御嶽山の噴火ですごいことになっている。
なにか自分にできることは無いのかと思って考えるが、下山できた方は医療関係者の支援があれば大丈夫だし、まだ下山できずに居る方たちを救援するのは自衛隊や消防がやっていて、素人の出る幕は無い。
ましてや既に心肺停止と伝えられている方々に対しては、冥福を祈ること以外にオイラができることは無い。
現地で救助作業にあたっている人や地域に対しての救援物資なども今回の場合は、特になにがということもなさそうだ。
何となく役に立ってあげたいという思いはある。
だが、それが自己欺瞞では無いという自信も無い。
せいぜい、自分の中の葛藤を恥ずかしげも無く書くことくらいしかできない。
それにしても相も変わらずの報道にはあきれる。
既に亡くなった方の親族や知人、友人への取材が何の意味があるというのだろう。
現地から救援作業の進捗を報道するのはいいし、無事なかたや不幸にして亡くなった方、あるいはいまだ行方不明な方の名前を報道するところまでは良いとしても、その周辺の人たちの神経を逆なでするような取材はどうにかならないものだろうか?
ましてや亡くなった方の人となりを知人に語らせる映像のどこに報道としての価値があるのか理解できない。
少し前の小学生の殺害事件でもそうだし、九州で起きた女子高生の同級生殺害事件もそうだった。
マスコミもここぞとばかりに朝日をたたいているところが居るけど、本質の部分では五十歩百歩だ。
ただ、数字がとれればいいというのが根本にあるに違いない。。。
なにもできない自分がエラそうに語ること自体も傲慢なことではあるのだが・・・