やっぱ、頼りになるなぁ。(^^)v | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

春に作ったスキーブーツ。実質的には年末から本格的に履き始めたことになる。

ノルディカ・ドーベルマンWC-EDT130

ここまでは少し前に書いたはずだ。
年末からの初滑りでようやくまともにブーツのフィーリングやフィッティングをチェックできた。
昨年まではラング150の5シェルを履いていたが、今年はドーベルマンの6シェルにした。
足の長さ的には5シェルで十分だが甲高だんびろなのでボリューム的には6シェルが適正サイズとなる。
競技をやる上でタイトフィットを優先して居たためだが、2度の骨折などもありもうムリせず快適なブーツにしたというわけだ。(´ー`)┌フッ

結論から言うと、はじめの2日間くらいは少し違和感もあったがバックルの締め加減で好みのフィット感になる感覚を見つけたあとはもうばっちり。ブーツソールの長さで言うと、284mmから295mmとかなり長くなったのでその分、ダルな感じになるのを心配していたがむしろ逆で前後の踏み分けがしやすく調子いいのだ。(^^)v

年末に4日間滑ってフィーリングはいいのだが、ひとつだけ困ったことがあった。
足裏の形状に合わせて整形してあるインソールが、ブーツから足を抜くたびに足裏に張り付き、足を抜いたときにインソールがブーツの中で折れ曲がってしまうのだ。
4日目にはあと何回かやったらインソールが分断しそうな折れっぷり。(苦笑)
そこで帰宅後、インソールのつま先の下に両面テープを貼ってインナーブーツに密着するようにしてみた。

その状態で年明けに2日間滑った際の足の出し入れではインソールはびくともせずいい感じだった。(^^)v

どうしても駄目だった場合を考えてレグザムの足首周りをサポートする編み上げネットを買っておいたのだがとりあえずは出番はなさそうだ。最悪はそれを使って「選手履き」をしようと思っていたのだが当分は今のままで問題無い。
選手履きはフィット感はいいのだがブーツを履いたり脱いだりするのが結構面倒なのだ。(苦笑)

大晦日にブーツをいじっていて気づいたことがある。

その1:右足だけソールを上げ底してある。

agezoko

その2:かかとに下にコルクを貼ってかかとのポジションが少し上がるようにしてある。
その3:かかとのうしろにコルクを貼って足の前後の遊びを詰めてある。

heel

その4:シェルの前あわせ部分の高さを少し削り落としてある。

う~ん。流石。
このブーツはBMZというところで調整してもらっている。そこでブーツをいじってもらうようになってから今度のもので4足目である。流石にオイラの足のくせや骨格の特徴を把握してくれているようだ。
特に前回のラングでは小さいサイズのシェルをめいっぱい膨らませてボリュームにあわせてもらったし、最近のブーツはかかと下がりでイマイチフィーリングに合わなかったため、前回のラングからかかとをあげてもらっていた。
そして右脚が少し短いと言うことで右ブーツを上げ底してもらっていた。それらをすることで苦手な右足のとらえも早くなったし明らかに速くなったと思う。(´ー`)┌フッ

ブーツ上端は今までカットしたことはなかったが、ドーベルマンは少しシェルが深いのかも知れない。

今回は特にそのあたりの打ち合わせをしたわけではないのだが、今までのデータとつきあわせて先回りしてくれたようだ。

かかとの後ろのコルクはシェルサイズを上げたためにインナーブーツをフォーミングにしてあるのだが前後長は補えないのでコルクを貼ってくれたのだろう。

頼りになるなぁ・・・・

ちなみに右脚は左よりも約5mmほど短いようだ。(苦笑)
足へのフィッティングもほぼ問題無いし、なんと言ってもシェルサイズが上がった分だけインナーが厚くなり、暖かいのがうれしい。(^^)v
今までのラングはフィット感はタイトでよかったけどインナーブーツがペラペラで保温性が無いため足が冷えて冷えて・・・・(爆)

今度のブーツは快適性と操作性を両方手に入れることが出来ている。シェル硬度も従来の150から130へ下げたのだが特に違和感は無いし、きちんとスキーに力は伝わっているので何ら不都合はないのだ。

1月後半まではもう少しのあいだ、控えた滑りをする予定だが今年は草レースでの結果につながりそうな予感がする。(^^)v

3年前まで関東にいたときは、シーズンに入るとポールを立てての練習ばかりであまりフリーをしなかった。しかし、九州に赴任して過ごしたシーズンはポール練習をする環境がほとんど無かったため、ひたすらフリー滑走を繰り返した。
しかし、今になって思うのだが、フリーの効果が今はっきりを出始めている気がする。ポールで規制されたコースを滑っていると速く滑ることばかりで基本の動きがおろそかになりがちだが、フリーならば足りない知恵を絞っていかにスキーを走らせる動きをするかだけを考えて、延々と繰り返し滑る。そしてそれがいい練習になり、体に動きを覚え込ませることになったようだ。

今後もフリー滑走を大事にして、上手く取り入れていきたいと思う。(^^)v