さよなら、パム子:愛・ふたたび | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

この間の週末、しつこくもう一度設定にトライしてみた。

というのも、そのときが唐突にやってきてしまったからだ。
そう、先週、ついに会社で使っているノートPCの入れ替えがあり、ついに窓XPから窓7になってしまったからだ。

ただし、幸いにして窓7プロの32ビット版だ。
ネットでの情報を見る限り、窓7プロの32ビットでならば動作したという報告は多い。


まずは自前のノートPCで足掻いてみた。かたや64ビットの窓7プロ、もう一方は32ビットの窓7プロ。

だが、どう足掻いてもシンクロソフトのドライバーを認識してくれなかった。orz

当然のごとく、貸与PC(窓7プロ・32ビット)でも駄目だった。orz

最後の手段としてリムーバブルメディアにパームデータを保存して使うパソコンにマウントさせてみた。
PC側のアプリ本体はメディアに保存されている状態でも何ら問題なく立ち上がる。
これを自宅、会社それぞれのパソコンにマウントさせたときにきちんと立ち上がってくれれば、一つのメディアにあるデータでPC側のソフトを使えるので、少なくともPC上でのデータの整合性はクリアできる。
最大の難関はシンクロさせることだが、自宅のXPマシンでメディアマウント状態のPCソフトが立ち上がればシンクロもできるはずだ。会社でのシンクロが出来ないので、ハンドヘルドへのデータ移管は出来ないが、社内ではノートPC本体を持ち歩き、帰宅時にSDカードを持ち帰れば、自宅のXPマシンでシンクロさせることは出来るはずだ。

だが、窓7で立ち上がるPCソフトをそのままSDカードに丸ごと保存して、それをXPマシンにさして立ち上げてみるが、なぜか立ち上がらない。
ならばとばかりにデータの核となる部分のみを移植してみたがやはりうまくいかず。orz



もはや万策尽き果てた。
いよいよお別れの時がきたようだ。


本格的にアナログでのスケジュール管理を覚悟した。


パム子よ、今まで本当にありがとう。(号泣)

だが、いろいろ調べているうちにシンクロ用のドライバーソフトで違うモノ(もちろん純正では無い)を見つけた。
会社用のノートPCではまだ試したことはなかったので、ダメ元でもう一度だけやってみた。

まずは今までインストールしたものをいったん削除し、クリーンにしてから改めてインストール。
そして、USBケーブルをつなぎ、デバイスマネージャーを起動した状態でPalm をシンクロさせてみたところ、シンクロソフトをうまく認識してくれた。(^_^)v
これはもしや・・・・

祈るような思いで再起動後に各部の設定を確認し、シンクロをスタートしたところ、なんと同期を始めたではないかっ!!

突然うまく言った理由は皆目検討がつかないが、これで職場で次々にくる会議の予定やToDoをいちいちパソコンを持ち歩かずともチェックできる。(^^)v
ポケットサイズのパム子さえ持ち歩けばスケジュールやアドレスなど必要な情報は即座に取り出せるのだ。(^_^)v

つらつら考えるに唯一、可能性があるのはPCとパム子をつないだケーブルだ。
自宅ではいつも充電機能とシンクロボタンを装備したサードパーティのケーブルを使ってPCとつないでいた。今まではこれで何の問題もなく動作しているので何ら疑う余地などなかった。

しかし、会社では純正のケーブルを使用していた。純正はUSBからの電源供給ではなくきちんとACアダプターが付属しているタイプだ。
あまりシンクロソフトのドライバーを認識するかどうかに関しては関係ない気もするが残る可能性の一つとしてあり得るとは思う。
自宅PCでも、もう一度足掻いてみようと思う。

いずれにしても一番ニーズが高かった会社でノートPCとシンクロさせることができたのは本当にうれしい。


今ではすっかり廃れてしまったが、こうしたPDAの便利さは一度使った人ならばわかるだろう。


そしてその後・・・・・


自宅で同じシンクロドライバーソフトをレッツノートJ10(窓7プロ・32ビット)に入れて、会社のPCでうまくいったのと同じ環境を再現し、同じ手順でやってみた。


すると・・・・・・


おっ!!!!

シンクロしたっ!!

スッげぇ、うれしい。


いやー、うれしい。そして感謝。。。
世の中には頭のいい人がいるモンだ。(^^)v

オイラと同様にPalmを手放せない人が居て、こうしたソフトを開発してくれることに心からお礼を言いたい。

さすがに64ビットのA4ノートだけは何をやってもうんともすんとも言わないが、会社のノートPCと自宅のレッツノートでシンクロできたのでそれで十分だ。(^^)v

あー、うれしいっ!!!