昨今、ネトウヨという言葉をよく聞く。
ネットで右翼的発言をする人をさすらしい。
先日のネットニュースで作家の百田尚樹が
民主党がエボラ対策法案の審議を邪魔している
とブログだか、ツイッターだかで発言したと書いてあったが、まだ審議入りをしていない案件に対して妨害も無いものだというのがその記事の内容だった。
うちわ辞任を引き合いに出すまでも無く、大臣というポジションに着いた人のあら探しをして引きずり下ろそうという中傷合戦はまいどのことである。足の引っ張り合いはうんざりなのはオイラも同感である。
ただ、その文章といい、結果的に勘違いによる先走った発言だったのを、これまた上から目線の発言で取り消しているのを見て、
この人どういう人?
と疑問に思い、検索してみた。
すると、この人はどうやら極右のネトウヨと称されているらしい。
小説「永遠のゼロ」の作者であることは知っていたが、ふーんという感じである。
永遠のゼロに関しても一時物議を醸したのを思い出した。
特攻隊を美化しているとか戦争を肯定しているという批判があったっけ。
それに対して、特攻隊を美化して悪いか!とか、特攻を美化したからと言って戦争を肯定していることにはならない!なんて反論をして居たっけ。
別にその議論に加わるつもりは無い。
あの作品に関しては、家族愛を描いたフィクションであると思うし、そういう思いで見ればよくできた小説だと思って居る。実際オイラは二度泣きしちゃったし・・・(^^;)
但し、過去のこの人の発言なんかをいくつか拾い読みすると、確かにかなり右より思想の人と思えてくる。
この作家の作品で「海賊と呼ばれた男」も読んでみたいが、この作家の人物評が最近気になってなかなか購入に至らないのだ。
フィクションの世界と割り切れば良いんだけど、予備知識無しでゼロを読んだときは問題なくても、今回はちょっと引っかかるんだよね。
はてさて。