常套句と嫌いな言葉 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

最近のスポーツイベント、特にチャリティイベントなどを見ていて気になることがある。

出場選手へのインタビューで必ずと言っていいほど耳にするセリフだ。
「一生懸命プレーすることで、被災地の方へ勇気を与えられたらと思います。」

「思い切り頑張る姿を見せることでちびっ子たちに元気を与えられたと思います。」


いや、その志やよし。その部分にケチをつける気はない。しかし、
「与える」
という言い回しがどうにも気になる。

いや、気に入らない。

目線が高すぎる。
上から見下ろしてものを言っているのがどうにも鼻につくのだ。

日本語はさまざまな表現が出来る。上記の2例だって、たとえば
「与える」では無く、「分けてあげる」とか「一緒に元気になってもらえたら」とか、同じ高さの目線からの言い回しなんて何百通りだってあるはずだ。

誰かが言ったセリフをそのまま真似しているのかもしれないが、それは頭の悪さを自ら宣伝しているようなものだ。

オイラが大嫌いな言葉、
リベンジ(オイラはこんな禍々しい言葉を日常会話の中で平気で使う神経が理解出来ない。)
と同じくらい、聞いていて不快になる。

もう少し、言葉を選んで使って欲しいと思うのは考えすぎというものだろうか???