濃密な週末 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

金曜、土曜、日曜といろんなことをしたのでこの週末は、普段よりもずっと長い時間遊び歩いていた気がする。(苦笑)

軽く振り返ってみよう。

金曜は夕方仕事を早上がりして、都内へ。
キヤノンの主催するEOS学園という写真スクールがあるのだが、そのイベントに参加してきた。
初心者向けのカメラのいじり方教室や、画像レタッチ教室なんてものあるし、風景撮影とかテーブルフォト教室みたいなものまでさまざまなものがあるようだ。

オイラが参加するのは単発企画のスポーツ写真撮影会

参加と言ってもこの日は事前説明会という感じで、本番は今週末。
本来は観客席からの撮影すら禁止されているラグビーのトップリーグの撮影をする企画だ。今回は特別にピッチサイドからの撮影が出来るというので参加することにしたのだ。

フィールドスポーツは初めてなのだが、撮影機材をどうするか・・・・(悩)


講師の水谷たかひとカメラマンの作例を見る限り、35mm換算で100mm程度から望遠は500mmくらいのイメージかな。どういう絵を撮るか次第だけど、普段からチームに密着しているならともかく、1ゲームだけでの撮影だ。そこはなるべく欲張っていろいろ撮ってみたい。
但し、動きが予測出来るモータースポーツとは違い、どこに動くかわからないフィールドスポーツ。あまりギンギンに望遠で寄ってしまうと流れがまるで見えなくなってしまう可能性が高い。
そこで今のところの作戦はこんな感じ。

ボディはEOS1Dマーク3とマーク4の2台使い。
レンズは70-200f2.8ズームと300mmf2.8の2本。


いちおう保険として、1.4倍のテレコンも持参。

基本は手持ち撮影のつもりだけど、念のため一脚も持っていこう。
前半戦は手持ち撮影をして様子を見ようと思っている。ある程度プレイを追えるようならば、テレコンを入れて見ようと思っている。
それから手持ちでずっと構えているのがしんどいようならば一脚をつけるとか・・・

まあ、そんな感じでだいたいの撮影イメージは出来た。あとは天気とひかりの具合がどうなるかだが、こればかりは心配しても仕方ない。雨対策だけは忘れないようにしておけば何とかなるだろう。

それにしても写真教室ってのはどこもそうかもしれないが、年配の方が意外に多いし、くどい質問が多いので聞いていて疲れるなぁ。
講師の方々も大変だわ。(苦笑)
ま、今回はスポーツ撮影と言うことでそれほど高齢の人は居ないようだが。

土曜日。
このあたりは既報なのではしょるが、土曜の夕方から都内ホテルで部下の結婚披露宴。
オイラはクルマで行ったので一滴も飲まずにひたすら記念写真を撮っていた。仲間がうまそうに飲んでいるのを尻目にひたすらウーロン茶で我慢。でも料理は美味しかったのでよかったけどね。(^_^)v

午後7時半ころホテルを出発し、もてぎにほど近い、ビジホに移動。


そして昨日の日曜日。
ツインリンクもてぎで開催された、
トライアル世界選手権
の撮影だ。
毎年、日本ラウンドは土日共に決勝レースという、2レース制だ。
本来ならば土曜も撮りたかったが、今年は仕方ない。

それにしても冠スポンサーだった「ウィダー」はついていなかったなぁ。いつからだろう???

昨年からセクションの設定位置がこぢんまりとして、オイラの好きなドロドロの登りセクションが無くなったことあり、どこに行っても混んでいそうだったが、予想通り、スタート時間が近づくと結構な人だかりになった。
確かに混んでいるみたいだ。
土曜日から来ていた知り合いは、土曜よりも日曜の方が人が多いと言っていたっけ。

お客が多いので、あまりガツガツしていると思うように撮れずイライラしてしまいそうなので、
撮れたら撮るという感じでゆる~く行こう!
という気構えで撮影開始。

人が増えるほど、平坦な場所にあるセクションでは撮影がむずかしい。
最前列に陣取れれば別だが、それは無理。周りを見ると、脚立を持ち歩く人がかなり増えた印象だ。
オイラもクルマに脚立はあるが、持ち歩くのが邪魔だし、他の人の迷惑になるので、人垣の隙間を狙って撮るしかない。
だが平坦な場所では頑張ってみてもストレスがたまるため、いつものように基本は斜面を登って、上からあるいは横から撮影出来るポジションを基本とした。

斜面の足場が悪いところに長い時間経っていることになるし、上り下りも結構大変だ。
だが、下からの撮影では選手の後ろ姿ばかりになってしまい、思うような絵は撮れそうもない。

mimder

いろいろ不自由も多いが、それは他のアマチュアカメラマンも同じ。いや、プロだっていろいろ制約はある。

finish

プロはあまりセクションの奥まで入ってしまうと、選手を追っていくのに移動が遅れてしまうとか、終了間近では表彰式を撮らないといけないとか・・・
むしろ撮りたい絵を好き勝手に撮れる分、アマチュアの方が自由度が高いのかもしれない。

以前はトップ選手が来ると目の前にメディアが入りこんで撮れないことがあったが、今回はかなりお客さんに気を遣ってくれている感じで、そのような事は一度も無かった。(^^)v


そんな感じでまずは第1セクションから撮影開始。
トップ選手がオーラスで通過したあと、第2、3は飛ばして、第4セクションで撮影。
その後、5~7の岩盤セクションへ移動。
今年は上の方にも上れるようだったが、あそこまで行くと他への移動がかなり時間がかかりそうなので、パス。
第8セクションは難易度が高く、見る分にはおもしろいのだが、撮影ポジションがまるで無いため、例年通り、パス。

次は小川から岩を乗り越えて最後は急坂にあるコンクリのでかい段差を超えるセクション。第10セクションだったかな???

ここの斜面の上の方で撮影。かなり足場が悪く、気を抜くと落ちそうだ。(苦笑)
ふとコースの反対側を見るとカメラ仲間の野武士さんがなんと
ゴーヨン
をつけて撮影している!!

トライアルで、しかも足場の悪い斜面で長玉を振り回している人は初めて見た。(驚)
あれだと、セクションIN直後の小川から上がるところを「抜ける」だろうなぁ。
水しぶきを上げながらフロントアップするカットはなかなか良いだろうなぁ・・・

そんなことを思いながらも自分の機材で狙えそうなアングルを探して撮影を続けた。

お次は第12セクション
今回のエリアで一番高い位置にあるセクションだ。
ここまで登ってくるのは大変だが、木陰なのでついてしまえば涼しくて快適。(^_^)v
但し、到着が遅くトップ選手は大半が通過した後であり、しかも人垣が出来ているので、撮影はかなりむずかしい。少し撮ったものの早々に退散。

その後は、第13、14セクションのトライを遠目にながめ、第15セクションを人垣の隙間から少しだけ撮影。

これでひとまわりしたことになる。しかし、選手たちは間を開けずに二巡目に入る。

当初の作戦では、まったり撮影なので、ここでドラサロに行き、いつもの
限定メニュー「フジガスカツカレー」
を食べる予定だったが、お昼をだいぶ過ぎていたし、それよりも何よりももっと撮りたい気持ちが勝っていたので、そのまま2巡目に突入!!

第1セクションを朝とは違う場所でトップ選手のラスト3名ほどをなんとか撮影。
その後のセクションは通り過ぎながら、岩盤セクションを下から数カット。

そして選手の先回りをするために一気に第12セクションへ。

途中、第11セクションで撮ってみようかと迷ったが、ここは日当たりがよくドピーカン。しかも谷間の比較的単調なセクションのため面白味に欠けると判断し、パスした。

こんどは早めの到着だったため、木漏れ日が逆光となるポジションを確保できた。(^^)v
ジュニアの選手を撮りながらセッティングを確認し、トップランカーたちを待つ。

トライアルの撮影は、ロードレースやモトクロスと違い、一発勝負だ。
強いて言えば、全部で15あるセクションを5時間以内に2ラップするので、それぞれのセクションで撮影チャンスは2回ずつある計算になるが、選手はバイク移動なのに対し、観客は徒歩移動。
すべてのセクションで見ることすらむずかしい。
さらに撮影ポジションを確保しようとするならば、少し早めに先回りが必要となるため、ますます撮影チャンスは少なくなるのだ。

section

土日撮影出来るときならば、二日間で狙うセクションを変えたり、ポジションを変えるのだが、今回は日曜だけの撮影だ。

そんなことも有り、だんだん「撮りたい撮りたい」という気持ちが出てきて、結局、9時前に待機を始めてから、

昼ご飯も食べずに 午後
4時半に表彰式が終わるまで、ずっと選手を追い続けてしまった。(^^;) 
幸い、合計1リットル分の飲み物は持っていたのでそれで何とかしのぐことは出来た。(^_^)v

撮っていて、手応えのあるカットはほとんど無かったので「あがり」はショボイかもしれないが、それでも2年ぶりのトライアル撮影は楽しかった。
それに短いとは言え、選手を追いかけて山道を結局2ラップしたので上り下りのあるコースを約7km位は歩いたことになる。
このところ、週末ごとに負荷をかけてきたおかげでもう膝まわりは痛まないし、熱を持つこともなくなったようだ。
リハビリは95%まで来ていると言っていいだろう。(^^)v

しかし、太股と尻の筋肉がつりそうなくらい悲鳴を上げていたけどね。(苦笑)
筋肉おちてることをあらためて実感。orz


午後5時前にもてぎを出発し、帰路についた。
常磐道ははじめは順調だったが、友部の手前の電光掲示板によると

谷和原-流山間・事故渋滞11km
所要時間230分っ!!


とあった。orz

どうしてあのあたりって必ず事故る馬鹿が居るんだろうねぇ。
ヽ(´ー`)ノ ハア

だいたい高速の渋滞情報の場合、所要時間はかなり多めにさばを読んでいる事が多いように思う。実際に突入しても、半分から3分の2くらいの時間で抜けられることがほとんどだ。特に常磐道と東名はその傾向が強いと思う。
しかしそれにしても予想時間が4時間弱とあっては半分としても2時間。
渋滞ポイントが近づいてからではパーキングエリアも混雑するため、かなり手前のパーキングに入り、少し寝ることにした。

近くに派手なクルマが止まっていた。

hero

戦隊ヒーローもののアトラクションのスタッフの移動車のようだ。
寝る前に食事をしようと軽食コーナーに行くと、スタッフやキャストと思しきにーちゃん、ねーちゃんが券売機の前でぐだぐだ迷ってる。
後ろに待っている人がいるのにお構いなしだ。
おめいら、あたま悪いだろっ!!
のどまで出かかった言葉を飲み込み、食事をしたらクルマで仮眠だ。

窓枠に脚をかけて寝る。窓は全開のまま。(笑)
かなり行儀が悪いが、脚を高くすると楽なのよ。もうこの時点で太股は筋肉痛全開だったし。(^^;) 

1時間も寝たら、渋滞に突入だぁ~と思っていたものの、結局、2時間も爆睡していた。(爆)
よっぽど疲れたんだなぁ>おいら

ま、そんな感じで走り出した頃には渋滞は跡形もなく、午後10時に帰宅。

cafe

さすがに画像データを見る気力無し。(^^;) 

来週はラグビー撮影なので画像を見られるのはいつの事やら・・・・バキッ!!☆/(X_X)