リンク先は少し前に掲載された日経新聞の池上彰氏の連載記事のひとつだ。
有料会員限定記事なので開けないかも知れない。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGH16009_W4A710C1000000/
記事のタイトルは「STAP細胞は悪魔の証明」である。
悪魔の証明と言われる、「存在しないことを証明すること」とSTAP細胞の検証作業が同義だという内容だ。
あることを証明するには存在を見つければいいのだが、無いことを証明するのは不可能であり、不毛な検証作業だというのが論旨だと理解している。
あらゆる手段を尽くして見つからなくても、いやまだあるかも知れないという議論を封じ込めることはできないからだ。
少し前に世界中で話題になった号泣議員の不正支出疑惑もそれに近いかも知れない。
空出張だったことを証明する、すなわちすべての出張で行かなかったことを証明するのはきわめて困難だろう。仮に天候などの理由で列車が運行していない日の請求があったとしても
勘違い、手違い、ミス
としてその日の分は取り消しますで終わってしまうのだろう。仮にその日に別の場所に居たことが立証されたとしても同じこと。すべてを偽りと証明し、法の下で責任を追及するのは不可能に近い。
何とも歯がゆい限りだ。しかも、野々村議員のケースなど氷山の一角なのは今更言うまでもないはずだ。県議、都議どころか国会議員のセンセー方も軒並み似たようなことをやっているのだろう。。。
それにしてもこのところ、STAP細胞関連の報道がぴたっとやんだな。さすがに自殺者が出てしまうと追求しにくいというところなのだろう。
明日、STAP検証の中間報告が発表されると言うがおそらく中身のなにも無いものだと予測している。
しかし、理研という組織もかなり胡散臭い。「理研」では無く「利権」と書いたほうがしっくりくるのでは無いかというのは誰もが思いつくブラックジョークだろう。
(´ー`)┌フッ