南国へ移住してからはBSを見られるおかげで時たま、BSフジのF1放映を録画して見ている。
もともとさほど入れ込むほどの興味は無い上に、レース自体が単調で退屈なので誰が勝とうが関心は薄い。(苦笑)
但し、今年は久しぶりに鈴鹿へF1を撮りに行くつもりなのである程度マシンに目を慣らす意味も有ってみている。
予選はある程度メリハリがあるのでまだ見ていられるが、決勝レースは2時間弱と長い上に、スタート直後とピットイン絡み以外には滅多に順位変動が起きないため、退屈だ。
それにマシンもかつての様に独創的なものは無くなり、今年のマシンはレッドブルチームのマシンをコピーしたかのようなものばかりだ。
開発費や運営費の抑制というのは正しい考え方なのかもしれないが、技術開発までも抑制してしまう今のかたちは、結果としては正解だとは思えない。それにDRSのように積極的に競争やオーバーテイクを生み出すルールもイマイチかなぁ。
なんか、スーパーGTのウエイトハンディルールのように本来のドライビングテクニックや技術競争以外の部分でレースを演出する手段に思える。
だから、スタートでトップに躍り出て数ラップの間、そのポジションを維持出来たら、あとはピットインの戦略以外では滅多に順位が変わらないレースにはあまり興味を持てない。
これはオイラがより興味を持ってみているMotoGPでも似たようなものだけどね。
その点に関して言えば、モトクロスの方がある意味おもしろいのかもしれない。
全日本で言えば、30分+1周のレースはヒューマンファクターが他のカテゴリーのレースよりも大きく、たとえ序盤で7、8秒のリードがあってもワンミスでチャラになるし、体力的に相当厳しいため、よほど強い選手で無い限り、安泰というレース展開は無い。
2015年からホンダがF1に復帰すると発表された。
ちょうど使用するエンジンのレギュレーションが大きく変更されるのにあわせての参入だ。
「1.6L+ターボ」というコンポーネンツはかつて常勝を誇ったときの「1.5L+ターボ」というユニットとどうしても結びつく。しかしレギュレーションは当時とはまったく違うし、KARSシステムなど回生エネルギーシステムなどの完成度の高さも求められるはずだ。
ま、レースの結果にはあまり興味は無いものの、レギュレーションが大きく変わるときには新しい発想による新しい技術が生まれるはずなので、その意味ではエンジンおたくとしては楽しみは増えると言ってもいい。
来週末はモナコGPだ。
忘れずに録画予約をしておこう。(^_^)v