メカオタクの独り言 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

非常に気になるが購入するのはぐっとこらえているキヤノンEOS7Dマーク2。

その7Dマーク2にはハイエンドモデルの1DXすら搭載されていないフリッカーレス(低減?)機能があるという。
フリッカーというのは、たとえば蛍光灯のように周期的に光の強弱が出る光源の元で撮影すると、露光するタイミングによって光量が変化して、露出が変化してしまうことを言う。(らしい)

関東ならば蛍光灯は50Hzで明滅しているし、関西以西でも60Hzだ。
だが、それをメカニズムとして実現するためにはどのような機能が組み込まれているのか非常に気になる。
光の明滅を測定することは今のカメラならばできるのかも知れない。だとするとその明滅タイミングを計るように撮像するタイミングを調整するのだろうか?
でも、ホントにそんな仕組みなのかなぁ。
ホームページの機能紹介のところを見ると、フリッカー機能をONにするとシャッターのレリーズラグがわずかに増える場合があるらしい。
するとやはり、露出測定時に蛍光灯の瞬きも検知して、(関東ならば)1/50よりも速いシャッター速度で撮影する場合には蛍光灯の瞬きの暗くなる瞬間とはぶつからないようにずらしてシャッターを切ると言うことだろうか?
連写でもしようものならば、微妙に不規則なシャッター音を聞かされることになるのだろうか???

D2を買った人にぜひレポートをお願いしたいところだ。

ちなみに、実際に撮影してみるとわかるが、1/50のシャッター速度ってけっこう長い(というか遅い)。だから、フリッカーレスにしたいのは山々だが動きが速い室内スポーツ撮影ではチャンスを逃がすよりは、フリッカーの影響を受けることを選択した方がいい気もする。

そのあたりが、フリッカーレスのON/OFF機能がつけられている理由かも知れない。

でももう一つ疑問が残る。

仮に連写するとしてもワンショットごとに露出を演算して調整するのが今のカメラだと思うのだが、だとすれば、露出をカメラ任せにしてしまえばそもそもがフリッカー問題は発生しないのか??

いやいや。

マニュアル露出でしか起こりえないのはフリッカー減少だけでは無く、屋外で太陽に雲がかかっても同じことだ。
謎は深まる。

いずれにしても、どんなに進化しても機械は機械だ。それを人間が如何に上手く使いこなすかどうかが大切なのだ。(´ー`)┌フッ