南国の雪山事情については幾度となく書いてきた。
想像していたよりも、スノーボードは若い人にレジャーとして定着していることに驚いた。
そして南国に於いてもスキーヤーはマイノリティであり、しかも相対的にボードに較べるとオヤジが多い。
しかし、少ないながらもスキーをするの中にはかなり熱心に基礎系の練習をする人がいるのにも驚いた。
大分、宮崎、熊本、鹿児島あたりは県のスキー連盟を軸にいくつものクラブが有り、基礎の練習をしている姿を見かける。
但し、アルペン選手はかなり少ない。
少ないながらもジュニアレーサーの育成はそこそこやっている様ではあるが。もっとも各県共に小学生、中学生をあわせてもそれぞれ10名前後くらいしかいないようにも見える。(^^;)
関東、それもスキー場の地元ならば、ひとつのジュニアチームで最低でも数十名が当たり前であり、「県」単位であれば数百名がしのぎを削っている。
社会人にレーサーにしても同じ。
南国ではレジャーとしてあるいは基礎系での技術向上をめざしている若いスキーヤーは多少いるものの、アルペンをする若い選手はほとんどいない。
そしてもっと少ないのがアルペンボード。
スキー場でたまたまアルペンボードの人とリフトに乗り合わせたので話しかけてみたら、関西からの転勤族だった。(^^;)
やはりオイラと同様に昨秋に南国に転居してきたばかりで、滑れる環境を探しているところらしい。
だが、草大会はいくつかはあるが所詮人数が集まらないため、組織だってポール練習をする環境がほとんど無いのは、スキーもボードも同じらしい。
ま、関東に於いてもボーダーの方が客の数としては圧倒的なので、スキー場はポール練習にたいしてあまりいい顔はしない。アルペンスキーよりもさらに少ないアルペンボードにしても同じだ。
所詮は少数派のために一定のエリアを貸し切りにせざるを得ないため、競技志向のお客よりは、多数を占めるレジャーのお客、それもボードを優先するのは商売上やむなしとは言え、残念ではある。
ま、どっちにしても南国での練習環境は期待出来そうも無いな。。。