ネーミングの妙 | 木馬の四方山ばなし

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アップル再生の起爆剤となったiMac

当時からそのネーミングには感心していたが、その後の商品戦略を見ていて如何に優れたネーミングだったかということにあらためて感心している。
i
このひと文字で英語圏の人なら

Intelligence
Internet
International


などの言葉を連想するだろう。
日本語を理解する人なら、

という言葉も連想するはずだ。
結果として、iPhoneやiPadなどもその優れた商品力と相まって大ヒットし、完全にアップルを挑戦者から王者のイチに押し上げた。

・・・で次に来るのは
iWatch
というのがもっぱらのうわさだった。

アイ ウォッチ

うん、これまた絶妙な名前だ。
一度「i」という言葉でイメージ戦略を先鞭をつけることに成功したあとの展開としては合格点だろう。

ただし、そろそろ賞味期限切れ間近な感じもある。
ジョブズ亡き今、アップルは次の戦略をどのようにしてくるのか興味津々だ。それは単なるハードだけではなく、イメージというソフトとの両面に対する興味でもある。

・・・・とここまではアップルの新製品プレゼンの数日前に書いた。

そして蓋を開けてみると、iWachではなく
Apple Watch
というネーミングだった。

これはアップルがジョブズ後にむけて一歩踏み出したことを象徴していると受け止めた。
まあ、商品としてはアップル好き、iPhone好きにまずは受け入れられて広がっていくのだろう。 

今後のアップルには注目だ。