先週末は北海道へ行っていたため、ご自宅シアターでの映画鑑賞はお休みだった。
まあ、そんな訳なので今回は見たばかりの映画の話では無く、むかぁ~し見た映画の話。
ロバート・デ・ニーロ主演の「ディアハンター」という映画を知っている人は多いと思う。いわゆる名作に分類されるはずだ。
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/14978/story/
オイラはこれを大昔、映画館で見た。
たしか4時間にも及ぶ超大作でもある。
もしもまだ見ていない人がいると困るのでネタバレの無いように書くが、ロバート・デ・ニーロがベトナム戦争の時の戦友を探し当て、ロシアンルーレットをするシーンがある。
成り行きでロバート・デ・ニーロと戦友は文字通り命がけのロシアンルーレットをすることになる。
戦友の番になり、自分のこめかみに拳銃を当てた時、彼が突然笑い出すシーンがある。
そのときの劇場の中を雰囲気を今でも覚えている。張り詰めたような緊張感でいっぱいだった。
だが、オイラはそのときつられるように笑ったのだ。
映画を見終わったあとで友人(おとこです)から、あのシーンで笑ったことを非難された。
あのときに友人には旨く説明できなかったので話はそれきりだったが、自分としては別におかしくて笑ったわけでは無いことだけはわかっていた。
今なら、あの時のオイラの笑いがなんだったのかを説明できる。
映画の中に引き込まれてみていたオイラは、こめかみに銃を突きつけて、笑い出した戦友の中に「狂気」を見たのだ。そしてそれに対する畏怖の念からつられて笑ったのだと断言できる。
久しぶりにまたみたい気がするが、4時間という長さに手を出しかねている・・・・(苦笑)
ついでに言うと同じ理由で「風と共に去りぬ」もDVDを持っているのだがいまだに見たことが無い。(爆)