
以前、関東にいたときは都内を突っ切ってから関越道や東北道にのるパターンだったので近場のスキー場でもなんだかんだで4時間以上かかっていた。
今は関越のインターまで近いこともあり、いつものスキー場ならば2時間半あれば行けるのがうれしい。(^^)v
高速道路を使うのが前提なのでそれなりにお金はかかるが、そこは時間をお金で買っていると割り切るしかない。
ちなみに走ったことは無いが、ナビによると下道だけでかえってくると所要時間は4時間半くらいらしい。
まあ、それはさておき、この週末で今シーズンの滑走日数も10日となった。
ひたすらフリースキーで基本の動きをチェックしてきた。
土曜日にスラ板を使って緩斜面で練習しているときのこと。
左足に乗り込むとき、腰が回りやすく、スキーがずれる傾向があることに気づいた。低速で基本動作をしているからこその気づきである。そこで意図的に内腰をブロックするようにしたらいい感じになってきた。
日曜日に同じ練習を長いG板でやってみた。板が長い分ワンターンの動きがかなり緩慢で長い時間がかかるため、より正確な位置に乗っていないとスキーの走りを引き出せないどころか、ずれまくることになる。
スラ板よりもさらにゆっくりとした動きになるため、非常に難しい。何本か滑っている内にひとつ気づいた。左足に乗り込む際に上体を左側にかなり傾ける意識を持たないと左右のバランスが保てない。右足に乗るときはそこまで極端にしなくてもできる。
試しに超緩斜面でまっすぐ滑りながら片足を交互にあげる動きをするとやはり同じようなフィーリングが顕著になった。どうやら左のブーツのカント調整があっていないみたいだ。
帰宅後カント調整を確認した。
昨春にブーツを作った際に調整してもらったままだが、その時はまだ脚が痛い上に筋力がまともに戻っていなかったため、脚が治ったら最終チェックをもう一度しないと駄目だねぇ~と言われていたことを思い出した。(^^;)
オイラは日本人男性の多くがそうであるようにO脚である。だから、調整をしていないブーツですねを前傾させると膝が内側に入る。
すなわち、スキーをフラットに踏むことができず、スキーに圧をかけるべくすねを前傾させた場合にアウト側のエッジが立ってしまうのだ。
そこですねを前傾させた状態で足裏がフラットになるようにブーツのすね部分を傾ける。これをカント調整という。
右足はすでにめいっぱいカント調整がつけてあったが、左足は右に比べると75%くらいの調整だった。自宅の床の上でブーツを履いて立ち、膝を入れてみる。わかりやすいように足首回りのバックルと緩く締めた状態で確認だ。
すると見た感じは両膝ともにまっすぐつま先方向に出るので問題はなさそうだが、上述のように明らかに左右の差異があったのは事実だ。
雪上でやったように片足立ちをしてみると案の定、左で立つ方が上体を傾けないとバランスがとれない。
そこで左足の方もめいっぱいまでカント調整をしてみた。今週末にもう一度雪上で確認してみようと思う。
ちなみにスラ板を使っての中斜面でのフリーの際、意識的にかなり深回りをすることが多いのだが、左足の捉えが甘く、腰が外れてしまうことが時たまあった。
これももしかしたら左のカント調整があっていないためかも知れない。これまた右足の捉えのフィーリングとは明らかに差異があるし、理屈の上では辻褄が合う。
果たして、ただの思い過ごしか、あるいはオイラのフィーリングが正しいのか・・・
今週末には結果が出るだろう。(^_^)v